筋トレでジャンプ力は上がる?ジャンプ力向上に必要な部位別筋トレメニューを紹介!

「他の人よりジャンプ力を上げたい!」と思っているけど、どこを鍛えればいいのか分からない。結論を先にお伝えすると下半身を中心に鍛える必要があります。今回は5つのトレーニングメニューも一緒に紹介していきます。実は上半身も鍛えることで、よりジャンプ力を上げることができます。

            

  1. ジャンプ力がある人とない人の違い
  2. ジャンプ力に必要な筋肉
  3. ジャンプ力に必要な筋肉の鍛え方
    1. スロースクワット
    2. リバウンドジャンンプ
    3. ボックスジャンンプ
    4. ニータックジャンプ
    5. プランク
  4. ジャンプ力を上げてスポーツで大活躍

ジャンプ力がある人とない人の違い

【下半身の筋力が強い】

高くジャンプするためには、下半身の筋力が必要不可欠です。特に太ももや股関節周りの、大腿四頭筋や腸腰筋などの筋力を高めることで下半身の力をフルに使う事ができます。

【主に鍛える筋肉】
・お尻周りの筋肉(大臀筋)
・太ももの筋肉(大腿四頭筋・ハムストリング)
・ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)

【下半身の適度な柔軟性】

高くジャンプするためにも、伸び縮みする筋肉の特徴を利用する必要があります。ジャンプする前は沈み込みますが、この時にふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)が引き伸ばされます。

引き伸ばされた筋肉が収縮して、バネのような力が加わり高くジャンプする事ができます。下半身の筋肉が固すぎると、ジャンプする直前の引き伸ばしがうまくできず、高くジャンプするのが難しくなってしまいます。

【体重が重い】

体重が重すぎると高くジャンプする事ができません。

高くジャンプするためのにも筋肉は重要ですが、不要な筋肉までつけてしまうと重くなってしまいます。体に重りを付けている状態になってしまいます。

ジャンプ力に必要な筋肉

【肩・腕の筋肉】

高くジャンプするには、腕を強く振って飛ぶ必要があります。一気に体を伸ばすために瞬発力も同時に求められます。

腕を強くするためには、「大胸筋(胸の筋肉)」「三角筋(肩の筋肉)」を鍛えるのが効果的です。

大胸筋は、前胸部の広く平たい筋肉で、三角筋は、両肩の肩関節を前後および外側から覆う分厚い筋肉です。どちらの筋肉も鍛えやすい筋肉となります。腕を強く降る力を鍛えてジャンプ力を高められます。

【腹筋・背筋】

空中でのパフォーマンスを安定させるために、「腹筋や背筋」を鍛える必要があります。特に腰にある筋肉「脊柱起立筋」は、体の安定性を高めるのに欠かせない筋肉です。

体幹を安定させると、ジャンプをした後のパフォーマンスが安定します。腹筋と背筋を鍛えることで、空中戦でより質の高いパフォーマンスを期待できます。

【太もも】

ジャンプ力を高めるためには、下半身の強化をする必要があります。太ももは、最も大きな筋肉であることから、高く飛ぶ動作にも大きく影響します。

太ももを鍛えることで、ジャンプ力の向上や足の速さ、基礎代謝までも鍛えられます。

特に鍛えるべき部位は、「大腿四頭筋(もも裏)「ハムストリング(もも前)」という筋肉です。この2つの筋肉を鍛えることで、バネのように収縮できるようになり、より高いジャンプをすることができます。骨盤の前傾を維持するなど日常生活でも重要な役割を果たしています。

【お尻・股関節周り】

お尻、股関節周りの筋肉である「大臀筋」「腸腰筋」を鍛えることで、スムーズに収縮と伸展が行えるようになります。バネのような力を手にする事ができるためです。

大臀筋は、お尻の中でも最も大きな筋肉です。ジャンプする時には、強いパワーを発揮します。股関節周りの筋肉は、上半身と下半身を結ぶ役割があります。ジャンプ時に下半身から上半身へと力を伝達するために必要な筋肉となります。

どちらの筋肉も、高いジャンプをする上で重要な部位となります。柔軟性も高めながら鍛えていきましょう。

【すね・ふくらはぎの筋肉】

高くジャンプするためには、膝下の筋肉を使って地面を強く蹴り上げる必要があります。

ふくらはぎ部にある、3本の筋からできている「下腿三頭筋(かたいさんとうきん)」やすね部分にある「前脛骨筋(ぜんけいこつきん)、長趾伸筋(ちょうししんきん)」などは、ジャンプ力を高めるために必要不可欠な筋肉です。

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