注目の次世代R&BシンガーJoice Wrice(ジョイス・ライス)の魅力!おすすめの楽曲など
次世代R&BシンガーJoice Wriceの魅力を徹底紹介!プロフィールやおすすめ楽曲5曲を通じて、彼女の心地よく懐かしい音楽スタイルに触れてみてください。
次世代R&Bシンガーとして注目を集めるJoice Wrice(ジョイス・ライス)。その音楽スタイルは心地よく懐かしいサウンドが特徴で、2016年に初のEP「Stay Around」をリリースして以降、彼女は独自のスタイルと情熱的なライブパフォーマンスで多くのファンを魅了し続けています。
本記事では、そんな彼女のプロフィールや魅力、おすすめ楽曲5曲を紹介。ジョイス・ライスの音楽世界に触れ、彼女の魅力を存分に楽しんでください!
Joice Wrice(ジョイス・ライス)のプロフィール
Joyce Wrice(ジョイス・ライス)は、カリフォルニア州サンディエゴ出身のシンガーソングライターです。アフリカ系アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、仏教徒として育ちました。幼少期から音楽に親しみ、特にR&Bに影響を受けました。
2013年に大学を卒業後、ロサンゼルスに移り、本格的に音楽活動をスタートし、2016年に初のEP「Stay Around」をリリース。その後2021年にはFreddie Gibbs、Lucky Daye、KAYTRANADAなどのアーティストが参加したデビューアルバム「Overgrown」を発表し、多くの批評家やリスナーから高い評価を受け、注目を集めます。
90sライクな楽曲を中心とした、心地よい音楽感性を持つ彼女は、独自のスタイルと熱狂的なライブパフォーマンスで多くのファンを魅了し続けています。
ルーツ
Joyce Wriceは、カリフォルニア州サンディエゴでアフリカ系アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれました。幼少期を仏教徒として過ごした彼女は、父親の車で聴いたR&Bやジャス音楽が彼女の音楽的ルーツを形成し、BrandyやMariah Careyといったアーティストに影響を受けながら、音楽に対する愛情を育みました。
日本人の母親の影響も大きく、日本への毎年の訪問が彼女にとって特別な体験となっていたそうです。
音楽キャリアの始まり
JoyceはYouTubeに90年代のR&Bカバーを投稿し始め、それが彼女の音楽キャリアのスタートに。2016年にリリースされた初のEP『Stay Around』では、彼女の甘い歌詞と独特のトーンが注目を集めました。
『Overgrown』の成功
2021年にリリースされたデビューアルバム『Overgrown』は、批評家やリスナーから高い評価を受けました。このアルバムは、D’Mileがエグゼクティブプロデューサーを務め、多くの注目アーティストが参加しています。また、このアルバムの成功を受け、Lucky Dayeのツアーに特別ゲストとして参加し、さらに多くのファンを獲得しました 。
近年の活動
2022年には、KAYTRANADAと共同制作したプロジェクト『Motive EP』をリリースし、リードシングル「Iced Tea」は大ヒットしました。
また彼女は、ディズニー+の「The Proud Family: Louder and Prouder」のテーマソングのボーカリストとしても活躍しています。
Joyce Wriceは、現在も精力的に活動を続けており、二度の来日公演も実現。2024年には待望のセカンドアルバムのリリースが予定されているそうです。
彼女の魅力的なパフォーマンスと独特の音楽スタイルは、今後も多くのリスナーを魅了し続けることでしょう。
Joice Wrice(ジョイス・ライス)のおすすめの楽曲5選
On One Ft. Freddie Gibbs
「On One」は、ラッパーのFreddie Gibbsをフィーチャーした彼女の代表曲。1990年代と2000年代初期のR&Bを彷彿とさせる、ノスタルジックでグルーヴィーなトラックで、恋愛における複雑な感情をテーマにしており、一度離れようとしても再び戻ってしまう関係を描いています。
Joyce WriceのシルキーなボーカルとFreddie Gibbsの深みのあるラップが絶妙に調和し、軽快で心地よいリズムを作り出しており、H.E.RやLucky Dayeなどとも仕事をしているプロデューサーのD’Mileによる懐かしさを感じさせるビートと、ミュージックビデオのダンスパフォーマンスが曲の魅力を一層引き立てています。
Pace Yourself
「Pace Yourself」は、彼女の2022年リリースのEP『Motive』に収録されている曲。カナダのプロデューサーKAYTRANADAがプロデュースしたこの曲は、リズミカルでダンサブルなビートに乗せて、Wriceの滑らかなボーカルが印象的に響きます。
急がずにゆっくりと物事を進める大切さを歌っており、特に現代の忙しい生活の中で、自分自身を見失わないようにするためのお守りソングにもなりそうです。
「Pace Yourself」は、Wriceが自分の音楽スタイルをさらに確立し、彼女の多才さを示す楽曲の一つです。
So So Sick
「So So Sick」は、デビューアルバム『Overgrown』に収録されているシングルで、「On One」の紹介でも少し触れたプロデューサーのD’Mileによってプロデュースされており、甘くソウルフルなボーカルとノスタルジックなビートが特徴です。
この曲は、自己中心的な元恋人との関係を断ち切ることの困難さと、その中で自分の価値を再発見する過程を描いています。Joyce Wriceは、この曲を作ることで自身の感情を整理し、自己成長を促す手助けとなったと語っています。曲中では、元恋人に対する未練や感情的な痛みを抱えながらも、前に進む強さを見せています。
鮮やかな色彩とダイナミックなダンスパフォーマンスが印象的で、視覚的にも楽しめるミュージックビデオも注目。
Iced Tea
「Iced Tea」は、プロデューサーのKAYTRANADAとのコラボレーションによる軽快でダンサブルなトラック。この曲は、アルバム『Overgrown』以来の新作として2022年にリリースされました。
この曲は、暖かいシンセサウンドと躍動感あふれるメロディーが特徴で、Joyce Wriceのソウルフルなボーカルがエンパワメントのメッセージを伝えています。特に「自分の流れに乗っている」という歌詞は、自己肯定感を高め、リスナーに自信を持たせる内容となっています。
まるで、ダンスフロアへ誘うような楽しさと爽快感が詰まっているこの曲についてジョイスは「女性たちが自由に自分の力を発揮できるように」という思いを込めて作られたと述べています。
That’s On You
「That’s On You」は、R&B、ジャズ、ローファイ・ヒップホップの要素が融合したような楽曲で、彼女の滑らかでソウルフルなボーカルが際立つメロウなバラードです。このシングルは、自己中心的な恋人との関係に対する不満と、その関係を断ち切る決意を描いています。
プロデューサーのAustin Brownが手掛けたこの曲は、エレクトリックギターやキーボード、洗練されたドラムが特徴的で、聴く者に心地よさを与えます。
また、「That’s On You」の日本語リミックス版では、同じ日系シンガーのUMIをフィーチャーし、曲に新たなテイストを加えています。Joyce Wriceの日本のルーツを反映したものであり、異文化間のコラボレーションも魅力の一つです。
Joyce Wrice Ft. UMI- That’s On You (Japanese Remix) Official Lyric Video
おわりに
以上、Joice Wrice(ジョイス・ライス)の魅力とおすすめ楽曲についてご紹介しました。
以前コラボしていたマインドデザインとの未発表曲や、デヴィン・モリソンとのコラボ曲もあるそうですし、次作のアルバムも楽しみですね!
この記事を参考に、Joice Wriceの音楽をより一層楽しんでいただければ幸いです。