【Dewspeak vol.07】ヒップホップ重要年代 90’sを駆け抜けたヒップホップダンサーIMAEDA NAOKI

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ダンスシーンの推移について

TAKUYA
ステージを降りたのが90年代後期。ただその後もシーンは見てましたか?

IMAEDA
ショー辞めた後もスクールはやめないでやってたし。ステージでやめたけど踊りはやめてないよっていう。20年前だね、ちょうど。

TAKUYA
97年。

IMAEDA
そうだね、そのぐらい。スクールもその後2、3年やってたかな。俺デザインの仕事をちょこちょこやりはじめたのが、1999年とかから。

TAKUYA
1999年、それくらいからまたシーンが変わってきたじゃないですか?どう見えました?

IMAEDA
トレンドじゃなくなってきたなーっていう感覚かな。音的に。あ、けどそもそもそれは、93年のときに既に思ってた。

TAKUYA
早すぎません?

IMAEDA
92年にNY行くじゃん、今と似てるんだけど、そこら辺ドレッドだらけなの。で93年に行くじゃん、スキンヘッドだらけなの。

TAKUYA
へー。

IMAEDA
オニキスみたいな。当時からハードコアみたいな人っていたんだろうけど、92年まではそっちよりネイティブタン(Native Tongues)、ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)とかそういう方が主流に見えた。

TAKUYA
シティー派ですよね。

IMAEDA
そう、なんか洒落てんなみたいな。
だけど93年から様子が変わっちゃったの、ドレッドだらけだったのがスキンヘッドだらけで。92年はクラブに行くと、ドレッドの奴がそこら中で踊ってんの。しかもエリートフォース以外の知らない奴らもみんな結構うまいのよ。
それが93年になると、髪型もそうだしファッションもそうだし・・・。

TAKUYA
IMAEDAさん的にはがっかりだったんですか?

IMAEDA
へー急に?みたいな。1年も経ってないからね。
で、やってる人もいるんだけど、全然踊ってないのクラブで。

その時思ったのが、今まで俺がやっていたラバーバンドみたいなダンスを踊る曲調じゃないのが流行ってきたなと。
ウータン・クラン(Wu-Tang Clan)、ナズ(Nas)、ノトーリアス・B.I.G.(The Notorious B.I.G)とかその辺。
あくまで個人的にだけれど、曲調的にダンスしてるのが面白くなかった。

TAKUYA
それからIMAEDAさん的にはずっと続いていくという事ですか?下り坂ってことですか。

IMAEDA
ウータン、ビギーとかも曲としては好きだけど今までのダンスという意味では、下降線かな。

TAKUYA
今2017ですもんね。あれから20数年。ダンスシーンは見ていたんですか?
ダンス好きだからちょっと見ようみたいなのはあったんですか。

IMAEDA
うん。

TAKUYA
初めてIMAEDAさんとちゃんと喋ったの2010年の「THE ABSOLUTE」なんですけど、2010年にして、つまりステージ降りて10年以上経っていたあの場にいたってとですもんね。

IMAEDA
そう。君らのショー見て声かけた時だよね。

TAKUYA
話しかけて頂いて吃驚しました。

IMAEDA
あの時ショー見てかっこいいなって思ったんだよね。

TAKUYA
IMAEDAさんが人のこと褒めるってあんまり聞かないので、吃驚したのを覚えてます。

IMAEDA
あんま褒めないね。
YO-SINっていうのが俺の生徒なのよ。一番最後までスクールにも来てくれてた奴で。
あいつは凄いんだけど、あいつの踊りはあんま褒めたことない。

TAKUYA
近い人に程言わないものですよね。

スタイルについて

IMAEDA
ただ今言ってたYO-SINとかはメインストリームなスタイルをやってるじゃん。俺が現役だとしたら同じように一番流行ってる曲で、流行ってる踊りをやってる。
そうすればモテるし、センスもいっぱいつくし、あれこそだよなーって思う。

TAKUYA
流行ど真ん中。

IMAEDA
そうそう、いろんな正解がある中で、今なんてパソコン一台あったらなんでも知れるじゃん。
そんな状況で、ダンスもいっぱい選択肢あるじゃん。
YO-SINやKEITA達的なことをやるかな。

TAKUYA
なるほど。その意見は一方で納得、しかしもう一方で意外とも思いますね。
て言うのもIMAEDAさんが当時やっていた行為自体は捉え方によっては確かに今でいう渋谷系の人達のスタイルで、つまり最先端を輸入してそれを体現するっていうスタイルで。
しかしながらもう一方の捉え方では90’sの時代の音と踊りの本質的な部分というか、質感そのものが好きだったらそれら本要素を残しつつの独自の発展もあるのかなと。で僕はIMAEDAさんが今ダンスやってたらどっちなんだろうってずっと思ってました。

今のメインストリームな音と90’sの音って勿論全然違うんですが、さっき言ったような90‘sの音の質感を残しつつ進化している現在のビートメーカーの連中が作っている音もいっぱいあるじゃないですか。モテるモテないは別として(笑)。
でそういった音に対してダンスも自分なりに進化させたある種のオリジナリティを創っていく事もできるじゃないですか。ていうか世界の現在の特にバトルシーンとかの主流はそっちなんです。
IMAEDAさんは今言ったようなあの時の質感そのものが好きだったんじゃなくてただただ最先端が好きだったってことですか。

IMAEDA
完全にそう。

TAKUYA
なるほどー!
あくまでたまたま出会っただけで、あの時代90’s的なグルーヴィーなスタイルにめっちゃ惚れこんだわけではないって事ですか?通りすがり的にただ出会っちゃっただけ的な。

IMAEDA
そうかもしれない。当時は、90’s的なグルーヴィーなスタイルとも思ってないしね。

TAKUYA
それにしてはめっちゃ極めてましたよね。

IMAEDA
それが当時は好きだった。ハマってたからね。

TAKUYA
今では、あのスタイルや音とは言わなくてもあの感じいいなーとか無いんですか?

IMAEDA
全然ない。

TAKUYA
少し悲しいですね(笑)。

IMAEDA
全然ないな。たとえば、90年代その時踊ってた曲がかかるとするじゃん。
音を聞いてるぶんにはいいよ。当時こんなんだったよなって、ちょっとはやるけど、でも踊るのは恥ずかしいし、できない。過去のものだしね。
後悔はしてないし、それがなきゃ今の俺はないからね。

TAKUYA
では間違っても今はステージに立とうとは・・・。

IMAEDA
やめてくれっていう感じ。そんなお誘いはしてくれるなと。

TAKUYA
けどたまにありますよね。

IMAEDA
ある。この前のMO’PARADISEの20周年の時も言われてさ、酔っぱらって言い合いになっちゃった(笑)。有難いけど恥ずかしさが乗った踊りはできないよ、やっぱり。
仮にやるんだったら、恥ずかしさのない状態にならないと。

TAKUYA
しかも当時的な事はやらない。

IMAEDA
そう。やるなら流行りの音。

音楽の話

TAKUYA
ちなみにその流行り、メインストリームというと今はどの辺の音聴いていますか?

IMAEDA
例えばでいうと21 Savage(トゥウェンティーワン サヴェージ)とか、XXXTENTACION(エクステンタシオン )とか。
俺は当時から変わらないことがあって、USもののヒップホップチェックなの。90年代からずっとやり続けてる。

もちろん2000年代、エレクトロがはやったときにはそっちにも手だしてたし全然きいた。かっこいいと思いながら聞いてた。PHOENIXとか好きだし。
たとえばエレクトロの人にも好きな人いる。
そういった意味では、途中でいろんな要素が入ってくるの含めて、ずっとヒップホップは聞いてる。

TAKUYA
アンダーグラウンドなヒップホップは聴かないんですか?

IMAEDA
そこまでいくと、情報と曲数が多すぎて、自分の好きなことで頭パンクするのイヤだからあんまり聞いてないね。
やっぱりメインストリームなものを聴いていきたんだよね、90年代からずっと。だから、その流れは未だにあって。もっと言うとヒップホップのクラブでも、DJがマニアックなものをかけるのはどうかなって俺は思う方。だって色んなお客さんがいるとこなんだもん。
メインストリームをやってる老舗のデカ箱のレギュラーのパーティでアンダーグラウンドなものをやるのは違うと思うし。適度に前衛的なものを入れ込むのは全然OKだよね。

TAKUYA
しかもIMAEDAさんはそこが好きなんですよね。

IMAEDA
そう、そこで難しいのが、そういうメインなとこでも、なんかこの感じ好きみたいな音の感じというか、メインのヒップホップもそうなんだけど、少しアンダーグラウンド足突っ込んでますみたいな、微妙な線のやつもあるのよ。そういうのは結構好き。

TAKUYA
なるほど。

IMAEDA
そういうメインどころみたいなものってあるんだよ。
ちょっと横に入ったやつみたいなのも好きだし、そういうのをかける人もいるの。メインクラブで。
そこにいてお酒を飲んでるのも好きだし、好きな曲かかればノッてんのも好きだし、俺多分90年代からずっとそんな感じで来てる。
で、さっきも言ったけど若い曲で若い事をしてるパワーって凄いなみたいな。
簡単に言うとチャラチャラしてたいんだよ。
その先に、もっと追及だよなって。黒い踊りってなんだっけとか、ハウスって、ヒップホップって何かな、オリジナルって何かなって、理屈的に考える。

TAKUYA
まあそうですよね。

IMAEDA
だから理屈的な人とかアンダーグラウンド的な人は大変だろうなって思っちゃう。けどもしかしたらそういうアンダーグラウンドの人達って、考え方もアンダーグラウンドなのかもしれないね。だから本人達は大変じゃないと思えるのかな?
俺が今大変って言ってたのは、アンダーグラウンドのチャラくない方向性の音楽やダンスをどうにか多くの人に知らしめたい、そういう意味では大変なのではないかなと。

TAKUYA
そうかもですね。しかしそもそもそういう考え方の人はあまり狙ってもないかもですね。ただただそのカルチャーを愛して楽しんでいる。なので規模は全然違うかもしれないですね。

IMAEDA
そう、チャラっとした人とは同等の認知度にならないよね。
俺はまず音楽が流行んないと大変なんじゃないかなって思ってる。
ヒップホップ自体今ってまた流行ってるじゃん。
文化、DJもそうだし、ヒップホップもそうだしラップもそうだしダンスもそうだし。
なんか今って昔アンダーグラウンドだと思ってたヒップホップだったりコアだったりな音楽がUSでは、トップ3とか入る時代になったし。
それこそお金も稼ぎまくりみたいな。でも日本ってまだまだそうじゃないじゃん。まあ歴史が違うからこれからなんだと思うけど、もっと芸能芸能しててもいいと思うし、ヒップホップって。
ダンスとかやる以上は、俺の中ではかっこいいとかっこ悪いがあるんだよね。それが言葉ではなかなかなか言えないんだけど。

次世代に向けてメッセージ

IMAEDA
今の時代勿論すぐ映像見れるけど映像見たぐらいじゃわからないと思う。
現場の雰囲気とかあるじゃん?周りの環境とか箱の臭いとかまわりにいるやつうるせえなとか、きゃーきゃー言ってんなとか、この子可愛いとか。そういうところで大音量でステージ上でノってる人たちだったり、フロアでノってる人だったりを見てるのが一番いいんじゃないかなと思うけどね。だから現場が一番いいと思うよね、ダンスを見るのは。

TAKUYA
現場に足を運ぶ人が少なくなってきていますからね。若い子。

IMAEDA
俺も、たまにダンスイベントとか行くんだけどさ、300人、400人ぐらいの箱でショーばっかのダンスイベントってあるじゃん。ちょっとDJタイムあるみたいな。
いざショー終わりましたってなったときに、あれ、100人ぐらいになってない?みたいな。しかも、踊ってる人が少なめみたいな。

TAKUYA
時代ですよね。

IMAEDA
時代かー。だからそれを悪いとは思わないけど、寂しいというかなー。
でもそうは言いつつ今のDJがメインストリームみたいな曲をかけて、その曲でDJタイムで輪っか作ってソロを踊りあう画も正直浮かばないかな。

TAKUYA
音的に合わなそうですよね。

IMAEDA
合わないね、そういう音楽じゃないしイメージができない。だから自然な形なのかもね。難しいと思うよね。
なので今流行りの曲でのショーだとわざわざソロ入れなくてもいいんじゃないのって思ったりすることもあるもんね。
わざわざやりました感が出ちゃってるようなソロやったって仕方ないし、ルーティーンでいいんじゃないのって思ったりしちゃうけどね。
俺振りの練習大嫌いだったけどね。

TAKUYA
IMAEDAさんよく間違えてましたもんね。

IMAEDA
ループで踊り続けるみたいなのあるじゃん?それをずっとやりながら、オリジナルの動きみたいなのをやろうとしちゃうのよ、そうすると次の振りを忘れちゃう、気持ちよくなっちゃって。

TAKUYA
その印象ありますねー。けど振り間違うとか自分的にはどうでも良かったです。

IMAEDA
あ、やべ、振りだったわ、ショータイムだったわみたいな。
けどソロも苦手だったけどね。すげえ緊張しいだったから。

TAKUYA
赤裸々ですね(笑)。

IMAEDA
本番にパンっと出れば、かっこいいモードのなりきりだから、スイッチを変えるよね。でもやる前はオエッてなってる。気持ち悪くてしょうがなかった。

TAKUYA
けど緊張してたというのは、その瞬間がすごい大事だったっていう証明ですよね。

IMAEDA
そうだね、でもよく間違えてたな。

TAKUYA
間違えてましたね。けど僕らからそんな事はホントどうでも良かったというか。ノリとか雰囲気とか掴みたくてしょうがなかったです。

IMAEDA
3人だったら3人で同じことやるわけだから、グルーヴは変えずにそれぞれのオリジナリティを出したいじゃん、同じ振りでも出したいじゃん。

TAKUYA
そういうのを提唱した人っていうイメージです。それが僕の90s。何気ないところに個性とかオリジナリティとか気持ちよさを。そういうカリスマ性みたいな。大げさじゃないものっていう。

IMAEDA
でもそれって、憧れてた人達、エリートフォース、ラバーバンドだったりがそういう感じだったの。

TAKUYA
勿論そうなんですけど、でもそこに気づいた第一人者的ですよね。
すごいゆっくり動いてて、でも逆にそれが難しいんですよね

IMAEDA
音の取りかたも、遅取りって音の取り方に気付いたんだけど、要は重いって言ってたの、当時。なんか重いって、踊りが。それって音の取り方だと思ってて。
ワンツーの後半で音を取るっていう。でも止めるときはガツッと止めるからすごく重く感じる。

TAKUYA
ていうようなことを意識してたんですね。

IMAEDA
できてたかどうかは知らないけど。はじめはね、遅くとるだけだった。音に対して。あとは雰囲気みたいな。音を重くとってる顔とか(笑)。

TAKUYA
顔、またまた赤裸々ですね(笑)。

IMAEDA
顔芸みたいなね(笑)。実際とれてるか知らないけど、一応重そうにやってたり、でもそんな顔をしてると、重くみえるんだよ。

TAKUYA
(笑)。
IMAEDAさんて当時ベールにつつまれて。それこそスパッとステージを降りて。なので今回話しできるってなった時も謎めいた事言うのかな?とか「全部忘れた」で終わりみたいな感じかなと思ってたのですが、まさかの顔芸とは(笑)。
けどなんというかホッともしました。

IMAEDA
話しながら急に思ったんだけど、ダンスやってた時孤独だった気がする。常に自分の理想を突き詰めようとしてたから、もちろん共有できる仲間とか友達はいたしチームも組んでたわけで、共有できる友達がいてよかったと思うけど、でも孤独だった気がするよ、なんか。

TAKUYA
戦ってる感じなんですかね。

IMAEDA
そう、何かと戦ってた。
自分が踊ったビデオとか見て、納得したことないもん。一回も納得できずに辞めちゃったみたいな。まあダンスうんぬんじゃないにしても、人生ってそうなのかもしれないけど。アーティスティックなものは死ぬまでそうなんじゃないかって思うけどね。だからアーティストって孤独なのかもしれない。

TAKUYA
そうかもですね。

IMAEDA
俺以外とネガティブなのよ。

TAKUYA
失礼な話、そう見えてましたけど(笑)。

IMAEDA
そもそもポジティブって言葉大っ嫌いなの。「馬鹿なの?」って思っちゃうから。簡単にポジティブとか前向きとかって言葉使わない方がいいよって思う。
リスペクトって言葉も苦手でかなり前から自分が影響を受けたダンサーの事とかどうでもいいって思ってるんだけど。

TAKUYA
どうでもいいと言うと?

IMAEDA
俺も憧れたし、かっこよかったけどでもあそこで終わってるダンサーとか興味ないんだよね。あの時憧れたあの人。

TAKUYA
けど感謝はしてますよね?

IMAEDA
感謝はないよ。

TAKUYA
感謝はしてくださいよ(笑)。

IMAEDA
なんでよ、感謝ってなに、ありがとうって思うの?

TAKUYA
例えば僕はIMAEDAさんをリスペクトしてますよ。
あの時のもらった刺激は消えません。けど僕が今は
どうでもいいよって言ってたら嫌じゃないですか?

IMAEDA
それは嫌とかじゃなくて、は?となるでしょ?

TAKUYA
は?ってなりますよ、だから言わないであげてください(笑)。

IMAEDA
なるほどね!!
けど感謝する?それはないわ。むしろ感謝されたいぐらいだよ!
俺らが踊って広まったんだから。

TAKUYA
お互いさまですよ!

IMAEDA
そうだね、コピーでお金も稼いだし!
でもあいつら多分、勝手に踊ってただけだと思うよ。

TAKUYA
いえ、完全にお互い様ですよ。
ていうかこれアップしたら色んな人から本気で怒られますよ(笑)

IMAEDA
やめよ。

TAKUYA
(笑)。
そういうのが人間ぽくて面白いですけどね。
ある意味ではリアリティすごくあると思います。

IMAEDA
だってさっきからリスペクトリスペクトって言ってるけど、俺はやっぱり言わない。俺尊敬したことあんまないもん、人の事。
かっこいいとかは思うけど、尊敬はしない。尊敬っていうのが芽生えたことない。

TAKUYA
言い方の問題じゃないですか。尊敬っていう言葉を使うのか、違う言葉を使うのか。

IMAEDA
俺多分、憧れてたって言ってたけど、それが尊敬??

TAKUYA
似てるとこはありますね。近いですよね。それが尊敬とか感謝に変わるんじゃないですか。

IMAEDA
そうだよね。けど感謝はしてない。
俺提供されてる意識がないんだわ。俺スティーラーだわ。
盗む。俺ダンスもコピーってさっきから言ってるけど、もらうって感覚じゃないんだよね。

TAKUYA
でも一緒に踊ってる先輩もいますし、ステージ一緒に上がってますからね。もうちょっと感謝しましょうよ(笑)。
僕も感謝しているからこそ今日話したいと思ってお呼びしました。

IMAEDA
それはいいよね。そういうのを発信していくって。

TAKUYA
感謝ですよ。リスペクトですよ。まあ確かに簡単にリスペクトって言い方はちょっとカッコつけてだめなのかもしれないですけどね。

IMAEDA
本当に思ってるのかっていう。

TAKUYA
正直100%とか解らずですが、けど少なくとも部分的リスペクト(笑)。

IMAEDA
ああ、それだったらあるよ。
その人の全てをリスペクトしてないけど、あんときのこれは良かったと思う。それはあるかもしれない。

TAKUYA
(笑)。
人間臭くて面白いです。
ここら辺で締めましょう(笑)衝撃の締め! IMAEDAさんとこんなに腹割って
話させて頂いて本当に光栄でした!有難うございました。リスペクト、感謝!

※IMAEDA氏後日談 : 「記憶の曖昧さがありますので時間軸のズレはご了承ください・・・(笑)。」

Special Thanks : マスカット大統領

あとがき
「流行をやっていただけ」「コピー」「モテたかっただけ」「感謝はしていない」等々、ストレートすぎるIMAEDAさんの言葉の数々に吃驚もさせられ(笑)。けどある意味ハッとさせられる部分もあり。ダンスに対する動機は勿論人それぞれで、自分自身が何を目指してそれをやっているか理解しているのは大事だなと改めて思わされました。90年代という言葉一つとっても「その当時の流行」でしかないという考え方や「90sならではなグルーヴィーな音楽とダンス」みたいな捉え方もあり、その捉え方次第で今現在のダンスのスタイルも接し方も人それぞれ変わっていくのは面白いなと。これは90年代の話だけではなく80年代でも現在でも同じ事が言える話で。これを読んでくれた皆さんが今何処にいてこれから先どこに向かおうとしているのか考えるきっかけの一つになればと思います。


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TAKUYA (SYMBOL-ISM / worcle co.,ltd)

90年代初頭ストリートダンスに触れ、様々なジャンルを模索、横断する。 その後ダンスチームSYMBOL-ISMを結成。ハウスを基盤にしつつも様々なスタイル、音楽性を 反映させた独自のスタイルを形成し、DANCE DELIGHT、DANCE@LIVE、JUSTE DEBOUTをはじめとする 様々なコンテストにて優勝、入賞多数、その他様々なステージを通し強烈なインパクトを残す。 そのスタイルは彼の拠点東京・代々木に因んで「代々木系」とも呼ばれる現象を起こし、 ダンスのスタイルのみならず音楽、ファッション、ライフスタイル、様々な切り口からあらゆるヘッズに影響を与えている。 またダンスプレイヤーと並行し2004年に起業。レンタルスタジオの先駆けとなったstudio worcleをはじめイベントスペースANCE、その他音楽バーshirokumaやレコードレーベルyygrec、セレクトショップCONTE-NU、等、これまでに無かったダンスやカルチャーに直結するコンセプチュアルなスペースやビジネスアイディアを数々生み出しダンサーのライフスタイルを変革させ続けているキーパーソンとしてもシーンに大きな影響力を持つ。
ANCE @yoyogi_ance
shirokuma @yoyogishirokuma
CONTE-NU @conte_nu

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COMMENT
みんなの声
  1. @masskutt より:

    【Dewspeak vol.07】ヒップホップ重要年代 90’sを駆け抜けたヒップホップダンサーIMAEDA NAOKI | ダンスの情報サイト Dews(デュース) https://t.co/bjK1anEoPx こちらの記事に画像提供させていただきました!

  2. @drkbleu より:

    いまえださんのインタビュー、正直すぎてめっちゃ面白い。この感覚は「90年代」じゃなくて、都市の感覚なんだよ。
    https://t.co/LJbh561nSM

  3. @DJYOHSUKE より:

    【Dewspeak vol.07】ヒップホップ重要年代 90’sを駆け抜けたヒップホップダンサーIMAEDA NAOKI(ページ2) | ダンスの情報サイト Dews(デュース) – Part 2 https://t.co/XBPE6UNoVo

  4. @sexyamaguchi より:

    【Dewspeak vol.07】ヒップホップ重要年代 90’sを駆け抜けたヒップホップダンサーIMAEDA NAOKI | ダンスの情報サイト Dews(デュース) https://t.co/dcQWdscifC

  5. @Mronthereal より:

    現場を知るHipHopダンサーの貴重な対談・・・【Dewspeak vol.07】ヒップホップ重要年代 90’sを駆け抜けたヒップホップダンサーIMAEDA NAOKI | ダンスの情報サイト Dews(デュース) https://t.co/vBWMQBUw7U

  6. やっとゆっくり全部読めました。
    【Dewspeak vol.07】ヒップホップ重要年代 90’sを駆け抜けたヒップホップダンサーIMAEDA NAOKI | ダンスの情報サイト Dews(デュース) https://t.co/cr0c9hVSFP