ダンスが主流となったフラッシュモブ。歴史を振り返りつつまとめてみた

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ここ数年、急なタイミングで人々が一斉にダンスをし始める フラッシュモブ (flash mob) が大流行し様々なメディアで取り上げられている。結婚式、企業の商品プロモーションなど様々な理由、場所で行なわれ、サプライズや感動を生んできた。

しかしながら、今でこそ「フラッシュモブ = ダンス」というのが共通の認識としてあるが、その始まりはそうではなかった。

フラッシュモブ (flash mob)とは?
インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせて雑踏の中の歩行者として通りすがりを装って公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンス(ダンスや演奏など)を行って周囲の関心を引きその目的を達成するとすぐに解散する行為。企画者が不特定多数の参加者に呼びかける際に、事前の準備に手間やコストがあまりかからないようにし、難しいテクニックを必要とせずに単純なパフォーマンスを求めるなどして、参加へのハードルが低いものとしていることが多い。

最初のフラッシュモブ
フラッシュモブが初めて行われたのは、10年前のニューヨーク。当時アメリカでは、同時多発テロの影響でピリピリとした空気が張り詰めていた。

高級デパートのじゅうたん売り場に突然200人もの人が現れ、1枚のじゅうたんを囲んで買うか買わないか議論し始めました。

「品質はどう?」、「100万円の価値があるかな?」、「派手すぎない?」
周りにいた人たちは、ぼう然。10分後、結局買わずに皆、一斉にいなくなったのです。

この出来事は、雑誌記者 ビル・ワジク氏のちょっとしたイタズラでした。

メールを使って不特定多数の人に呼びかけたら、一体何が起きるか。実験してみたいと思ったのだといいます。

フラッシュモブの広がり

そして、 フラッシュモブが世界的に認知されるきっかけとなったのは2008年、ニューヨークのパフォーマンスアートグループ「インプロヴ・エヴリホェア」によって、グランドセントラル駅で行われたフラッシュモブ『フローズン・グランド・セントラル』。

200人以上の老若男女が入り交じった通行人がそれぞれ、突如時間が止まったかように、硬直(フリーズ)する。そしてそのまま5分間フリーズした後に、何事もなかったかのように一斉に再び動きだし、それぞれの行き先へと歩き去っていくというもので、今でこそありきたりなフラッシュモブだが、当時衝撃を受けた人々はこの動画を世界中の人が拡散したことにより、多くの類似パフォーマンスが世界中で120回以上も行われたとされている。

発祥は日本という説も?

2001年12月24日のクリスマスイブに都内の牛丼チェーン店「吉野家」に参加者が押し寄せ、同じ注文を一気に行うことで、クリスマスイブの店内がパニックに陥った『吉野家オフ』というイベント。

こちらは、匿名掲示板サイト2ちゃんねるでの書き込みで発信された『吉野家オフ』は、いわゆるオフ会の一種であったが、すぐにネット上で評判となり、後発イベントが多数勃発。『バレンタイン吉野家オフ』『無料引換券だけで食べるオフ』などのバリエーションが展開され、参加者も次第に増加。
ついには参加者が数百人を超え、集まりすぎたために警察沙汰にまで発展することとなる。こういったサプライズで何かをするということは昔から行なわれていたが、パフォーマンスという意味では、やはりNY発端が濃厚のようだ。

ダンスが主流となったフラッシュモブ

現在では、ダンスでみせるフラッシュモブ(flash mob)が主流となりイベントを盛り上げている。
ここで、ダンスフラッシュモブで有名でダンサブルなものを厳選してまとめてみた。

世界一素敵なプロポーズとして大きな話題となったフラッシュモブ。こちらは200万回再生を越え、結婚式やプロポーズでフラッシュモブをするきっかけとなった動画。

フラッシュモブが流行った年の6月には、こぞって行なわれたマイケルジャクソン追悼フラッシュモブ

ビートボクサーやBeat Buddy Boi、キッズダンサーを起用し、大体的に行なわれたXperia™主催のフラッシュモブ

アメリカのデンバー空港にて、昔懐かしいレトロなアメリカンポップミュージックに合わせたフラッシュモブ

HIDEBOH、ISOPP、SHUHO、ひとりでできるもん、エグスプロージョン、THE GALAXXXXY、KAMIYAMA等、超有名ダンサーが集い、浅草商店街を巻き込んで行なわれたガチダンスフラッシュモブ

このように現在ではダンスを行なうことが大半となったフラッシュモブ。今年の夏には斬新なフラッシュモブは誕生するのか?それともこのままブームは去ってしまうのだろうか?