ダンスは子供の習い事に向いてる?経験者がメリット・デメリットを解説

年々人口が増加し、習い事の定番にもなりつつあるダンスは子供の習い事として向いているのでしょうか?今回はダンスを習う上でのメリット・デメリットをご紹介します。

現在、小・中学生の必須科目にもなっている「ダンス」。ダンスは、単に運動不足を解消できる全身運動ではなく、表現や音楽について学ぶことができます。子供の頃からダンスのなんたるかを学んでおくことは、良いことだと思います。
しかし、一方では「ダンスが苦手…。」「体育まで嫌いになってしまう…。」といった声があがっているのも事実です。

私は、4才のときにジャズダンスを習い始めました。人前に立つことが苦手な子供だった私は、ダンスを楽しむなんてもってのほか!中学生になっても尚泣きながら踊っていました(笑)

だから、必須科目のダンスに怯える子供の気持ちが痛いほどよく分かるのです!ダンスを習えば、少しは気持ちが楽になるのだろうか…とダンススタジオを検索している子供は1人や2人ではないでしょう。

そこで今回は、「ダンスは子供の習い事に向いているのか?」問題を徹底調査しました!ダンスを子供に習わせようと考えているお母様方、必見です!現役ダンサーは、子供の頃を思い出して初心にかえろう!

1.「継続する」ことを学ぶにはダンスが最適!


数ある習い事の中で、ダンスを選ぶ理由とは一体何なのでしょうか?

引っ込み思案の性格を直したいから?
目立ちたいから?
踊れたらカッコイイから?

習い事は、ある程度継続することが大事です。これは、ダンスに限った話ではありません。そして、習い事を続けるには初めのモチベーションが鍵になります!

ダンスを習ってほしいと親が強要したところで、子供がすぐに飽きて辞めてしまったら意味がありませんよね。私の周りには、親の強要でダンスを習い始めたダンサーは誰1人いません。しかし、ダンスを始めるきっかけを作ったのは親なのです。よく耳にするのは、”舞台を観に連れて行ってもらったことがきっかけとなった”というエピソード。(私も例に漏れず。)自分もああなりたい!と舞台上のダンサーに憧れを抱くことで、大きな目標ができます。結果、その目標を達成するために習い事を長く続けられるのです。

そして、ダンスには定期的にイベントやコンテストがあります。その上、ステップやスキルには限りがありません。これも、子供が飽きずに続けられる理由の1つです。ここまで到達したら終わり、ではなくて、その先を目指すことができるのは、ダンスならではの良さではないでしょうか。

2.「勝ち負け以上のもの」を学ぶにはダンスが最適!


子供のうちに勝ち負けについて知っておくこと。これについては賛否があると思いますが、習い事は学校行事ではありません。だから、有志が集まっているとも言える習い事の場で、学校では排除されがちな勝ち負けを知るのは良いことなのではないかと思います。

そして、ダンスにははっきりした点数が付けられません。バトルで勝敗が決まったり、コンテストで順位が付いたりすることはありますが、だからといって数字で切り捨てられるものではありません。

勝ち負け以上のもの、つまり自己表現や協調性を学ぶには、ダンスは最適だといえるでしょう。

3.「内気な性格を改善」するのにダンスは最適!


内気な性格であるというのは、控え目で人の意見を尊重できるということ。決して悪いことではありません。しかし、それを本人が悩んでいるなら話は別です。

子供のうちにダンスを習っておくと、人前に立つのに慣れることができます。ほとんどのスクールではイベントや発表会がありますし、先生によってはレッスンの中で数人をピックアップし踊らせることもあります。そうでなくても、鏡張りのスタジオでは逃げも隠れもできません…(笑)

ですが、もし親の強要でダンスを始めたのなら、これは逆効果になってしまう可能性も。無理に内気な性格を改善しようとダンスに通わせるのは、子供にとっては苦痛でしかありません。踊りたい!という本人の意思が大事なのです。

知っておくべき!ダンスを習わせるにはマイナス面もある


ダンスを子供に習わせるのなら、いくつかのマイナス面があることを知っておく必要があります。

そのマイナス面とは、送り迎えが大変なことです。ダンスは、親の協力が必須です。それなくして、ダンスを続けることはできません。子供のうちは、遠いスタジオで行われるレッスンや、様々な会場で催されるイベントには、親が送り迎えする必要があります。練習が夜遅くなることもありますし、子供だけで通わせることは難しいでしょう。

もう1つのマイナス面は、遠征費や衣装代にお金がかかることです。ダンスを続けていくと、より広い会場で踊りたい!より大きなコンテストに出場したい!という気持ちが生まれます。そうなると、決して安いとはいえない遠征費がかかってきます。ときには遠征が海外に及ぶことも。その上、衣装代もかかるとなれば、それなりの覚悟が必要です…。

結果…「ダンスは子供の習い事に向いている!けれどもマイナス面があることも忘れてはならない」


独自の調査によって、「ダンスは子供の習い事に向いている!けれどもマイナス面があることも忘れてはならない」という結果が出ました!

親御さんは大変になってしまいますが、子供にとってはダンスを習うことは損にはなりません!踊ることは、それだけでストレス解消にもなりますし、ダンスの仲間が一生の宝物になることもあります。

最後に、具体的なお話を。子供の習い事にダンスを選んだら、まずはジャンルを絞りましょう。そして、初心者向けクラスの体験に申し込みます。初めから踊れる人なんていないので、心配しなくても大丈夫ですよ!

これを読んだ君が、ダンス界を担う未来のダンサーになってくれると信じています!

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