【カリスマコラム#2 】『アジアヲツナグ』

株式会社アノマリー,代表,カリスマカンタロ

今日は先日開催されましたマンダムさん主催のダンス大会『GATSBY DANCE COMPETITION』について、今までの経緯これからも含めて自分の考えと一緒に書きたいと思います。

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通称『GDC』と呼ぶギャツビーダンスコンペティションは今年で8年目を迎えているアジア大会で、昨年までは学生のみ参加可能でした。
今年から学生という制限が無くなり15歳〜25歳が参加可能で更には人数も5人まで参加できるという魅力ある大会に成長してきました。
そして何より一度参加したダンサーから、そのホスピタリティーの高さをよく耳にします。

元々この『GDC』を始めるキッカケは9年前に遡ります。

主催のマンダムさんはアジア中に会社があるのですが、横断的にプロモーションを行いたいと考えそれぞれの国や地域でマーケティング調査をしたところ若い世代ではダンスが盛んだということがわかります。
ダンスは言葉が要らないのでプロモーションの側面でも選ばれたのでしょう。
そんな中弊社主催の 『DANCE@LIVE』を両国国技館まで視察に来られます。
そしてその時にご挨拶をさせて頂いたのが、先日も審査員を務め自らジャッジムーブをカマしたマンダムジャクソンこと香川さんでした。

ダンスの熱量で心も動かされ(結果踊ってるので体も動かされましたね)、すぐにオファーの話がやってきます。
僕は本社にてマンダムさんがダンスの大会をアジアで展開したいことを聞きます。
しかしながら最初の企画は企業コンテストにありがちないわゆる商品のプロモーションメインのダンス大会でした。
企業としては当然商品プロモーションにならなければやる意味はありません。
ですが、僕はその打ち合わせの際に例え話で長崎『カステラダンスコンテスト』の話をしました。
コンテスト中にカステラを使わなければならない大会です。
そこでカステラを食べたらパサパサするわ喉が乾くわ、むしろカステラが嫌いになりますとw
僕はそうしたくないです!それなら弊社はやれません!と。
その時に、むしろダンスのカッコいい部分をそのまま応援する!それがギャツビーなんだ!というストーリーが生まれます。
マンダムさんには本当にダンスのことをご理解頂け、今も尚アジアでダンス大会を主催して頂いています。
本当にありがたいお話です。
聞けば、今アジアの若者の中での『GDC』の大会認知度は高く、日本での決勝大会に行ってみたい!と毎年参加チームは増えてるということです。

僕は過去8年の間で沢山の国と地域に呼んでいただきました。
そのどの大会もマンダムさんのスタッフが汗水垂らしながら知らないダンスのカルチャーを勉強して笑顔で楽しんで創ってくれています。
そして、その輪は年々大きくなり交流も沢山行われています。

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『GDC』は『交流』がテーマです。

参加したダンサー、主催者、関係者、スタッフ、みんなで交流をすることで次に繋がっていくという素敵なテーマです。
SNSが発達した今では大会を通してアジア中で友達ができて交流が深まっています。
僕自身アジア中に沢山の友達ができましたし、パートナーと呼べる仲間もできました。

イチ企業がここまでダンスを愛し、継続してもらえてること自体が喜びですし、その意思に少しでも恩返しがしたいと思いながら毎年運営をさせて頂いています。
毎年若干の調整を行いながら開催をしていますが、今年は国の事情でフィリピンが参加できませんでした。
来年は増えるのか、まだわかりませんが、これからもマンダム社が成長していくにつれて参加国も増えていくかもしれません。
僕としては精一杯自分ができるサポートをし、繋ぐお手伝いができればと思っていますし、何よりダンスのパワーを信じています。
まずは関係したすべての人が楽しんでもらえるようにプロデュースしていきたいと考えています。

今回優勝した韓国代表のチームは4月24日に開催します『DANCE@LIVE JAPAN FINAL』両国国技館にてメインステージで踊ります。
大会の審査も他大会とは違い、ダンス力50点、センス50点です。
ダンスが上手いだけでも勝てない大会ですが、それがまた他とは違った魅力になってきています。
優勝チームがどのようなSHOWをしてくれるか楽しみです。
また、来年はどこが勝つのか?韓国が史上初の3連覇なのか?この記事を見て気になる方は是非会場に遊びにきてください。
笑顔になって帰れることを保証します。

今現在もダンスに関わる企業が沢山出てきています

目に触れる機会も多いです。
ダンスが流行っているから関係を持つのはいいことです!
その流れの中で、流行りに隠れているダンスの他の魅力に気づくことができればその企業はダンスと深く関わっていくことができると思います。
SNSがこれだけ浸透し、ネットで世界が繋がっている今、これからはコミュニティーが重要になってきます。
そのコミュニティーの重要な1つになるダンスという領域において、決して流行りだけではないお付き合いを望みます。
昔遊びだったコミュニティーが大きなマーケットになってること、沢山ありますよね?
ダンスにはその力が、潜在力が沢山秘めらています。
それぞれがそれぞれの立場でできることで、よりよい環境ができればと思います。
 
JAY&BEE GATSBY DANCE COMPETITION
 
カリスマカンタロー

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