脂肪燃焼効果あり!パワーヨガの歴史や特徴、やり方を解説

その名の通り、パワフルな動きを繰り返すヨガスタイル「パワーヨガ」。海外セレブが美容法に取り入れていることから世界中にブームを巻き起こした、いわば現代版のヨガです。ということで今回は、パワーヨガのやり方を動画を用いて解説します。ヨガ初心者でも挑戦しやすい動画をピックアップしたので、さっそく実践してみましょう!

脂肪燃焼効果や脚のむくみを解消する効果が期待できる「パワーヨガ」。本記事ではパワーヨガの歴史や特徴から、口コミからみる効果やパワーヨガのやり方に至るまで詳しく解説します。

  1. パワーヨガとは
  2. パワーヨガとピラティスの違いは?
  3. パワーヨガの効果
  4. パワーヨガのやり方

パワーヨガとは

海外セレブが美容法として取り入れていることから、世界中でブームを巻き起こした「パワーヨガ」。エクササイズ要素が強く、短期間でのシェイプアップが期待できます。

歴史

「パワーヨガ」とは、1990年代にアメリカで誕生したヨガスタイルです。パワーヨガはアシュタンガヨガやアイアンガーヨガなどの古典的なヨガがベースとなっており、バロン・バプティスト氏やブライアン・ケスト氏によって現代風にアレンジされました。

パワーヨガは現代人のライフスタイルや趣向に合わせて、エクササイズやフィットネス的要素を取り入れています。ヨガは悟りを最終目標としていますが、ボディメイクを目標に掲げて行う人も多いパワーヨガは“現代版のヨガ”といえるでしょう。

特徴

パワーヨガの特徴は、運動量が多いことです。流れるようにアーサナを展開する「アシュタンガヨガ」と、体幹と骨盤矯正を意識した「アイアンガーヨガ」を組み合わせたパワーヨガは、静と動のアーサナをバランスよく取り入れたパワフルな動きが求められるヨガスタイルです。キープするアーサナを繰り返し行うので、筋力アップや集中力を高める効果が期待できます。

そんなパワーヨガでは、鼻から吸って鼻から出す「ウジャイ」という胸式呼吸が行われます。ウジャイは別名“勝利の呼吸法”とも呼ばれ、集中力を高めたり、血行を促進したりとさまざまな効果が期待できる呼吸法です。

パワーヨガとピラティスの違いは?

パワーヨガと似たエクササイズにピラティスがありますが、パワーヨガとピラティスは似て非なるものです。以下にパワーヨガとピラティスの違いをまとめたので、ぜひチェックしてみてください。

パワーヨガとピラティスの違い①誕生した背景

ピラティスは第一次大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発されたエクササイズです。一方で、パワーヨガは悟りの境地に達することを目標とした古典的なヨガを現在版にアレンジした、いわば修行の一種です。

とはいえ、ピラティスはヨガを参考にして体系化された運動なので、ヨガと似ている部分が多いのは当たり前なのです!

パワーヨガとピラティスの違い②意識する部位

ピラティスは体幹を意識しながら筋肉を鍛えていくエクササイズです。一方で、パワーヨガは体幹だけでなく体全体の筋肉を意識しつつ、柔軟性も高めていくものです。

パワーヨガとピラティスの違い③呼吸法

ピラティスでは、鼻から吸って口から吐く胸式呼吸を行います。一方で、パワーヨガでは鼻から吸って鼻から吐く“ウジャイ”という胸式呼吸を行います。胸式呼吸という点では同じですが、息の吐き方に違いがありますね。

パワーヨガの効果

マドンナ、グウィネス・パルトロウ、ジェニファー・ロペスなどの海外セレブが美容法に取り入れたことで話題になったパワーヨガ。ここからは、実際にパワーヨガを行っている人の口コミをチェックしていきたいと思います!

2ヶ月で-9kgのダイエットに成功!

ズンバとパワーヨガの合わせ技で、過去に2ヶ月で-9kgのダイエットに成功したという口コミを発見しました!

ぽっこりお腹が解消された

パワーヨガ中級に通っている人によると、ヨガでぽっこりお腹が解消されたそうです!

脚のむくみが解消された

パワーヨガのレッスンでは、体を山の形にするダウンドッグがたびたび出てきます。ダウンドッグには脚のむくみを解消する効果があるので、パワーヨガには脚痩せ効果があるといえますね!

パワーヨガのやり方

太陽礼拝

パワーヨガは、太陽礼拝をベースにいろんなポーズを組み込んだヨガスタイルです。パワーヨガのレッスンでは太陽礼拝の動きがたびたび登場するので、まずは太陽礼拝に挑戦してみましょう。

1. 上向きの礼拝(ウルドゥヴァハスターサナ):息を吸いながら、手の平を頭の上で合わせます。
2. 深い前屈(ウッターナーサナ):息を吐きながら、深く前屈をします。
3. 半分の前屈(アルダウッターナーサナ):息を吸いながら、半分の前屈をします。
4. 四肢で支える杖のポーズ(チャトランガダンダーサナ):息を吐きながら、腕立て伏せの状態になります。
5. アップドッグ(ウルドゥヴァムカシュヴァナーサナ):息を吸いながら、手で床を押して背中を反らせます。
6. ダウンドッグ(アドムカシュヴァナーサナ):息を吐きながら、体を山のような形にします。
7. 半分の前屈(アルダウッターナーサナ):息を吸いながら、半分の前屈をします。
8. 深い前屈(ウッターナーサナ):息を吐きながら、深く前屈をします。
9. 上向きの礼拝(ウルドゥヴァハスターサナ)):息を吸いながら、手の平を頭の上で合わせます。

全身のパワーヨガ

正座から始まるパワーヨガのレッスン動画です。ヨガ初心者でも無理なくできるアーサナから始まり、後半に進むにつれてダイナミックなアーサナが出てきます。レッスンに集中するために空腹時に行いましょう。

まとめ

パワーヨガはパワフルなアーサナを繰り返しながらも、静のアーサナも取り入れているいいとこどりのヨガスタイルです。ダイエット効果だけでなく、リフレッシュ効果もあるパワーヨガは、ヨガに苦手意識をもつ人でも取り組みやすいヨガといえるでしょう。太陽礼拝から徐々にステップアップして、よりダイナミックなアーサナに挑戦してみてくださいね!

関連記事