「あなたが活躍するダンスシーンはどこ?」種類別に解説。

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あなたのいるダンスシーンは何処?って聞かれたら何処と答えますか?

実はストリートダンス界と言ってもここ日本だけでも結構分かれているという事実があります。
ダンス界No1.などの触れ込みで色々と情報が表に出ることも多いストリートダンス界ですが、今回Dewsはこのストリートダンス界自体をシーンごとに分けて見ました。自分がどこのシーンに影響を受けて、存在してるのかを今一度考えて見る目安にしてみてはいかがでしょうか?
 
一般層に近くなるほどのストリートダンス界というのがわからない?

ジャンルによって微妙に分かれてくるのですが、今のストリートダンス界は複雑です。
例えばコンテンポラリーのダンサーでもストリートダンス界のコンテストに出てきたりしますし、ジャズという線引きも相当曖昧です。また、コンテスト自体も多く存在し、そのルールも様々なので自身はストリートダンス!と思っていても、シーンど真ん中のダンサーからしたら、『え!?』ということも起きてきたりしています。
複数のシーンをまたいでいるダンサーも多く存在しますが、メインで活動しているシーンは必ずあるものです。
ではまず大まかな分類からしてみましょう。(ダンス系アーティストはここには区分せず)
 
 
 

あなたのいるダンスシーンは何処?

クラブシーンに根付いてるシーン

ダンス,ダンサー,種類

クラブ(東京でいうとHARLEMやasia、eggmanなど)でイベントに出続け、『匂い』を大事にしているシーン。
 
このシーンで活躍しているダンサーはクラブでイベントを発信し、ファッション、音楽、ダンスの持つ強力な個性を打ち出し自分たちのアイデンティティーを確立していく。

コンテストに出ることはほとんどなく、プロップスを現場で作り続けていく。バトルは各々でタイミングで出てくることもある。アンダーグラウンドで活躍しているアーティスト、DJとも親交があり、コラボレーションすることも。
 
ダンサーとして何を打ち出したいのか?どんな匂いでカルチャーを作っていくのか?を大事にしているシーン。
 

コンテストやバトルがメインのシーン

ダンス,ダンサー,種類

コンテストやバトルに出て結果を残し、世界的なつながりを大事にしていくシーン。

結果としてクラブなどにもチームで出たりはするのだが、ベースは戦うことで自分のダンスの表現や価値を築いていく。近年では世界的な大会との距離が縮まった為、国内だけに限らず世界中で自身のダンス力を試す機会が増えた。

その結果、国内では知られていなくとも海外で先に活躍するという現象も起きている。SNSの発達が今後更にその流れを加速していくことだろう。難しいのはそのコンテスト自体が、カルチャー寄りのものなのか、評議会寄りなのか、テレビ番組企画寄りなのかで出場ダンサーがガラリと変わることだ。

例えば、世界最高峰のレベルを誇る『DANCE DELIGHT』とコリオグラフの世界的コンテスト『WORLD OF DANCE』、MTV主催の『America’s Best Dance Crew』とを比べると、出場しているダンサーそのもののレベルや活躍しているシーンがバラバラであることが多い。(一部のダンサーはそれぞれのシーンを行き来している)
 
 
 

アーティスト界隈ダンサーのシーン

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コリオグラファー、バックアップダンサーが活躍しているシーン。

振付師として活躍しつつも、ストリートダンスシーンのダンサーとしては見たことが無いというダンサーは多く存在する。もちろん、ストリート出身から振付師として活躍しているダンサーも多いが、必ずしもストリートシーンでプロップスがあるということで、このシーンで活躍ができる!という訳でもない。
また、その多くの情報はあまり表に出てこない為、芸能業界での仕事をしているダンサー以外の多くのダンサーはそもそも知ることもなければ絡むこともない。

バックアップダンサーは、クラブシーンで活躍しているダンサーが多く活躍している。アーティスト自身がストリートで活躍しているダンサーを好んで起用したり、より自身のアーティスト性を立たせる意味でもストリートで匂いを発しているダンサーを使うというこケースが多い。

近年では多くの日本人ダンサーが海外のアーティストのバックアップダンサーとして起用されており、世界ツアーで凱旋帰国というケースも出てきている。海外で活躍している日本人ダンサーの多くは、日本のダンスシーンでプロップスを得る前に海外に旅立ち、先に海外で自分のポジションを勝ち取るタイプが多い。

発表会・ダンススタジオがメイン

ダンス,ダンサー,種類
出典:https://i.ytimg.com/

ダンス自体を自身がただ楽しみたい!と思うライト層が一番多いシーン。

ダンスシーンの成長としてこのシーンが与えた影響は大きく、ダンスインストラクターにとっても非常に重要なシーン。ダンサー自身のダンスの延長上に発表会があり、そのステージで踊ることが最大の目的であることが多く、シーン自体への興味はそれほど強くない。先生や先輩のダンス情報以外にそれほど興味を持たないことも多いが、その中でどっぷりとダンスカルチャーシーンにハマっていく生徒も存在する。

また、近年でダンスをより手軽にはじめられる環境になってきた為、にわかダンサーがインストラクターとして全国に増えてきているという話も度々聞く。情報の閉鎖性が問題になってきており、いわゆるムラが生じてきているということだろうか。
自分の町で5年間ダンスを習って東京に出てきたら、そのスクールで習ったことが全く役に立たない事に気付き嘆いた話も聞いた事がある。自分の習っているインストラクターがどこのダンスシーンにいるのかによって、ダンサーとしての将来が変わってくるという状況を知っておいて損ではない。

踊ってみた・アニソン・ボカロシーン

リアルアキバボーイズ RAB

ここ5年で急激に台頭してきたこのシーン。
当初はニコニコ動画の中の踊ってみたというコーナーで自身のダンス動画をアップすることでネット上で人気になっていく現象により盛り上がりをみせていった。その多くはアニソンやボカロ、そしてアイドルの振り付けを真似たり独自で作ったりしてアップしフォロワーを増やしていくものだ。

最近の若手ダンサーには、踊ってみたシーンとストリートシーンの両方でダンスを楽しむ子たちも増えてきている。また、近年このシーンでは、バトルも盛り上がってきており、ニューカルチャーとして急成長してきている。

部活動・サークルシーン

優勝サークル

2012年に学校教育の課程の中に組み込まれたストリートダンスだが、それ以前より部活動としてダンス部が盛り上がりをみせていた。

また、大学のサークルの中でも1、2位を争うほどにまで人気となってきているのがストリートダンスサークルだ。中学・高校生の部活動を対象とした公式ダンス大会も複数行われており、学校単位で参加している。

また大学サークルはダンス連盟がいくつか存在し、自身の大学でも学園祭から自主公演などで結構忙しい。ダンススタジオに通っていた子もいれば、初めてダンスをする子たちも多く、今の時代一番フレッシュな層がいるのはこのシーンかもしれない。

中学・高校の部活動においては、ストリート特有の匂いはほとんどと言っていいほど無く、部活動出身ダンサーがストリートダンスシーンへ繋がらないことが寂しいことでもある。大学サークルダンサーのその多くは卒業後に就職をするのでダンスを辞める子たちも多いが、その後社会人ダンサーとしてライフスタイルに組み込む子たちも増えてきている。
 

社会人ダンス部

弾かせていただきます

一般企業へ就職しても尚ダンスをライフスタイルの一部として楽しんでいるシーン。

最近では社会人ダンスサークルなるものが複数存在しており、年に数回そのサークルが集まり1000人規模のダンスイベントを開催するまでに成長してきている。
上場企業で有名な(株)サイバーエージェントのダンスサークルでは、可愛い子が多く年に数回のクラブイベントやプロのインストラクターによるダンスレッスンを行っているという。益々ダンサーが増えている今、社会人ダンスサークルのシーンは大きく成長していくであろうことが想像できる。
 
 
 

SNSが変えたダンスシーン

RIEHATA クリスブラウン

上記のようにストリートダンスシーンといっても人口増加とともに様々なシーンが出来てきている。

また、上記のシーンのおおまかな分類の他に、ジャンルが重なってくるとより大きく分かれてくるのだ。近年ではSNSサービスが世界的に充実してきたおかげで自身のダンサーとしてのポジションを独自で切り開くダンサーが増えてきた。

・YoutubeやInstagramにダンス動画を投稿する。
・Facebookで海外のダンサーとつながり世界中を回る。

他にも様々な動画SNSが存在してきているが、このSNSが音楽業界や他の業界に大きな変革を起こしてきたように、ダンスシーンにも大きな影響力を生んできている。

Youtubeを見てダンサーとしてオファーしてきたり、Instagramのハッシュタグ付き動画で本人が気付いてコンタクトを取ってくるなどの現象が起きてきているのだ。

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また、人気ダンス番組『スーパーチャンプル』で人気だったエグスプロージョン(EGU-SPLOSION)や、世界的なストリートダンサーのFISHBOYが加わっているRADIO FISHなどYoutubeで爆発的人気を博し、知名度も国内で高いダンサーも出てきている。今やSNSはダンサーとして自分の存在を示す必要不可欠なツールとなっている。SNSが既にある状態のこれからの若い世代のダンサーには今までの枠に囚われない大きな発想で自分のダンスを表現してほしい。
 

まとめ

今自分がダンスをしている中心のシーンは上記の分類にはあったでしょうか?
カルチャーが好きで入るダンサーもいれば、なんとなく誘われたから始めた人もいるでしょう。地方には未だ情報格差は存在するし、首都圏ではダンスライバルも多く存在します。

大事なのは自分がダンスを通して、何を好きだと感じれるか。好きだからこそずっと続くものだし、せっかくだから自分のダンスで多くの人を巻き込んでいってみてはいかがでしょうか?
これだけ膨れ上がってきたシーンだからこそ、これから大事な時期に差し掛かると思います。

なぜ自分はダンスを踊ってるのだろう?
 
その答えは自分にしか出せないし、出した時にはどのシーンで楽しんで行くのか選択できるはず。
そして、今の時代地方にいるからといってわからないということはありません。自分で調べること!ディグることこそが、そのカルチャーを愛する一歩目なのではないでしょうか。