[ 肉体派ダンサーによる筋肉ブログ Dewzan ] Warrior| Juju
今日紹介する映画はこれ。
総合格闘技というテーマを通じて、家族の葛藤や絆を描いた感動ヒューマンドラマ。問題をそれぞれ抱えながら対照的な人生を歩んできた兄弟。総合格闘技を通じてこの2人が思わぬ場所で家族問題と向き合う事に。
かなり高い評価を受けて現代版ロッキーと称されるほどの人気だったんですが、総合格闘技がテーマのせいか日本では未公開
話はかなりシンプルなんですが、クライマックスへの持って行き方、登場人物の描かれ方が素晴らしいです。
筋トレとか格闘技、ブレイクダンスもある意味似ているんですが、その人が抱える問題やストレスなど、ネガティブな力からみなぎるパワーってこういった身体を酷使するスポーツにはかなり向いているし凄く強くなるんだと思います。「星は暗闇でしか光らない」とよく言うのと一緒で輝かしい経歴の裏にはそれの何倍も何倍も暗いバックグラウンドがあります。
この映画はそれを本当に綺麗に描いています。
メイキングで俳優さん達がトレーニングをしている特典映像があるんですけど、この映画に出演している現代のカメレオン俳優、去年人気の映画マッドマックスで知られるトムハーディの変身っぷりがヤバイです。
かなり好きな作品でテンションあげたい時に必ず見る映画です。
是非チェックしてみて下さい!
それでは今週のメニューへ。
最近肩筋をどうやったら大きく出来るかをよく聞かれるので1つ紹介します。
もちろん逆立ちだけでも全然つきますが、そればっかりに偏ると肉が分厚くなり、肩の可動範囲が狭くなります。
なので今日紹介するのは肩の柔軟性を生かしたブリッジの状態で出来るメニューです。
まず最初はブリッジが出来ないといけません。
出来ない人はまずこれをマスターしましょう。
昔ロシアから来たサーカス団と一緒に仕事をした時に教えてもらったブリッジの1番いい形。
ここまで来るだけでもかなり肩に負担が来ます。
ポイントは両膝をくっつけ足もしっかり揃えます。お尻は極力限界まで下に下げます。
肩の部分はだいぶ慣れたらしっかり広げて下さい。
顎はしっかり引いて天上を見るよりも意識は両膝を見に行くぐらいの気持ちでしっかり引っ張ります。
出来る人はここでつま先立ちをしてみて下さい。
今回の筋トレではつま先立ちしませんがより辛い体勢がいい人、自分をいじめたい人はどうぞ(笑)
悪い例。
今回肩の柔軟性を意識してやって欲しいので、腕が顔よりも前に出ちゃう人はまず最初に紹介した形を出来るようにして下さい。
あの形だけでも足や背中にかなり来ます。
ブリッジの形が出来るようになったら、その状態のまま右足を上げて下さい。上まで上げてももちろんいいんですが1番負担の強い真っ直ぐでやってください。
この時に意識して欲しいのはもちろん形を極力崩さない事。足を上げた時に一気に肩に負担がきて落ちそうになりますがそこは気合いで耐えて、しっかり呼吸して下さい。
一旦元の形に戻して。
同じように次は左足。
左右の足を上げてこれで1セット。
これをまずは10セット。慣れたら5ずつ増やして行って下さい。
逆立ちとこのメニューをやるだけでかなり肩に来ます。
鍛え辛い場所なだけにメニューもハードですがやってみて下さい。
ブリッジはしっかり極めてないと肩の怪我に繋がるので焦らずまずはブリッジをしっかりやって下さい。
それではまた来週!