ダンス経験者が解説!振付の作り方とは?【初心者向け】

学園祭や文化祭、結婚式の余興などの振り付けの作り方をダンス経験者がレクチャーいたします。 ダンスの振り付けの参考になる動画や、おすすめの音楽もお届けしますのでぜひ参考にしてください。

学園祭や文化祭、結婚式の余興など、ダンスを踊りたいけれど振り付けが考えられない…。
そんな経験はありませんか?
実は、振り付けを考えるにはちょっとしたコツがあるのです。
まず何から手を付けるべきか、詳しくご説明するのでぜひご参考にしてください!
あわせて、ダンスの振り付けの参考になる動画や、おすすめの音楽もお届けします。

ダンスの振り付けを考える手順とは?

まずは、振り付けを考える手順をご紹介します。
ダンスの振り付けは、単にダンスを考えればよいというわけではありません。
そこで、ダンスの振り付けを考える際に必要な事柄を順を追ってご紹介します。

①誰に向けて踊るのか明確にする

まず、振り付けを考える前に“誰に向けて踊るのか“を明確にしましょう。
誰に何を伝えたいのかはっきりさせることで、振り付けが大きく変わってくるのです。

②踊る場所を明確にする

誰に向けて踊るのかはっきりさせたら、今度は踊る場所を明確にしましょう。
路面状況や広さによっては、振り付けや構成を変えなければならない状況が出てくるのです。

③使用する曲を選ぶ

次は、使用する曲を選びましょう。
選曲によって、ダンサーやチームのイメージが決まるといっても過言ではありません。
そのため、数日~数週間ほど選曲に費やすのがベスト!

洋楽か邦楽か、流行りの曲か有名な曲か、はたまたオリジナルソングなのか…。
おすすめなのは「歌詞入りの曲」です。歌詞入りの曲を選ぶことで、歌詞に合わせた振り付けを考えることができます。

④振り付けの参考になる動画をチェックする

それでは、本格的に振り付けを考えていきましょう。そうは言っても、ダンス未経験者さんや初心者さんなら何をどう動かせばカッコよく見えるか分からないと思うので、まずは振り付けの参考になるMV・PV、振り付け動画をチェックしてみましょう。

⑤鏡の前で動いてみる

動画で参考になる振り付けを見つけたら、今度は実際に鏡や窓の前で動いてみましょう。できるだけ、座って動画をチェックしている時間よりも、実際に体を動かす時間が多くなるように工夫してみて!それが、振り付け完成への近道です。

⑥振り付けを動画で撮影する

振り付けを考えたら、すぐに動画に撮影しましょう。少し恥ずかしいですが、思っている以上に振り付けは忘れてしまうことが多いのですぐ撮っておくのは重要ポイントです。

ダンスの振り付けのコツ5選!

ここまでダンスの振り付けを考える手順を説明してきましたが、ここからはダンスの振り付けを考えるコツをご紹介したいと思います。コツを掴んでしまえば、振り付けへの苦手意識が少なからずなくなるはずです!

1.左右で同じ動きを繰り返す

振り付けが思い浮かばないときは、左右で同じ動きを繰り返すことで対処しましょう。

右側で行っていた動きを左側でも同じように繰り返すことで、余っていたカウントが埋まるとともに、その振り付けをより印象的なものにすることができます。

2.構成を工夫する

ダンスでいう構成とは、ポジショニングや移動経路を意味します。構成を工夫することで、同じ振り付けでも違った印象を与えることができるのです。
円になったり、三角になったり、縦に並んだり…。構成をノートに書き出して、動きのある作品に仕上げましょう。

3.縦と横の動きを交互に入れる

縦と横の動きを交互に入れることによって、作品に躍動感が生まれます。

縦にジャンプをしたら、次はステップで横に移動しましょう。これは、ポーズを決める際にも同じことが言えます。手を上げたり、伸び上がったりして体の縦のラインを意識したポーズの後には、腰を低くしたり座り込んだりして、横のラインを意識したポーズをすると大きく見えてGood!

4.振り付けを詰め込まない!

振り付けを考えるときは、1カウントに1つの振り付けといったように詰め込む必要ありません。むしろ、必要なのは足し算ではなく引き算なのです。

ダンスの振り付けを詰め込みすぎると、1つの振り付けをきっちりと踊ることができなくなります。そうなると、観客に伝える力も弱くなってしまうのです…。振り付けは、カウントに対して「足りないかな?」と感じるぐらいで十分なのです。

5.音楽の裏に隠された音を聞く

音楽の裏に隠された音を聞くことで、曲にマッチしたリズムの取り方ができるようになります。メロディーの奥に隠された楽器の音や声は、その曲を形作る大事な要素なのです。
静かな場所でイヤフォンを使用して聞くことで、新たな発見が得られるかもしれませんね。

次は、ダンスの振り付けの参考にしたい動画をご紹介します。観客に与えたい印象別に分けてみたので、ぜひ最後までご覧ください♪

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