一流アスリートトレーナーからみたダンサーの身体とは?akihic☆彡 & SHINSUKEが身体の悩みを相談!

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プロ野球選手やサッカー選手などのいわゆるアスリートの人たちには、身体のメンテナンスやトレーニングメニューを考案したりするトレーナーがついていることが多いですよね。
中でもトップアスリートと呼ばれるクラスになると専属のトレーナーが付いているということも少なく無いと聞きます。

しかし、ダンサーにトレーナーが付いているという話はあまり聞いたことなくないですか?
バレエやジャズなどの世界はわからないですが、少なくともストリートダンサーで専属トレーナーをつけている人って少ない気がします。

投げる、蹴る、走るなど、通常の運動に比べて、ぐにゃぐにゃ動いたり、片手で飛び回ったり、頭で回ったりとやたらと特殊な動きをするストリートダンスですが、普段アスリートを見ているプロのトレーナーからするとどのような身体に見えるのでしょうか。

そんな疑問が浮かび上がり、ダンサーの身体に興味があるトレーナーがいないかなー?と探していたところ、トップレベルで活躍するダンサーの身体を是非とも見てみたいという方を紹介していただきました。

今回Dewsではダンサーの身体がどうなっているのか、ダンサーの身体の悩みは解消できるのかを検証するべく、プロのトレーナーとトップダンサーを引きあわせてみました。

トレーナーの方はこちら。

IMG_2153 藤田基弘
2016年3月までウイダートレーニングラボに所属。その後独立し、フリーのパーソナルトレーナーとして活動中。
所属時代にプロ野球選手やオリンピック代表選手などトップアスリートのトレーニング指導を経験し、現在は一般の方から学生、プロアスリートまで幅広い対象にトレーニング指導を行なう。

今回身体のメンテナンスをしていただくダンサーはこちら。Beat Buddy Boiからこのお二人。

member-akihico akihic☆彡 (Beat Buddy Boi)
12歳からダンスを初め、⼀つのダンスに拘らず様々なジャンルを踊りこなし⾃分独自のスタイルを確立。数々コンテストやバトルで優勝経験を持つ。UNDERGROUNDだけではなく、CM演出、アーティストの振付けなどにも参加して様々な分野で活躍。 振り付けでは、AKBやアイドルの振付も行い、⾃⾝のInstagramのレッスン動画投稿では最⾼で約45,000PV数に達するなど、国内でも屈指の人気を誇る、まさに360°で活躍する無類のダンサー。
[身体の悩み]
一回怪我をしてから、首から肩甲骨あたりが硬くと言われ、日常で痛みが出る。
member-shinsuke SHINSUKE (Beat Buddy Boi)
10歳でジャズダンスに出会い、18歳からストリートダンスを始め今のスタイルに至る。バク転や180°開脚ジャンプなどアクロバットもこなす。メンバーにはいじられキャラとしてかわいがられ、幅広いファンからも親しまれている中、そのキャラクターと趣味を活かし、近年ではアニソン&ボカロダンスバトルイベントに出演。現在連続優勝中のため、その世界でも渦中の人となりつつある。
[身体の悩み]
足首がゆるく、曲げると違和感を感じる。

藤田基弘
今日はよろしくお願いいたします。
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ちなみに僕は一切ダンス経験がないので、動きとかわからないものが多いですがその都度確認させていただきながら進めていこうと思います。

akihic☆彡SHINSUKE
よろしくお願いいたします。

藤田基弘
Beat Buddy Boiがダンスを踊っている動画をみさせていただいたんですがとにかく動きが複雑すぎて、驚きました(笑)。
あれはどんなジャンルになるんですか?

akihic☆彡
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一応カテゴリー的にはヒップホップなのですが、色々な楽曲を作っていたりもあって、ロック、ハウス、ブレイクとなんでもやります。
バレエ、ジャズなどはほとんどないですが、ストリートダンス全般という感じです。

藤田基弘
普段は、踊っていてどの部位を使うことが多いですか?

akihic☆彡
ソウルダンスとかヒップホップとかリズムダンスってなるとやっぱり腰や脚を使うことが多いですね。
けど例えばSHINSUKEだったら胸でパン!っと打ったりもよくしますし、僕も上半身をものすごく使います。
結局どのジャンルでも全身使っていると思います。

藤田基弘
なるほど。
それでは、それぞれ痛めている部分など身体の悩みを教えて下さい。

akihic☆彡
元々、首の四番目と五番目をツアーで痛めてしまって、そこから首から肩甲骨あたりが硬いねーっていうのはずっと言われていました。
そこにずっと痛みがあるというのと、腰痛だったり、頭痛が激しかったり、身体中痛みがあります。

藤田基弘
それはヤバイですねー(笑)。
腰から頭まで全身きていますもんね。
ちなみに痛めたという時は何をされて痛めたんですか?

akihic☆彡
ダンスの振付で首を振り向いた時に「パチン」って弾けたような感じで、その時は踊りきれたのですが、その後激痛が走って病院に行きました。
痛み止めなども打ったりしていたんですが、治らなくて諦めていました。

藤田基弘
やった瞬間は明確だったんですね。また一度やると癖になりますしね。
首周りを痛めていると頭痛に繋がることもあるので良くなるかもしれないですね。

SHINSUKE
僕は、足首がゆるく、不安定な感じがすごいあって、曲げると違和感があります。
今は踊るときサポーターしながら足首固めて踊っているんですけど、外して踊ると痛みを感じます。

原因は、すごくカッコ悪いんですけど、レッスンで、最初にストレッチするじゃないですか?

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それで最後に手首足首を回してたらグイン!!って(笑)。
すぐにレッスン中断してタクシーで帰りました。

藤田基弘
ホントですか??すごいパターンですね(笑)。
わかりました。それでは実際に身体をみていきますね!

まずは身体のチェックから

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施術開始

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藤田基弘
結構硬いですねー。
けど筋肉のリアクションがすごくいいですね。

akihic☆彡
かなり気持ちいいです。筋肉のリアクションってなんでしょうか(笑)。

藤田基弘
今固まった筋肉を動くようにしているのですが、それが治っていくはやさといいますか、僕おばあちゃんとかも見ているのですが、筋肉のリアクションが悪いと結構時間かかりますね。今まで見てきてリアクションがよかったのはマラソン選手とかトライアスロンの選手とか有酸素系のアスリートたちですね。

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BEFORE

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AFTER

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肩甲骨が前よりひらくようになりました。
akihic☆彡さんのダンスを見る限りかなりしなやかな動きをするイメージがありますが、肩甲骨周りはかなり固く、それを支えようとして他の部位にも影響が出ているとのこと。

続いてSHINSUKEさんの施術開始

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藤田基弘
足首がまっすぐに曲げられていなく安定感がないのかもしれないです。あとは足の指が硬いですね。

SHINSUKE
足の指に硬いとかあるんですか??

藤田基弘
はいありますよ。
足の指を開いてみてください。おそらく指の間を広げられないと思います。

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SHINSUKE
全然開かないです(笑)!

藤田基弘
これも今日すぐ直せますが、そのうち戻ってきちゃうのでストレッチなどしていったほうが良さそうですね。

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SHINSUKE
痛い!!

BEFORE

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AFTER

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足の指の間が見事に開くようになりました。足の指が開くことにより不安だったバランスが取りやすくなります。
開脚など足全般はストレッチをしていて柔らかくしていても、足の指まで気にしている人少ないのではないでしょうか。
もし開かない方は、指がわけられている靴下や指の間を開けるグッズを使ってケアしたほうがいいそうです。

感想

akihic☆彡
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そうですね。とりあえずめちゃくちゃ気持ちよかったです。
前々から肩甲骨周りを伸ばすようには言われていたんですが、今日やってもらったらかなり変わりましたし、ケアする運動方法も教わったので、継続してやるようにしてもっとグニャングニャンになって良い踊りがができたらいいなと思いました。結構アイソレーションで肩まわりをよく使うので自分的には柔らかいつもりでしたが、トレーナーから見ると実は硬いんだなっていうのに気づけましたね。

SHINSUKE
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普段からストレッチなどはしていますが、意識していないところ、今回で言うと足の一本一本まで意識したことは今までなかったので、自分の中での常識は少し変わりました。
結局話しで聞いているだけではなく、実際に体験してみないとわからないことがあるなって思いました。

藤田基弘
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同じチームでやっているだけあって共通して身体の使い方として癖になっている部分がありました。
それが故に、使いやすい所、使いにくい所あって、それを放置して踊っていると痛みに出てきちゃうんですよね。
痛くならないように踊っていかないと、長い年月キャリアを増やしていくっていうのは、大変になってきますよね。
今回二人の身体しかみていないので、それがジャンルとしての共通なのか、もしくはストリートダンスとしての共通なのかわからないですが、例えば、ジャンルごとに痛めやすい部分が傾向としてわかって、そうならないための身体の動かし方とか指導できたら面白いなって思いました。
どこの部位でもそこそこ良くはなりますが、踊ればすぐに元に戻ります。
そこはアスリートたちも一緒でイタチごっこになるのですが、使って良くしてを繰り返してコントロールしていくのが大事ですね。