【BBB NAKAMA対談 vol.1】akihic☆彡 × 千葉涼平(w-inds.)

Beat Buddy Boi(以下BBB)が“10月15日から約2ヶ月間にわたり一台のワゴンで47都道府県を周る”という過酷なツアー「NAKAMA PROJECT」 をスタートする。

BBB NAKAMA PROJECT 特設サイト : http://beatbuddyboi.com/nakamaproject-2016

全国の中学高校のダンス部への無料ワークショップやダンススタジオでのワークショップ、学園祭などイベント出演やメディア出演と全国6都市のファンミーティングなどをしながら、全国のファンのみんなと仲間として繋がって行き、まだ見ぬ全国の仲間にも会いに行こう!という企画である。

今回、Dewsと「NAKAMA PROJECT」のコラボ企画として、スタートまでの10月7日〜14日の8日間、8人のメンバーがそれぞれ所縁ある方たちに自らオファーし対談する「BBB NAKAMA対談」を敢行。

記念すべき第一回目はBBBのリーダーであるakihic☆彡がw-inds.のリーダー千葉涼平氏をオファー。
共にリーダーという共通点を持ち、過去にはバックダンサー、アーティストとして関わっていたという二人の出会いからダンスへのこだわりや想いが詰まった対談は、ファン必見の内容!

二人の出会いについて

STAFF
お二人の出会いのエピソードを教えてください。

akihic☆彡
2005年のw-inds.さんの楽曲「変わりゆく空」のMVの振付けとバックダンスを僕がさせて頂きまして、その時が初めてですね。僕23歳(笑)。

千葉涼平
俺20歳だ!意外と年齢近かったんですね(笑)。
当時の上の人ってすごい上に感じてましたね。すごいお兄さん感あって。

akihic☆彡
特に涼平は幼く見られがちのかわいいフェイスじゃないですか(笑)。
しかもすごい人見知りだったんですよ。だから全然喋らなかったよね。

千葉涼平
振り入れの時とか全然喋らなかったと思います。

akihic☆彡
こっちもかしこまっちゃって『どうしよう…』みたいな。
逆に龍一とかはすごいフレンドリーに話しかけてきてくれるんだけど、涼平はすごい人見知りで。
コミュニケーション取らなきゃと思って僕は頑張ってましたけど(笑)。
でもメンバー皆さん、人一倍ストイックに練習するんですよ。
そのあとも何曲か振付けをやらせていただいて、2年くらいずっと一緒にお仕事させて頂いていましたね。

リーダーとしての想い

STAFF
共に数多く存在する日本のダンスボーカルグループの中で屈指のダンススキルを持ち、さらにグループのリーダー同士であるということで、リーダーとしての想いをお聞かせください。

akihic☆彡
そうですね。すごい境遇が似てるような気がするんですよね。リーダーなんですけどリーダーと周りから思われてないというか(笑)。

千葉涼平
めっちゃ言われます!(笑)。

akihic☆彡
慶太でしょって!?
マイク持ってメインで喋ってるからっていうのもあると思うんですけど、
俺らだったらSHUNがいるし、Toyotakaとかも喋るし。
もちろんわかってもらってはいるんでしょうけど、なんとなく似てるような気はずっとしてます。
最初僕も初めてw-inds.に会った時『あっ!涼平がリーダーなんだ』ってびっくりしましたし(笑)。

千葉涼平
僕はakihic☆彡さんがリーダーなイメージすごいありますけどね。
どこに行ってもリーダーなイメージがあります。

akihic☆彡
でも「変わりゆく空」の振り付けをやらせていただいたときに組んでた7DOWN8UPPERっていうチームのときのリーダーはSHINJIだったんだよね。逆にその頃は結構メインで見られてた部分はあったりとかはしてたかな。
実はBeat Buddy Boiがリーダー初めてなんですよね。今までやったことなかったからすごい心配だったけど、いろんなものを見てきた上でなったので、こういう立場で頑張っていこうみたいな気持ちはありましたね。

千葉涼平
リーダーとして僕はこだわりとかをあまり言わないでやってますね。各々の個性が強いから。

akihic☆彡
似てる!!
Beat Buddy Boiも個性がすごく強くて、それが8人もいるから!(笑)。
だから僕もそんなにこだわりとか強くは言わないですけど、出会ったきっかけがダンスなのでダンスの部分はみんなにリスペクトされるようにいようっていうのを心がけてるというか、ダンスで頼れる存在としてい続けたいなという想いは常に持ち続けてますね。
チームを組み始めたときは、先輩だっていうところもあって結構言っていて、でもこれだとまとまらないって思ったり先輩に指摘されたこともあって、みんなの意見を受け入れようっていう部分を持ち始めてからちゃんとみんなの意見を聞けるようになって、なおかつ自分もちゃんと主張しながらリーダーとしてやってます。

千葉涼平
こうやって話してみると知らない部分が出てきますね。イメージと違う!

akihic☆彡
そう(笑)?
特に若い頃を知ってる方たちからは結構ガツガツしてるように思われがちですね。
意外と喋ってみると普通だよねとか礼儀正しいねとか結構言われます。

千葉涼平
喋ると意外とゆるいですよね(笑)。あ、やわらかい(笑)。
それは昔からです!

akihic☆彡
よかった(笑)。

ダンスへのこだわり

STAFF
お二人のダンスへのこだわりはありますか?

千葉涼平
こだわりか・・・。
でもこだわりがあるからこれだけずっとブレイクダンスやってきてるんですよね、きっと。
でも、今と昔だと多分違いますね。
昔は今よりダンスが全然世間に広まってなかったし、その中でブレイクダンスとかはもっと狭かったから。
ずっとB-BOYは尊敬してますし、大好きだし。そういう素晴らしいものがあるってことを知って欲しくて。あとは自分を見て始める人が増えたら嬉しいなっていうのを思って、そういう立ち位置でいたいなって昔は思ってやってました。
今はそういうのじゃなくて「楽しい!イェーイ!」みたいな(笑)。

akihic☆彡
いいね~!

STAFF
いいですね!それをし続けてきたからこそ自分が楽しむっていう原点みたいなところに帰ってきたという感じですかね?

千葉涼平
実際そういう子たちと出会うことも多くなったんですよね。
あとは、もうダンスが触れ易くなったというのもあるかと思いますね。
だから自分のいいものを出したら自然と一般の人に知ってもらえるかなって思いますね。

akihic☆彡
ちなみにBeat Buddy BoiのToyotakaはw-inds.さんを見てダンスを始めたって言ってました!

千葉涼平
えー!まじっすか?

akihic☆彡
僕のこだわりは、、壁を作らないっていうことにすごいこだわってて。ジャンルにこだわらないというか。やっぱりひとつのジャンルに固執してしまうと真似ごとに終わってしまう部分が絶対あるというか。
そうじゃなくてakihic☆彡っていうジャンルを作りたいってずっと思ってて、そうなった時にヒップホップだからヒップポップだけをやっているっていうのはちょっと違うなって感じて。音楽のジャンルも幅広くあるようにいろんな音楽聞いていろんなダンスを取り入れて、自分のフィルターを通してアウトプットできればいいなっていうことはすごく思ってました。
最終的にジャンルakihic☆彡だよねってなったときにすごい嬉しいなって本当に昔から思ってました。
だからオールドスクールもニュースクールも全てやりますし、そこへのこだわりはすごい強いなって思いますね。
いろんなことを見ることによって自分のジャンルだったり、自分のやりたいことが絶対生まれてくるはずだから、そうなれたときに「ダンス界で生きてる意味あるよね」っていうことを常に生徒にも言い続けてますね。
逆にこう思っている尖った感じがヒップホップなんじゃないかなって思うこともあるし、それが繋がってるんじゃないかなって。多分海外の方々も自分の想いがすごく強くて、ヒップホップって言っているのはその人生のこと自体を指して言ってると思うので、そういう意味で僕は「壁を作らない」っていうことは意識してこだわっているところかなと思います。

千葉涼平
(ダンスの)スタイルからそれはすごい感じますよね。

akihic☆彡
うれしいです!
逆にすごいチープに言ったらパクってるみたいな感じなんですよね(笑)。
要はいろんなものを自分の中に取り入れて。
パクるっていう言い方は良くないかもしれないですけど本当に吸収しまくって、それをミックスしまくって、軸にある自分を出すっていう感じですかね。
音楽も大好きだから、様々なジャンルの音楽を聞いて踊っています。
それがマッチした時に自分のスタイルが出てくるというか、だから見たらすぐにakihic☆彡だってわかるようになりたかったというのはありましたし。そこにはすごくこだわってると思います。。

千葉涼平
わかるー!
それこそBeat Buddy Boiのショーとか見てもわかる。

akihic☆彡
シルエットだけ見た時に「あの人だ」ってわかるようになりたいというか、自分の尊敬するダンサーで自分のダンスの師匠であり、心の師でもあり、自分を変えてくれたYOSHIEさんがそうで。やっぱりあの方は立ってるだけでかっこ良くて、影だけでYOSHIEさんだってわかるから、本当にこうなりたいって思っていてそれが今でも変わらずあって、8人いてもakihic☆彡だってすぐにわかるようにっていう。

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