イラストコラム・美キッズを捜せ!

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今回のコラムでは、同性の私がグッとくるキッズ世代の女の子バトラーを、動画とイラストでご紹介します。ご紹介するのは、みやかさん、Shizukuさん、Ringo Winbeeさん、KANUさんです。

みやか

私が生まれてはじめてファンになったキッズダンサーが、このみやかさんです。
現在中学三年生。スタイルはWAACK。昨シーズンはDANCE@LIVE2014 KIDSでベスト4まで勝ち上がりました。2011年度は準優勝。長く活躍している実力派です。

所属は、兵庫県三田市にあるダンススタジオブリリアント。
私は学生時代に兵庫県三田市でアルバイトをしていました。山を切り開いて作られた住宅地である三田市は、緑あふれる良い街。恐竜の研究は盛んだし、立派な博物館はあるし、パティシエ エス コヤマのケーキはおいしい。そんな街のご出身なので、魅力的でないわけがない。

1_miyaka

みやかさんのダンス、キャラクターともに感じる魅力は、しなやかなお姉さんらしさ。
スタジオのSNSなどにアップされた写真を見ると、先生として子どもたちに慕われているすてきなお姉さんだと感じます。
涼しげな目元をした表情や、佇まいも大人っぽいです。
そしてダンスでは全身で思いっきり喜怒哀楽を表現します。その姿に、大人の女性のような感情の豊かさ、迫力を感じます。

DJがランダムにかけた曲に対して、即興で踊るダンスバトル。
動画はDANCE@LIVE2014セミファイナル。当時のキッズ界の女王・YUMEKIさんとの一戦。1曲目後攻で飛び出すみやかさんの表情がとてもいい。
二人とも同じWAACKスタイルだけに、この戦いは対照的な個性が光りました。
この日のみやかさんの衣装は、リトルマーメイドのアリエルをイメージした物。裸足でのびやかにフロアを駆け回るみやかさんが、好奇心いっぱい海を泳ぐアリエルならば、黒い衣装に身を包み、強い存在感のYUMEKIさんは、美しきマレフィセントといったところでしょうか。
1:35〜で天を仰ぐみやかさんが、空に向かってエネルギーを放出するようでとてもかっこいいです。対するYUMEKIさんからは、じわじわと空気を振動させているような威圧感を感じます。こういうところも対照的だと思います。

1:58〜でヒステリックなくらい感情を出すみやかさんが熱い。この感情表現は女性ならではだと思います。3:37〜からは、HOUSEダンスも飛び出します。

今シーズンは受験のため、バトルに関しては控える方向のようですが、受験が終わって戻ってきたときに「おかえり」と言わせてほしいです。

Shizuku(potential)

私は本州に生まれ育ったので「北の大地にはきっと何か特別なものがある」という漠然とした憧れを持っています。
次にご紹介するShizukuさんは、北海道出身の中学三年生。
くりっとした目をしていて、笑ったときの口の形がきれい。踊っているときの表情が明るく華やかで、見ていてとても清々しいです。
バトルでは、キッズ、一般問わず実績があります。DANCE@LIVE 2013では国技館のメインステージに立ちました。LEDビジョンに彼女の表情がアップで映ったとき、私の隣の枡席で女子高生が「あの子かわいくない!?」と驚きの声をあげていたという出来事は、私の中で伝説になっています。

2_shizuku

ダンスはパワフルなWACCKスタイル。
WAACKは女性的な雰囲気を感じるダンス。キッズダンサーでWAACKを武器にする子は数多いですが、その中でShizukuさんには、ダンスの中で時々見せる、中性的な表情に魅力を感じます。
対戦相手を見る時のらんらんと輝く目や、たまに入るいたずらっぽい動き。そういう瞬間、Shizukuさんが無邪気な少年のように見えます。そこに彼女精神的な軽やかさ想像し、「すてきだなぁ」と思います。

2曲目『I’ts Raining Men』は、バトルに限らず聞くと気分が盛り上がる曲。そこでShizukuさんのダンスが爆発します。
3:57〜で得意げな顔でクラップするのがチャーミング。4:04〜の動きが男の子みたいで、楽しそうに踊っているを感じます。かと思えばその直後の4:07〜で、吠えるように拳を振りながらかがみ込みます。この感情の振り幅がすごい。

2曲目は、珍しいShizukuさんのLOCK。LOCKとWAACKの混ざった渾身のムーブにパッションを感じます。

そんなShizukuさんに2014年7月22日事件が起こりました。納豆を食べようとしたところ、パッケージの中身が空っぽだった!? この事件はTwitterで数千RTされたものの、本人は「納豆で有名になってもね〜〜〜」とご不満な様子。

特別な出来事が起こるのは、特別な人間だという証拠。きっといつかダンスでも有名になれますよ!

Ringo Winbee(よっ!そらりんご)

初めてRingo Winbeeさん(以下:Ringoさん)を見たのは、バトル会場でした。佇まいに哲学的なものを感じ、ダンスを見る前から「この子はどんなダンスをするんだろう」と興味を持ちました。
落ち着いた雰囲気があり、形のいいおでこから知性を感じます。
Ringoさんは神奈川県出身の小学五年生。ジャンルはPOP。精力的に全国各地のバトルに出場しています。

Ringoさんは、バトルによく決まった服装で登場します。パリッと白いシャツを着て、ジーンズを履き、黒いハットをかぶる……これが彼女のトレードマーク。
もともと落ち着いた風貌の上、ハットにシャツを合わせたスタイルなので、小柄な小学生の女の子なのに、とても渋い印象を受けます。そこがかっこいい。そのかっこよさはダンスにも表れていて、動きの一つ一つに深みを感じます。

3_ringo

ダンスのバトル映像を見ていて、動きの中に「きっとこの音を拾っているんだ」というのを見つけると、鑑賞の楽しみが増すというもの。
1曲目は細かい音を足で拾っているのが、見ていておもしろいです。
0:47〜で、音に合わせて後ろに転んだような足運びをします。0:59〜では細かい「♪チキチキ……」という音を足で拾っているように見えます。どちらもさり気ない感じが渋くてかっこいいと思います。
2曲目3:40〜でハットが落ちますが、冷静に踊り続けます。ハットを持って踊る手の動きが、どの瞬間もきまっています。

ソロのRingoさんもいいですが、同じ小学五年生のソラキくんと組んでいるチーム「よっ!そらりんご」でのダンスも、また違った魅力があっていいです。
落ち着いた雰囲気のRingoさんと、天真爛漫なソラキくん。異なる個性の組み合う名コンビ。
JUSTE DEBOUT JAPAN 2014日本予選HIPHOP部門では、大人もエントリーする中ベスト8まで進みました。長身のoSaamさんとの身長差がすごい。
ダンスがうまいのはもちろんすごいですが、何よりも二人で踊っている姿が楽しそうで、キッズならではの魅力も感じます。

女の子のキッズではPOPPERは少数派。少数派だということは、自分の道を歩いているということ。自分の道を歩いているということは、きっといろんなことを考えるということ。それが、彼女の背中に哲学を感じる理由の一つかもしれません。

KANU(ONPARADE)

私は北陸の田舎に生まれ、特に何かに一生懸命になることなく、毎日田んぼを見てぼんやりと育ちました。なので、若くして注目され、他人の評価を受けながら、都会で最前線を走るというのは、一体どんな気持ちなんだろうと思います。
最後にご紹介するのは、キッズダンスカンパニーARKSTARの看板娘、KANUさんです。

4_kanu

KANUさんは中学三年生。個人やチームで、バトルやイベント出演に大活躍。
女の子なら誰もが憧れる手足の長いスレンダーボディに、清潔感のあるルックス。彼女が踊るHIPHOPは、女の子だけど王子様感があってかっこいい。少女漫画雑誌でいうと「花とゆめ」あたりでは。
階級制度のあるARKSTARで、最上階級であるSUPER STARに属しているKANUさんには、トップを走るにふさわしく、ダンス以外でもカリスマ性を感じます。

プライベートの趣味はカメラ。SNSに空の写真をたくさん投稿しています。そこはいかにも年頃の女の子らしいところですが、その写真が驚くほど美麗!
中学生にして本格的なカメラに触っていて、レンズにもこだわりがあるようです。写真から感じる彼女の美意識の高さやアートな感性は、ダンスにも通じていることでしょう。
ダンス以外の趣味にも意欲的に取り組む余裕。Twitterで安易にスパムや広告の類いをリツイートしたり、ネガティブなツイートをしない隙のなさ。エリートですね。

清潔感のある白のパンツルックでクールに踊るKANUさんに、王子っぽさを感じます。
1曲目はロックぽい曲調。底抜けの疾走感が、未来明るいキッズのバトルにぴったり。
曲の冒頭である0:12〜からの数秒間の、どんどんダンスモードに入っていくKANUさんを見ると、「戦いが今から始まるんだ」とワクワクします。
『HA DI KA』の歌詞に合わせて体をゆらすKANUさんがかっこいいです。
2:07〜で体を深く沈めるところが、ガッツリと音にはまっています。長い手足がダイナミックな動きに映えます。

この会場である「J Pop Cafe Shibuya」は、明るい自然光が入るので、私の好きな会場の一つです。

全身黒のスウェットでも、どこか品の良さを感じます。しかし踊りはいかつい。
1:44〜で、体を丸めて蹴りをを入れるところがかっこいいですね。
2曲目で、LOCKERのもりもり君が笑顔を交えてユーモアたっぷりで踊るのに対し、KANUさんは表情はクールに、一方体は、大きく背中を揺らし情熱的に踊ります。下からのアングルなので、KANUさんのうねる背中がよくわかる。同じ曲なのに個性の違いがおもしろい。

同世代の女の子の支持も厚いKANUさん。気持ちはすごくわかります。私も、同世代の女の子として、KANUさんのダンスに黄色い歓声をあげたかったです。


熟練した大人のダンサーのバトルも見応えがありますが、キッズのとりわけ女の子というのはまた違った魅力を感じます。
私が同性だから女の子を応援したくなるというのもありますが、彼女たちの存在が他のスポーツ(ダンスをスポーツに分類するべきか否かは置いておいて)と比べた時の、ダンスバトルのユニークな点だと思います。

たいていのスポーツは、年齢や性別でエントリーが分かれます。
ダンスも一応キッズ部門がありますが、ないバトルもあります。ほとんどの大会は男女区別せず戦います。
なので、十代の女の子が、体格差のあるの成人男性と一対一で戦って、負かしてしまうということがしばしば起こります。
ダンスバトルを見る前、そんなのは格闘ゲームや漫画だけの話だと思っていました。それが現実にも起きていることだと知った時、私はとても感動しました。

もともと、ダンサーはおしゃれのうまい方々ばかり。ルックスに、ジャンルや本人のキャラクターが表れていて個性的。キャラクターの濃い人たちが次々に登場し、人間離れしたかっこいい動きで、音にはまった必殺技を繰り出していく。それがまさしく格闘ゲームみたいだと、初めてダンスバトルを生で見たときに思ったものです。
こんなに見ていて爽快なものはありません。

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ストリートダンスと女性アイドルの熱いファン。
サークル・KAFLY(http://kafly48.minibird.jp/)で女性アイドルのミニコミ誌を定期発行しています。今一推しのアイドルは東京パフォーマンスドールの橘二葉ちゃん。
苦手な食べ物はなすびとマンゴー。

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