ダンス × バンド!『イケVプロジェクト』から誕生した新感覚ユニットVALSにインタビュー

シドのマオ、カリスマカンタローのプロデュースのもと、ソニー・ミュージックレーベルズ、マーヴェリック、ニコニコ動画がタッグを組んで、バンドとダンスを融合した“ダンスバンド”を育成する『イケVプロジェクト』から誕生した新感覚ユニット”VALS”。
ダンス × バンドと珍しい組み合わせの同グループは、Dewsでも度々取り上げてきたが、彼らが、6月21日にファーストシングルとなる『シルエット』をリリース、23日はファーストシングルを引っさげて、初のワンマンライブとなる「VALS“V.D.M☆FIRST MISSION」を開催する。
一見噛み合わなそうなダンスとバンドでどんなライブやパフォーマンスをみせるのか?彼らが目指すその先とは?今回DewsではVALSにインタビューを行った。


VALS結成のきっかけ

STAFF
まずはじめに自己紹介をお願いします。

KEIN
ダンス&ボーカルのKEINです。

Nao10
ダンサーのNao10です。

憲人
ベースの憲人です。

Rio
ボーカルのRioです。

Spica
ドラムのSpicaです。

member左からNao10(Dance)、Spica(Drum)、Rio(Vocal)、憲人(Bass)、KEIN(Dance&Vocal)

STAFF
まずみなさんの、イケVプロジェクトへ参加しようと思ったきっかけを教えて下さい。

KEIN
僕は元々(プロデューサーである)カリスマカンタローさんと知り合いで、こういうオーディションがあるから受けてみないかと声をかけていただきました。ダンスとバンドというアーティストは今までになく面白そうだなと思い受けました。

Nao10
僕も一緒で、KEINとはよく一緒に踊ってて、その時カンタローさんに誘われたのと、ダンサーとバンドという新しい形に興味を持ちました。2人でやってた時は歌とかもやってたんですけど、自分のダンスを最大限に活かしたいなと思って。アーティストという1つの枠の中でダンサーという役割を自分が持てるのが性に合ってるのかなと思いましたね。

憲人
2015年ごろ、最期にメジャーに挑戦して、ダメだったら諦めようという気持ちで色んなオーディションに挑戦していました。ほとんどのオーディションがダメだったんですが、たまたまソニーグループの方が毎月やっているオーディションで僕を見つけていただいて。紹介していただいてイケVプロジェクトに参加しました。

Rio
僕はシンプルなんですが、ニコニコ動画を見てまして、広告で流れて来て、単純にマオさんに会いたい!という気持ちで受けました(笑)。

Spica
僕は元々こっちで活動して、関西の方で違う事務所でサポートミュージシャンをずっとやってたんですけど、そろそろバンドやりたいなという思いがあって、やるなら東京でやりたい、けど一からメンバー探すの大変だな、と思っていた時にたまたまyoutubeの広告でイケVプロジェクトが流れて、これに決めよう!と思って応募しました。

STAFF
実際にメンバーが決まった時、お互いの第一印象はどうでした?

KEIN
Nao10くんは昔から知り合いでしたが、キッズの頃から僕がお客さんで、Nao10くんはステージで踊ってた人で手の届かない人だったんですが、一緒にできるようになった!という印象です。 憲人さんは静かな印象でしたね、いまはそうでもないですけど(笑)。

Rioくんはボーカルオーディションで一緒で、控え室で面識のない人に「みんな声出ししなくていいの??」って言ってて、やばい人いるなー!って印象でした。Spicaさんは最初は近づきづらいオーラを放ってたんですが、そんなことなくて最近はいい感じの仲です。

Nao10
KEINと最初に出会ったのはイベントで共通の知り合いに紹介されて一緒にゲーセンで遊びました。すごくイケメンで俺のことを「うわっ、Nao10くんだ!」って見てくれるのが嬉しかったです。男の子でキッズダンサーが少なかったので、嬉しいなって印象が強かったです。憲人さんは、一番最初に会った時、気が合いそうだなと思ったんです。趣味とか新しいものに敏感だったりとか、絡めそうだなと思いました。

Rioくんは、KEINが出てるボーカルのオーディションを見てた時に、Rioまだ!?ってコメントがたくさん流れてきて、どんな人なんだろう?って。出てきたら、歌ってる最中にマイクのスイッチが切れるハプニングが起きて、この人はいろいろ持ってる人なんだなーと思って(笑)。

(一同爆笑)

Rio
正確には、歌ってる最中に入り込んじゃって自分の握力でスイッチを切ってしまったらしくて、音が消えちゃって。マイクの音が入らないから曲を止めてください!とは言えないので、仕方ないので肉声で歌いました (笑)。

Nao10
マイク入ってないのに歌い切るのがポジティブというか、でもそれをやりきる力がすごいな、と思いました。
Spicaさんはあんまり口数が多くない、でも俺も同じようなタイプでわかるんですよ。この人はすごい人見知りで、でも喋ったら趣味が合うんだろうなって、期待してたら、いまはまさにその感じで、いろんな趣味があうし、仲良くて物知りでいろいろ教えてもらってます。

憲人
最初Spicaくんと、オーディションであいました。ベースのオーディションの次にドラムのオーディションをやっていて、自分の出番が終わった後に、緊張してそうな人に話しかけるということをやっていたんです。どこから来たんですか?って(笑)。
その時控え室に二人きりでいたんです。そのあとスタッフの方に帰らず残っててと言われて残っていたら、同じオーディションを受けていた他のドラマーの人が「Spicaくんのオーディション風景見ていいですか?」と言って2〜3人くらいで見ていて、すごい人だったんだな!という印象でした。

あとの3人は一緒のタイミングで、メンバー決定の時で。Rioはちょっとやばい人かな、と思って(笑)。
でもそのあとすぐに原宿で飯行って、面白いやつだなって。Nao10くんはメンバー発表の時に「ダンスではプライドを持ってやってる」とコメントしていて難しそうな印象でした。実際そんなことはなかったですけど。KEINはかおちっさ!と思って。以上です(笑)。

KEIN
それだけ!?(笑)。

Rio
イケVオーディションのとき僕、自分以外の人を見ていなくて。受かったあと実感が湧いてきた時の話なんですが。初めてのライブのリハーサルの時、一回演奏してる姿を見てみようか、と初めて見た時に、バンドとダンスの融合、プレーヤーとしての魅力がすごいなあ!という印象が強すぎて、それ以前の印象がないんです。
あ、KEINちゃんだけ、オーディションの時、他の参加者と毛色が違う人だなといい意味で思って見てて、そしたら受かってて、ダンス&ボーカルなんだ!と思いましたね。

Spica
僕は全体的に見て、あ、これ多分みんな自分より若いんだろうなーと。特にダンサーの二人は肌つやつやだ!って(笑)。
あと小学校からバンドをやってきたので、人間関係とか音楽性の違いでぶつかったりしてきた経験から、どうやっていくのかという心配はあったんですが、実際相性がいいですね。

rio

ダンス×バンド、他にはない挑戦への想い

STAFF
KEIN、Nao10は元々ダンサーとしてバトルやコンテストなどクラブシーンをメインに活動していましたが、ガラッと変わりこのような活動をする上でどんな心境でしたか?

KEIN
そんなにガラッと変わった感じはないです。自分らで振り付けも作っているのでやりたいことができているかなと。

Nao10
昔はバトルもコンテストも出てました。バトルとかコンテストって勝敗がつくし、競争心でお互いを高めあえるので大事なんですが、ショーケースも好きで、自分たちがやりたいことを形にしてみせるってのが好きなことだったんです。それをいまバンドでやっているという感じなので。勝敗に拘らず自分の好きなものを提供していきたいと思っています。

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