【あのダンサーは今vol.2】前編:チャンプルで一世風靡したダンスアイコン、杉本姉妹は今

だーよし
えっ?

リノ
はむつんサーブさん。

チカ
千葉のPOSSEというイベントで、「はむつんサーブ最高ー」って言ったんですよ、あたし。チャンプルが来てて、はむつんサーブの取材で。それでクラブの外で「はむつんサーブ大好き最高ー」って言って。

リノ
そうですそうです。

チカ
そしたら「オーディション来なよ」ってディレクターさんに言われて、その時に初めてオーディションに行って「受かる訳ないよねー」って言って受けたらSquall Noiseと杉本姉妹が受かったんです。

だーよし
あ、オーデョションなんだ、チャンプルに出たきっかけは。

チカ
はい。少年チャンプルの一番最後の時です。

だーよし
なるほど…ではやっぱり…

リノチカ
はむつんサーブさんのおかげです(笑)

sugimoto3

だーよし
今日はあなた達のインタビューなのでやめてください。(笑)ではダンスのスタイルについて。何かレゲエヒップホップみたいなのってあの時杉本姉妹の影響でめっちゃ流行ったじゃない。エロ過ぎずレゲエを混ぜるみたいな。たぶん自分らですごく計算してたよね、きっと。

チカ
そういう認識もなく、何か出続けるなんても思ってなくて。あの少年チャンプルも終わるっていう放送が流れてるのを実際観てオーデョション行ってたんで。だからそこまで考えることなくジャンルを書いてくれって言われて、その時の作品のジャンルがそうかなって思ってレゲエヒップホップって書いたんです。そしたらそれでスーパーチャンプルもってなっちゃって。逆にこっちも取り返しが付かない感じになっちゃって…

リノ
そうそうそう。

チカ
そこまでレゲエヒップホップっていうのにこだわってなかったっていうのが正直な話です。元々ヒップホップとジャズをずーっとやってきてたっていうのがあって…

リノ
その当時にレゲエが流行ってたっていうこともあって…

チカ
で、好きでやってた感じです。

リノ
でもあまりにも年齢的にもレゲエレゲエしてしまうと、小さい子から見るとなると刺激が強すぎることもあるかなと思って、真似出来るようなジャンルを立ち上げた方がいいんじゃないかみたいな。

だーよし
ほら、やっぱりそうだ。計算の上じゃないですか。

リノ
いやっ、そんな大したものじゃないです(笑)

チカ
やっぱ、なんだろ、ファッションもそうなんですけど。そんなに出せないしっていう部分もあったし。

リノ
そうですそうです。

だーよし
出せないのは、何的に(笑)?

チカ
露出的にです。露出もそんなに出来ないしっていう(笑)。だからその当時から生徒とかもたくさんいたし、その生徒としゃべるより親御さんが何か言ってくる事ってあるじゃないですか。先生の真似してこういうの穿きたいって言って、あれはちょっとダメだよみたいな事とかあると困るなって。じゃあ別にそんなにこだわりなく色々入れた方が良いんじゃないかってことでやってました。

だーよし
あーなるほど。まあでも確かにそんなに露出はしてなかったもんね。うん、せいぜいホットパンツくらいで。

チカ
そうそう、せいぜいね(笑)。

だーよし
あとは、何かもうモフモフしたイメージだよね、杉本姉妹っていうとね。

チカ
モフモフしてましたね。髪の毛さえもモフモフしてますから。

だーよし
あれれ?今気づいたんだけど、Tシャツを1回ちょっと…

【あのダンサーは今vol.2】前編:テレビ番組で一世風靡したダンスアイコン、杉本姉妹は今

だーよし
今日のために?

チカ
今日のために。

だーよし
嘘でしょ!?

チカ
家から着てきました。

だーよし
あ、家からね(笑)。さすが当時からブレてない!!あ、そういえば実家はスタジオか何かやってたよね?

チカ
はい、福井でやってたんですけど、もう(福井に)帰る事もなくなっちゃって、自然にフェードアウトして、生徒がこっちに習いに来るようになったんですよね。チャンプルの頃からなんですけど。何か福井で何かを待ってるより自分達が東京に来た方が良いんじゃないかと思って。コンテストだったりそういうのもこっちで開催される事が多いじゃないですか。キッズコンテストとか。そういうのがあるからこっち来たときに習うと、こっちのお友達も出来るしっていうので、来てくれてました。

だーよし
へえーすごいな。でもそう考えると、杉本姉妹はあれかもね、元祖、チャンプルが生んだ地方ヒーローというか。それからそういうスタイルが流行ったんだよね、チャンプルで。自分の地元でそういう生徒さんがたくさん出来たとか。でもその生徒さんが東京まで出てくるっていうんだから凄いよね。

チカ
逆に千葉とか埼玉とか、割と近い関東区域だったら多分来ないかも知れないですね。それこそ私達の地元が静岡とか位東京に近かったら来なかったと思うんですけど、福井ってなると大阪か東京とか名古屋に出ないと…。福井で大規模な何かを見れるって機会、あまりないじゃないですか。あっても年に1回とかしかないから、だから東京に来たいって。

だーよし
なるほどねえ。次に、チャンプルに出て何かやっぱり変わった?生活のスタイルというか、サイクルというか。どういう風に変わった?

チカ
ありがたい事に、プレゼントの量が増えました。筆箱とか。

だーよし
え、筆箱?

チカ
はい。筆箱。何かこう、周りのチームのファンの方って結構同年代の男女とかなんですけど、私達を応援してくれてた方って、幼稚園とか小学校とかの子供達が集まってくるんですよ。子どもに教えるのを私が担当してたってのもあるのかも知れないですけど。多分お友達みたいな感じだったのか…筆箱をもらったときはさすがに「筆箱ー?」って思っちゃったんですけど…(笑)

だーよし
でも嬉しいものは嬉しいですよね(笑)?

チカ
はい。しかも缶の2段式の、開いたらウィーンってなるやつ。暫く使いました(笑)。

リノ
それと、頂いたプレゼントなんですけど、家に直接届くこともありました。

だーよし
えっ、こわいこわいこわいこわい(笑)。

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