[ HORIEが語る ] 映画「ブレイク・ビーターズ」- 自分たちに活かせるエネルギーが詰まっている

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1980年代、社会主義政権下の東ドイツで巻き起こった社会現象とダンサーたちの実話を基に、「自由」と「夢」を追いかけることの尊さを訴えたエンターテインメント作品「ブレイク・ビーターズ」

ブレイク・ビーターズ 社会主義化

伝説のダンサーとして世界的に有名なドイツ人B-BOY STORMが振り付けを担当していることもあり、ブレイクダンサーファンのみならずとも、ダンスファンの間で既に話題騒然となっている本作。一般上映前にストリートダンス界の巨匠、HORIE氏がこの映画をいち早くチェック!
早速ご感想をお聞きしました。

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プロフィール
1983年、16歳でブレイクダンサーとして仕事を始めるJapanese First B‐BOY。
80年代は原宿ホコ天でのストリートパフォーマンスを中心にコンサートツアーなどの経験を積む。
90年代に入りTRFの初期メンバーを経て 93年にSOUND CREAM STEPPERSを結成。
東京クラブダンスシーンの最前線に存在しながら浜崎あゆみのドームツアーなどを4年以上に渡りつとめる等、ジャンルを越えた活動もこなす実力者。
25年以上かけて磨き上げたダンス、MCなどで聞かせる豊富なダンス知識。
JAZZミュージシャン顔負けのキャラクターは年齢や性別に関わらず全国のダンサー達に熱く支持されている。

ダンスを始めたきっかけ

STAFF:それではまず本映画「ブレイク・ビーターズ」のご感想をいただく前に、そもそも堀江さんがダンスを始められたきっかけを教えていただけないでしょうか?

HORIE:きっかけは高校一年生の時に隣に座ってた人がすごくセンスのいい人で、色んなこと知ってる人で、文化祭でマイケル・ジャクソンのフリのコピーを一緒にやろうよと誘われたのがはじまりでしたね。その隣に座ってた人はCAKE-K(B-FRESH)といって日本で最初のラッパーになるんですが、そういうやつが隣にいたんです。CAKE-Kが日頃どこからかブレイクとはヒップホップとは、ウェーブだったりと、どこからか情報を仕入れてくるんですね。

STAFF:HORIEさんもマイケルジャクソンから入っておられたんですね!それは驚きです。
CAKE-K(B-FRESH)さんのお話も、すごいですね。

HORIE:彼の家は下町のラーメン屋なんですが、深夜にやってたニュースのNYトピックス等をベータマックス(ビデオテープ)で録画して、それを見てたみたいなんです。それこそアンテナの貼り方が病的で、ブレイク・ビーターズの主人公のようなやつがとなりにいたんです(笑)。僕はどちらかというと後ろからくっついていくタイプの人間だったので、友達に火をつけられて始めました。

STAFF:今はどちらかというと人を引っ張るタイプ、人に火を付けるイメージの方が強いですけど、堀江さんにもそんな過去があったんですね。
そこからブレイクダンスに入っていかれるわけですが、本作「ブレイク・ビーターズ」はいかがでしたか。

HORIE:最高の映画でしたね。エピソードの一つ一つが自分の青春時代と重なる部分が多くてまるで過去に戻った気分になるような映画でした。1980年代当時、NYからやってきたHIPHOPは全く新しいものだったので、見よう見まねでやってしまった映画の主人公と同じ気持ちでした。
芸能界のスーパースターになるのではなく、所謂B面のヒーローになっていくタイプの映画だったので、B面好きの僕にはたまらない作品でもありましたねw
すごいカッコいいんですが、挫折していく部分もあって、ダンサーのリアルな部分が映画では描かれていて、すごく、心に響きました。

STAFF:作品の中でもダンスの映画を主人公たちが観るシーンが出てきますが、実際に堀江さんもこれまでにダンスムービーをご覧になってきましたでしょうか?

HORIE:見てきましたねぇ。映画に登場する「BEAT STREET」って実は日本では未公開だったので、当時私は見てないんですが、そのかわり「WILD STYLE」やハリウッド映画「フラッシュダンス」に登場したストリートダンスが出てくる1シーン見たさに、映画館に通っていました。その他に映画「ブレイクダンス1」「ブレイクダンス2」が当時日本にやってきましたね。「BEAT STREET」は当時六本木のソウルバーで流れてるって噂があったんだけど、高校一年生だった自分にはソウルバーに行く勇気がなくて(笑)、一年くらいは見れなかったです。なので印象に残っているブレイクダンスの映画はその4本ですね。「BEAT STREET」はその後裏ビデオとして回ってきました。笑

STAFF:裏ビデオ。笑