世界に挑み続けるダンサーShiori Murayama/ 彼女の道のりと新たな目標
子供の頃からアーティストのバックダンサーや様々な活動をしているShiori Murayama。世界で活躍するダンサーという夢に対する強い気持ちと努力で多くの目標を成し遂げてきた。
6歳の頃、テレビで観たキッズダンサーに影響されダンスを始める。更なる成長を目指し9歳の時にEXPGに入った。
3ヶ月後、転機が訪れる。それはめちゃx2イケてるっ!の出演だ。メインのキッズダンサーに選ばれ、チビザイルという名で大きな話題となる。ナインティナインの岡村隆史に「この子は別嬪さんになるわ。」と紹介されたエピソードも。番外編も作られ何度も再放送されるほどの人気企画となった。その後はEXILEのライブやTV出演など様々なメディアで活躍。
高校1年の時に当時アメリカで活躍していた日本人ダンサーMiki Emuraと出会う。とても衝撃的で圧倒され、アメリカに留学するきっかけとなった。
留学してからはひたすらトレーニングを重ね、2017年にはアメリカの有名なダンスコンベンション Monsters Danceのショーのオーディションに初参加でありながら合格し、唯一の日本人キャストとしてショーに出演。ショーの後すぐ、数々の有名ダンサーが所属するGo 2 Talent Agencyからスカウトされ所属することに。
LAのダンススタジオでCalvit Hodgeという有名振付師に出会う。そこで彼に声をかけられた。「周りに比べて身体は小さいけど、負けないくらいパワフルでスター性を感じる。ビザを取ったら一緒に仕事がしたい。」クラスではよくピックアップされ、一緒に踊っていた。アメリカの大学のダンス専攻を修了後、OPT Visaを取得。1年間働けるようになった時、彼から直々にオファーがきてJ BalvinのMVのメインダンサーとしての出演やアニメーション映画VIVOのプロジェクトにも参加した。
彼女のダンス人生においてもう一人重要な有名な振付師がいる。それはSean Bankhead。2013年、日本のワークショップで彼に出会い、初めて受けたクラスでピックアップされ一緒に踊った。「次はアメリカで一緒に踊ろう。」彼のこの言葉を実現させるために努力し続けた。2019年に再会し、OPT Visaのことを伝えるとすぐオーディションに来て欲しいと言われ、合格を勝ち取りPepsi Super BowlのCMに出演。メインダンサーとしてMissy ElliottとH.E.R.の横で踊るという大役を任された。
2020年日本に帰国後すぐにGENERATIONSのライブに参加が決まり、現在も全国ツアーに出演している。今年はGENERATIONSのツアーの他に、BoAの20周年ライブやNBA JAPAN GAMESのハーフタイムショーなど様々な場面で活躍している。
今後はアメリカで活動することを計画している。すでに彼らをはじめとする有名振付師から、メインダンサーとしてブランドのプロモーションビデオやMV出演等多くのオファーが来ているそうだ。「次の大きな夢は有名アーティストのバックダンサーとしてワールドツアーに参加すること。日本に凱旋して家族に観てもらいたい。」と語った。そんな彼女の活躍から目を離せない。