ニーヨ、アッシャー、ジャスティン・ビーバーなど豪華アーティストと共演を重ねるダンサーYUSUKE NAKAIスペシャルインタビュー

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筋肉を攣らせる? YUSUKE流トレーニングとは

STAFF
全部ガッツじゃないですか(笑)。
では質問を変えると、同じく活躍をしたいダンサーは何をしたら近道だと思いますか?
日本の人はスキルに関して、みんな追い求めているとは思うのですが、その反面さっきから言ってるガッツが足りないのか、なにが足りないのか。

YUSUKE NAKAI
ガッツもあるんですけど、もちろん僕も色々やってますよ。色々あった中で一番大事なのがガッツっていうだけで。
オーディションでは、フレッシュさや、相手をビックリをさせることを心がけてます。
KENTOさんの本にも書いてあるのですが、ファッションに関しても、オーディションにTシャツ1枚短パン1枚では絶対に行かないですし。
うちのおかんが服を作るの好きで、オーディションの時は、いつもおかんが服を作ってくれていて、すごくギラギラの光るセットアップを着てオーディションに行ってました。ギラギラすぎてオーディションの度にみんなにビックリされてました。
毎回、母親と一緒にオーディション受けてる感じでした(笑)。「おかんが作ったんよー」って言ってみんなからいいなって言われたりしてました(笑)。

STAFF
練習着よりは衣装っていう感覚ですか?

YUSUKE NAKAI
衣装っていうか、これが普段着ですっていう。

STAFF
なるほど。

YUSUKE NAKAI
元々服も大好きですし、努力もします。
一時期は、1日12時間以上練習し、それを4年間くらいずっとやっていて、今も生活の中で継続しています。
1ヶ月引きこもっていた時期もしてました。
トレーニングはちょっとおかしいトレーニングを。

STAFF
どういうものですか?

YUSUKE NAKAI
筋肉ってあるじゃないですか。その筋肉を攣らすんですよ力を入れて。
攣ったら痛いじゃないですか?そのまま20分放置するんですよ。それを何回も繰り返すんです。全部ぶち壊してっていう。

STAFF
それ医学的根拠とかあるんですか?

YUSUKE NAKAI
ないです。直感的な。でもそれで筋肉めっちゃ出るようになったりヒットが強く打てるようになったりとか。足も出来ますし。全身です。

STAFF
わざと伸ばして攣ってみたいな?

YUSUKE NAKAI
はい。だからショー中に攣っても全然平気。ガッツすね。それはもうガッツに繋がるとこですよ。

STAFF
その方法はガッツがなければできませんね(笑)。

YUSUKE NAKAI
人間の体って人それぞれ違うから、自分のそのやりたい事をやるための方法を自分で編み出さなきゃいけない。

STAFF
その攣るのを皆がやっちゃうと絶対ダメですよね?

YUSUKE NAKAI
はい。ですね。
だから黒人さんとかにも、「ちょっとYUSUKE休め」みたいに言われます。ショー終わってからもずっとトレーニングしてたんで。
踊るとかじゃなくて、根本が体だから、柔らかくしたらレベルが上がるっていう。
なんか身体をレベルで見てたんですよ。
レベル50の人がレベル80の人には勝てないから。ちょっとレベル上げようと思って。

STAFF
身体能力のことですかね?

YUSUKE NAKAI
身体能力というか、どれだけゼロに近づけるかとか。っていうのがあったんですね。
だからアニメーションとか好きだし、それをひたすらやってましたね。それしかやってない。極論として。
だから仕事始まってからも変わらず、ずっとやっていて、ホテル帰ってからもやってっていうのを繰り返してる。

STAFF
もうガッツの中に色々含まれすぎてて難しいです(笑)。

YUSUKE NAKAI
そうですね。僕踊り下手だったんですよ。小学校の頃、スキップも出来ないタイプ。
だからその分やらないといけないってのは分かってたんです。

STAFF
にしても凄い練習量です。

YUSUKE NAKAI
だから別に何もしてなかったわけじゃないですし、ずっとダンスの事ばっかりですね。頭の中は。結局はダンスが好きでダンスをやりたい。

STAFF
なるほど。ちゃんと裏付けの努力があってオーディションで驚かせるような、まぁ他と違う事をするっていう心がけって事ですよね。
オーディションはルーティンとフリースタイルですかね?

YUSUKE NAKAI
そうですね。ルーティンとフリースタイルでも、だいたい50点50点だとして考えて、ルーティンが50点でもフリースタイルが0点だとダメなんですよ。
っていう事は、ルーティンが30点でも、フリースタイルが30点だと60点でなるじゃないですか?

STAFF
なるほど。YUSUKEさんはどっちに重きを置いてたんですか?

YUSUKE NAKAI
両方ですね。
ルーティンはとにかく綺麗に踊る。
クリーンに踊りたいからアニメーションを学んでっていう。それはフリースタイルにも通じるものがあるし、それでずっとやってきてって感じですね。

YUSUKE NAKAI
ジャスティンは、その前のツアーを受けててその時はダメだったんですよ。
それでニーヨに行ったんですが、アッシャーもやって実力もついてきたしというので受かったんです。
だいたいオーディションって言っても4席あっても1席しか空いてないんですよ。

STAFF
というと?

YUSUKE NAKAI
あと3席はだいたいその振付師の意向で決まってるんですよ。
まぁこれが現実であり、ここをどう攻めるかって所が肝ですよね。
その時はニック(Nick DeMoura)さんがとってくれて。そのニックさんも大学時代YouTubeで見てたんですよ。
いつか会いたいなって思ってました。

STAFF
会いたいと思った人はだいたい会えてますね。

YUSUKE NAKAI
だいたい会ってますね。でこれ仕事の話じゃないですか?
レジェンドのホッパーとかアニメーションとかそっちの系のダンサーとかもたくさん会えてますからね。

STAFF
ジャスティン・ビーバーはどんな方なんですか?

YUSUKE NAKAI
天才ですよ本当に。純粋な天才。なんでも出来ます。スポーツも全部。
センスが半端ないですよね。なんか綺麗に見えちゃうから。ドラムも出来るし歌も歌えるギターも弾けるっていう、THE天才です。
左利き左蹴りですし。

普通じゃありえない貴重な体験


STAFF
そんな沢山のアーティストやダンサーと出会えて、やはり海外迷っている人は行くべきですかね?

YUSUKE NAKAI
やりたいならやったら良いと思います。
なんかその、海外がすべてじゃないから、日本の方が良かったりとか、僕もミュージカルやってましたし、ミュージカルが良かったりとか、芝居に行ったりとか、絵描いたりとかっていう道があるじゃないですか。
僕もヒップホップだけをやってきたわけじゃないので、その中で選んだのがこれだったっていうのが結論なんですよ。
僕の中で景色が見たかったっていうのがあるんです。お金もそうですけど、お金は後でついてくるかなと思ってたんで。
まぁ見ないと死にきれないなと思ってたんで、それは叶えることが出来ました。

STAFF
実際涙するくらい感動する光景も見れたわけですもんね。

YUSUKE NAKAI
そうです。
だからそれが凄く経験になったし、それまでの経験がものすごく濃いから、そこが結構大事かもしれないです。
結局、経歴って言葉なので、その仕事の中で凄い勉強する事が大事ですね。
俺だったらこうかなとか、ああこうゆう事もあるんだっていうのを勉強させてもらって今に至るんで、やっぱそれは経歴だけでは語れないですよね。
経験して知識を得て、それを知恵にする。別の所から知識を持ってきたりとか、そういう事をずっとやってました。

STAFF
凄まじい経験されてますもんね。

YUSUKE NAKAI
世界に行って凄い面白い事もあったりとか、アフリカ行ったり、ブラジル行ってそのなんか精神的な話とかも色々したし、ヨーロッパ行ってルーブル美術館で絵画見たりとかなかなかありますね。
だからそうゆう所もダンスには直接関係ないかもしれないですけど、人生的なもので経験になっています。
どうなりたいのかっていうのを目指すうえで、海外っていう項目、窓口があるだけなんで。
色々な窓口がある中で、ピックアップするのは自分自身だと思うんですよ。だからこれは良いとかっていうのは無いんですよ。
僕も何でもしてきたタイプなので。

STAFF
確かにそうですよね。

YUSUKE NAKAI
そうですね。
アニメ、ドラマとか、お笑いとか。まんべんなく好きなんですよ。
この前はアニソンダンス検定見に行ったりしたんですが、アニソンのダンスの時にヒップホップを使ってたんですよ。
それはちょっとアニソンとしては許せんなっていう。

STAFF
逆にアニソンサイドに?

YUSUKE NAKAI
アニソンサイドになってる自分に「は?」ってなりましたね(笑)。
そういう目線で見ちゃったからで、自分やべー奴だなって思うときもあります。

STAFF
こだわりが強いようで、なんでも好きなんですね。

YUSUKE NAKAI
そうですね。だから服装もどんどん変わるし。

STAFF
海外挑戦の完全な成功例ですもんね。逆に挫折はどこかでありますか?

YUSUKE NAKAI
しょっぱなでもう挫折しました。このレベルじゃついていけん。やばいどうしよって思いました。

STAFF
大学生でレッスンを持ってるくらいだからある程度自信はあったんじゃないですか?

YUSUKE NAKAI
いやでも、レベルが全然違う。アメリカは。
とりあえず質が違うんで、そこから体の事。リズムじゃなくて体が動けばもっと踊れるんだよっていう感じですね。
言ってしまえば、その振り付けを踊れる体になれば踊れるって話ですよ。身体を作ればどこでも通用します。

STAFF
動ける体をっていう事ですよね。
考え方がストイックなアスリートのようです。

YUSUKE NAKAI
そうだと思います。
やばい奴かもしれないです(笑)。
だからどうしてダンスが上手いのか、どうして黒人は黒人に生まれたのかっていうのを考えるんですよ。
それで試行錯誤して。
結局日本人としてオーディションで戦ってるというのもあるかもしれないです。
オーディションの中には500人ぐらいいる時もあって、踊っていてぶつかることあるんですが、徒党を組んだ人たちに「ファッキン、ジャパニーズ」みたいに言われたりしたんですよ。「お前ジャパニーズだけどどうした?」みたいな。
まあまあとりあえず見とけよって思いながら、オーディションで踊りをみせたら、あっちから「お前凄いな」みたいに話しかけてきました。
そんな感じで凄い舐められてる時期もありましたし、挫折という意味では色々ありますよ。
ただまぁ別にそれを何とも思って無かったというか。

STAFF
目標のために突っ走っていたから気にならなかったのですかね。

YUSUKE NAKAI
そうですね。絶対なりたいというのがありますね。仕事したいのもあるし、上手くなりたいってのもある。
上手くなりたいが一番。上手くなりたい為の経歴。

STAFF
いい仕事をして経歴を得るためにではなく、経歴も上手くなるためのものということですね。

YUSUKE NAKAI
全部経験にして上手くなりたいと思っています。
そこは今も変わらずです。
上手くなりたいって最強だと思うんですよ。
なので常にそれが僕の中にあります。じゃないとそこまで続かないかなと思います。

STAFF
確かに12時間練習は軽い気持ちでは出来ないですね。

YUSUKE NAKAI
上手くなりたいと思っているからこそ、夢を叶えさせてもらっているというのもあるし、そこが未来に繋がるっていう。
だから夢だけを見ちゃダメ。上手くなる前提で行かないと、ていうのは常に思っています。
もちろんも夢も追いかけつつ。

今後目指す夢は・・・ない!?


STAFF
そうですね。
YUSUKEさんの場合、一番の夢であるアッシャーのステージは叶ったわけで、上手くなるってのは常にあると思うんですけど、今の夢っていうのは何になるんですか?

YUSUKE NAKAI
夢ですか?
うーん・・・。

STAFF
ここからは、特に決めずということですかね。

YUSUKE NAKAI
そうですね。
自分の為のものは終わっちゃったんで、今は滋慶学園COMグループのダンス専門学校や、ずっとお世話になっているダンススタジオ、香川のダンスイマジカル、名古屋のDSK、金沢のストナビで教えもやっていて、ダンス協会さんとダンスについての話をしたりして、そういう世界があるんだっていうのを勉強中です。

STAFF
演出、振り付け側に周るという方向は?

YUSUKE NAKAI
ご縁があればやりたいなっていう気持ちはあります。

STAFF
積極的なのか、流れるままなのか、不思議な人間像ですね(笑)。

YUSUKE NAKAI
そうですかね。

STAFF
日本で最近の活動でいうと、三代目J Soul Brothersの登坂広臣さんのMVにも出られてましたね。
すごく目立っていた印象があります。

YUSUKE NAKAI
あざす。

STAFF
他の方も有名な人ですか?

YUSUKE NAKAI
みんなプロ中のプロダンサーですね。
アッシャーとクリス・ブラウン(Chris Brown)、ニッキー・ミナージュ(NICKI MINAJ)とかジャスティン・ビーバーのダンサー達が入っています。
あざーすって感じですね。まあ頑張ったので。

STAFF
なにか具体的な活動はあったりしますか?

YUSUKE NAKAI
特に、まあ。

STAFF
全然聞き出せないですね(笑)!

YUSUKE NAKAI
特にないですね。
プラプラしてるで良いんじゃないですか?

STAFF
目標も?

YUSUKE NAKAI
教えたり教えなかったり、ツアーダンサーになったりならなかったり。
またアメリカ行って来年からツアーダンサーになりたいってのもあるし、「You never know」なんで、何とも言えないですよね。
どういう方向に行くかも分からないので、なすがまま。
アメリカでもそうだったんですよ。パっとオーディション来て、パっと行って、パっと受かって仕事して。

STAFF
それが結果劇的だったっていう話なんですが。

YUSUKE NAKAI
そうそう。
だからいつもこういうスタンスだったんで、そんな感じですよ。
ただガッツに関してもすごく曖昧な答えになってしまっているので少しだけ付け加えさせて頂くと、とにかく現実と向き合う時間に費やしました。現実を一歩一歩確実に歩いた結果今があると思っています。やったらやった分だけ返ってくる。そう信じて生きてきました。
時には、自分の考えや思いを反対されることがありました。そんな事をやっても無駄だと何回も言われました。
しかしそれでも決して折れず、諦めず黙々と自分を高めるために時間を使いました。
それくらい生まれてきた時から何も持ってなかったんです。自在に動く身体も。能力も。
何もなかったからこそ無我夢中でした。考え方も普通の人とは違ったのかもしれません。でも口だけでは終わりたくないという気持ちで、片手一本なくなっても成し遂げるくらい身体を痛めつけ無理やり叩き込ませました。実際にトレーニングのし過ぎで左手が全く腕が上がらず麻痺してた時もあります。それも気合いで治しました。
異常だとは思いますが、僕にとって夢ややりたい事はそれほど光って見えたんです。その光の中に包まれたい一心でした。だから僕のダンスにはその泥臭いものが入っています。這い上がれば折られ、また這い上がるを繰り返す。同じことを何度も。僕は、「継続は力なり」を馬鹿正直に信じてきました。それでもダメならしょうがないですが、綺麗じゃなくてもいいんです。それで作られた今があります。
だから総称としてガッツという言葉を使わせていただきました。そして何より感謝です。
ただ、それでも分からない事はたまたまとしか言いようがありませんね(笑)。

STAFF
なるほど。本人がたまたまというのは締めとしては珍しいパターンかもしれません(笑)。
本日はありがとうございました!さらなる活躍を期待しています。

最後にインタビュしたまーくんとは同い年ということで記念に一枚写真を撮っていただきました。


YUSUKE NAKAI
Twitter : https://www.instagram.com/yusukenakaijapan/
Instagram : https://twitter.com/YusukeNakaiJPN

COMMENT
みんなの声
  1. @YusukeNakaiJPN より:

    Thank you for interview @Dews365 !!!!

    Dews さんにインタビューしていただきました!
    ダンスを始めた生い立ちから仕事の事まで色々話してます。
    是非!

    https://t.co/ednJBkU50N