CODE KUNST(コードクンスト)はどんなアーティスト?天才プロデューサーの秘密

AOMG所属、韓国ヒップホップ界を牽引する名プロデューサー、CODE KUNSTの音楽キャリアを特集。彼の独特のサウンドや、多くのアーティストとのコラボレーションを通じて築いた軌跡を深く探求します。

AOMGに所属し、韓国ヒップホップシーンをリードする名プロデューサー、CODE KUNST(コードクンスト)。独特なサウンドや数々の受賞歴、そして様々なアーティストとのコラボレーションを通じて、多くの音楽ファンに知られています。

2013年のデビューから2023年の最新アルバム『Remember Archive』まで、彼の音楽キャリアは輝きを増してきました。その背後にはどのようなエピソードがあるのでしょうか。

本記事では、彼の素晴らしいキャリアを追いながら、コード・クンストが韓国のヒップホップ・シーンで独自の位置を築くまでの道のりを深く探っていきます。

  1. CODE KUNST(コードクンスト)のプロフィール
    1. ルーツ
    2. エピソード
  2. CODE KUNST(コードクンスト)がプロデュースしたのおすすめの楽曲10選
    1. DPR LIVE – Jasmine
    2. PH-1, KID MILLI, LOOPY – Good Day (Feat. 팔로알토 Paloalto)
    3. Gaeko、Ourealgoat、SINCE、Ahn Byeong Woong、Tabber、Gwangil Jo – Wake Up
    4. Loopy – Save (Feat. 팔로알토 Paloalto)
    5. CHOI JUNG HOON & Simon Dominic – For the gone (with ELLE KOREA)
    6. Loopy – NoNo (Feat. 사이먼 도미닉 Simon Dominic)
    7. JAY PARK – ENGINE (엔.진)
    8. Flower (Feat. Jay Park, Woo, GIRIBOY)
    9. SINCE & Tabber – Reset (Feat. Gaeko & Kid Milli)
    10. Jumper (Feat. Gaeko, MINO)
  3. おわりに

CODE KUNST(コードクンスト)のプロフィール


コード・クンスト、本名チョ・ソンウ(1989年12月18日生まれ)は、AOMGに所属する韓国を代表する音楽プロデューサーとして知られています。またヒップホップクルーLEGIT GOONSにも所属し、多彩なアーティストとのコラボレーションを果たしています。

2013年にシングル「Lemonade(Feat. Blnk-Time)」でデビューし、続いてアルバム『Hear Things』をリリース。特有の幻想的なサウンドで注目を集めました。

2015年には2ndスタジオ・アルバム『Crumple』をリリースし、その後も作品を重ね、2018年には人気番組「SHOW ME THE MONEY 777」に審査員として参加し、その名を更に広めました。2021年には、彼の業績が称賛され、韓国ヒップホップ大賞でプロデューサー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

2023年、彼は5枚目のスタジオ・アルバム『Remember Archive』をリリース。この作品には、彼の音楽キャリアを通じての経験や感情が織り込まれており、彼の成熟したプロフェッショナルなサウンドが反映。コード・クンストの音楽は、幻想的かつ深みのあるサウンドで、韓国のヒップホップ・シーンにおいて独自の位置を築いています。

彼の持つ豊かな音楽性は、今後も多くのファンを魅了し続けることでしょう。

ルーツ

CODE KUNSTは、仁川(インチョン)の延寿(ヨンス)生まれ。画家の両親の元ので育つという、芸術に造詣の深い家庭でした。「CODE KUNST」というステージネームのきっかけも、芸術的な家庭の生まれが影響しているそうです(後述)。

また、ヒップホップにのめり込んだのは、中学生の頃に聴いたラッパーNasの「Doo Rags」を聴いたのがはじまりだそうです。

エピソード

CODE KUNSTと名付けたきっかけ

CODE KUNSTの名の由来は、彼の両親が画家で、彼自身が絵に囲まれた環境で育ったことに関係しているそうです。

彼は子供の頃によく嗅いでいた絵の具の匂いを思い出し、両親から受け継いだ自分の芸術的な部分を認識。それがきっかけで、「Kunst」(ドイツ語で「芸術」)と、「Code」は「芸術のコードを作る」という意味で、彼のアーティスティックな名前が生まれました。

学歴について

あるサイト(Namuwiki)には、CODE KUNSTが「Dong-ah Institute of Media and Arts」のデジタルイメージデザイン学部を「中退した」と書かれていました。しかし、CODE KUNSTはこれを訂正し、「中退したのではなく、退学になった」と述べています。

ラッパーNucksalとの関係

CODE KUNSTと親交の深いとされるラッパーのNucksal。彼らは「LEGIT GOONS CREW」というクルーのメンバーであり、音楽的なパートナーシップで知られています。「Nucksal兄貴」と慕う仲で、作ったビートを聴かせて「ラップしてみて」と言い合えるような関係のようです。

ラッパーC Jammとの関係

CODE KUNSTと親交の深いとされるラッパーのC Jamm。元々隣に住んでいたそうで、一緒に作業する人を自分で探そうとしていた時に、C Jammの最初のミックステープを聴いたのがきっかけで知り合ったのだとか。

「自分の曲を気前よく提供したくなるという感情を持っている」と心を許す人物であり、最初の曲も彼に頼んだそうです。

2018年に月に約9000万ウォンを稼いでいた?

CODE KUNSTはテレビ番組で2018年に月に約9000万ウォンを稼いでいたと公表。しかし実際には、その月に1000万ウォン以上が追加で入ってきており、なんと合計で10000万ウォン以上を稼いでいたそうです。

彼の音楽プロデューサーとしての成功の度合いがいかに凄いかが分かるエピソードです。

次ページでは「CODE KUNST(コードクンスト)がプロデュースしたのおすすめの楽曲10選」をお送りします!

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