EXILE 世界スペシャルインタビュー ~これからとこの先、そして新ユニット「FTHEBとは?」全貌が明らかに~

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2014年、EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION(通称PBA)にて「ダンスの申し子」の異名を欲しいがままにメンバーの座を射止めたEXILE 世界。母親が宝塚歌劇団として活動していた経緯から、本人も小学生の頃より劇団四季「ライオン・キング」でヤングシンバ役を務めていた事等は皆さんもご存知の事と思うが、彼が如何にしてストリートダンスと出会い、没頭して行ったのか?そしてEXILEのメンバーになった今もそのダンスに対する情熱は尚加速し続けている。本日Dewsではそんな彼の今までとこれから。彼にとって「ダンス」がどのような存在なのかを深堀りさせて頂こうと思う。そして今年から動き出している新ユニット「FTHEB」とはどのような集団なのか?

インタビュアーは、彼がストリートダンス界に居た時代から面識もあり、先の劇団EXILE・松組「刀舞鬼」のスペシャル公演でも共演したTRIQSTARのだーよしが務める。

ーでは始めて行きましょう。本日はありがとうございます。今日は、これを読んだ読者の方が少しでも世界君に近づけて理解出来る物になれば良いなと思ってます。

世界
こちらこそありがとうございます。何か改めてこういう場所で会うと変な感じです(笑)。

一番最初に好きになった音楽がHIP HOPだった

EXILE 世界スペシャルインタビュー  ~これからとこの先、そして新ユニット「FTHEBとは?」全貌が明らかに~
ーでは早速、幼少の頃からダンスをやっているというのはファンの方は周知の事実だと思うんですが、そのスタイルが所謂「ストリートダンス」に変化した、興味が出たキッカケは何ですか?

世界
実は、僕はキッカケというキッカケは無いんです。というのも小さい頃からダンスを踊っている人達を見ていました。例えばある人は、誰かがテレビやクラブで踊っているのを見たりとか、外人が何かで踊っていたからそれがカッコ良くて…みたいな感じだと思いますが、そういうのは特になく、気付いたら周りに音楽があって、ダンスを踊る環境があったんですよ。だから「ダンス」というものを始めたキッカケは何かと言われたら親の影響でしょうね。元々親が宝塚でダンスをやっていて、スタジオで教えていたので、まだ自分が記憶も無い頃からそこに遊びに行っていました。親が特にやらせようとしたことも、自分が他に何かしようと思ったことも無くて、気付いたら音楽が好きでダンスをやっていた感じです。そんな中で一番最初に好きになった音楽がHIP HOPだったという感じです。昔の事過ぎて今は名前も覚えていないですけど、恐らくHIP HOPの先生も居て潜在的に自分の中に入っていたのだと思います。

ーじゃあ特に師匠が居たりとか、誰かに習った事は無い?

世界
そうですね。本当に小さい頃はそういうのは無かったです。小学生の時に、現EXILEのメンバーであるTETSUYAさんにはもうお世話になっていて、一緒にO.G.Sのたっちゃん(TATSU)のHIP HOPのレッスンを受けてたりしていました。たっちゃんがPOPPINGを始める前ですね。ゴリゴリのHIP HOPだった時代の事です。あとはPYROのTooRuさんにHOUSEを習っていたりしました。中学生になってからは、DANCE@LIVEのDJなどをやっていたDJのマサヤ君とかBobby(J.S.B Underground)さんとかにお世話になったりしていました。

ーやっぱりそんな昔から…でもO.G.SのTATSUさんをたっちゃんて、中々呼べないですよね(笑)。大御所ですから。

世界
確かに(笑)。僕の同世代も先輩も皆「TATSUさん」ですもんね。昔からお世話になっていて「たっちゃん」なんで、今更戻すのも恥ずかしい気がします(笑)。本人も余り気にするタイプの方ではないので(笑)。

ー正にダンサーのサラブレッドですね。

世界
単純に運が良かったとは思います。

EXILEのメンバーになれるかも知れないのは今しかないと思った

EXILE 世界スペシャルインタビュー  ~これからとこの先、そして新ユニット「FTHEBとは?」全貌が明らかに~
ーなるほど…では、ストリートダンサーとして活動していた時の経歴も読者の方の為に少し教えて貰えますか?ファンの方でも知らない方も居るかも知れないので。

世界
大きいのはELITE FORCE(NYの超重鎮ダンスチーム)のSTRETCHがやっているインターナショナルなバトルイベントの「STEP YOUR GAME UP」の優勝じゃないですかね。NYに行く事が多かったのでELITE FORCEにお世話になったり、MISFITS(同じくNYの超重鎮ダンスチーム)のMarquestとは仲良くさせて貰ってました。

ー凄いメンツが飛び出しますね…Marquestは以前来日した時にお話したときは凄い人間の出来た方でした。でも、昔のワルかった時代の話をして欲しいと言ったら、「本当にワルかったから話したく無い。笑」って言われた記憶があります。

世界
色々あるでしょうからね、やっぱり(笑)。昔は本当に怖かったみたいですよ。それと、ありがたい事に高校を卒業して暫くして、三浦大知君のバックダンサーをさせて貰っていたり、色んなダンサーとしての仕事をさせて頂いていました。

ーPBAの時の事を教えて貰えますか?何で受けようと思ったのか、どんな道のりだったのか?

世界
高校を卒業して、NYに行ってELITE FORCEのLOOSE JOINTに、何でELITE FORCEが出来たのかとか、今のダンスシーンや、彼らが通って来た道とか、色んな物を学んで来た事が大きかったです。高校時代は彼らみたいになりたいとか、世界中でワークショップをしたりとか、ショーケースやジャッジとかを出来れば良いなと漠然と思ってました。でも日本ではEXILEの存在がカッコいいなと思ってたりとかしてて…でもその当時はEXILEに入りたいという思いは無かったんですよ。いつかショーとして一緒に踊ってみたいとは思ってました。けれども、高校を卒業して色んな人の話を聞いて、これからどうやって自分のダンスで身を立てて行こうという問題に直面した時に、やりたい事を突き詰めて考えて行くうちに、全てはEXILEになれば叶うんじゃないかって思う様になりました。僕がライオン・キングをやっていた小学生の時代にデビューした時に、こんな人達もカッコいいなと思っていたEXILE。でも実際になれる訳が無いし、じゃあ現実的にどうして行こうって思った時に、お世話になっていた知り合いから絶対(PBAを)受けた方が良いとアドバイスを受けてから存在を知りました。ダンサーの友達からは「世界が受けるとは思わなかった!」って結構言われました(笑)。
自分が色んな人の話を聞いてきたことで、ダンスの大会は毎年世界にチャンピオンが生まれる物だけど、EXILEのメンバーになれるかも知れないのは今しかないって直感的に思いました。ただ、オーディションに受かりたいというよりは単純に、自分のダンスをメンバーの皆さんへ見せたいと思いました。それでオーディションを受ける事を決めました。テレビとかでも何回かこの話はしてて、話して行くうちに整理が付き、思い出す事も色々あって…他の取材などで言ってる事と違うかも知れないですが、今言っている事が多分一番の真実です(笑)。

ーなるほど…無かったとは推測出来るけど、親御さんの反対とかは無かった?

世界
無かったです。
親もPBAを受けるとは思っていなかったみたいです(笑)。もっとアンダーグラウンドの活動をするダンサーを目指すと思ってたようです。でも自分の中には昔から何かしらあった強い想いなので、単なる衝動で受けたという訳ではありません。

ーアンダーグラウンドのダンサーは時にメジャーシーンの物を嫌ったりしますからね。だからそっちの道を進むと思っていた人達は当然びっくりしたと。

世界
そういう事ですね。

ストリートとEXILEそれぞれに理解をしてくれる仲間が居る

EXILE 世界スペシャルインタビュー  ~これからとこの先、そして新ユニット「FTHEBとは?」全貌が明らかに~
ーで、実際にEXILEのメンバーになってしまった、と(笑)。実際メンバーになったことによって変わった事は何ですか?

世界
オーディションの合宿とかの最中に、恐らく全員が、自分がメンバーになった事を想定して毎日を過ごしていたので心構えとか準備はしていたつもりです。
でも自分が想像するよりもEXILEっていうのは凄い所で、4月27日の武道館でメンバーになることが決まった直後にEXILE PRIDEをATSUSHIさん、TAKAHIROさんの生歌で当時のメンバーとやった時に凄い重圧を感じました。「凄いグループに入ったんだな!」と思いました。自分のダンスをやる時間が無くなるんじゃないかとか、不安もありましたけど、EXILE自体がその当時でグループとして色んな壁を乗り越え、成熟している方々だったので、誰かに相談したら皆が答えを持っています。だからメンバーになってからもすぐに話を聞いて頂いて…本当にありがたい環境に居ます。ストリートとEXILEそれぞれに理解をしてくれる仲間が居るので、バトルに出ている時もレペゼンEXILEという物を持ちながら出来ます。なのでEXILEに居る時も本当にダンスが好きな自分を保つ事が出来てます。後は単純に、自分がいつもテレビで見てて、色んなアワードとか取りまくってるグループに自分が居るという、自分への不安は凄かったです。会議室にトロフィーなどが沢山ありましたし(笑)。でも去年のツアーを経験して、自分が進むべき方向を何となく見つける事が出来て、その不安も無くなりました。だから今年からは自分、そしてEXILE、さらにはダンスシーンにもプラスになる様、少しずつ形にする準備を始めています。周りの皆さんと幸せになるには自分がどうしたら良いかが見えました。