「ひとりでできるもん＆弟子だもん」の現在は、あの実力派ダンサーだった！？

ひとりでできるもん
お仕事の打ち合わせとか以外で自分からはほとんど無いです。先輩と飲みに行ったりした時に「こいつ”ひとりでできるもん”だぜ！」って言われて、向こうが知らなかった時のなんとも言えない空気を二度と味わいたくないからです。

凛々人
ンアんまっまっま！！あー！？あえ、あー！？

インタビュアー
なるほど…並々ならぬ事情がありそうですね。では話を変えますが、TATSUKIはどんなダンサーになりたいとかあるのかな？

TATSUKI
僕はとりあえずディライt….

凛々人
ンヌわぁー！フガー！ひゃーYes!hua〜〜〜！！！

ひとりでできるもん
凛々人ー…（おやつの袋を開け息子に食べさせる）

インタビュアー
はい。

TATSUKI
はい。とりあえずディライトを取りたいです。新しく自分のホームになり得るチームを組んだんです。BixBiteっていうチームなんですけど、U-KIとTAKUYAと。年末から活動を開始していきます。

インタビュアー
コンテストを獲る為の新しいチームということですよね？これはなんで組もうと思ったんですか？

TATSUKI
今、Beat Soldierっていうのはバトル集団っていうイメージが強いと思うんですけど、チームでショーを作る「母体」みたいなものが欲しいんだと思います。他のメンバーは大学に行ってダンスを続けると思うんですけど、自分は大学に行かないので、新しいホームに出来る場所があればと思って。ただ、やっぱり「いいショーを作りたい」というのは、りょうへいさんの影響もあると思います。自分はそういうショーを見てダンスをさらに頑張るきっかけになったので。

インタビュアー
あんなにバトルのイメージがあるのに超意外ですね。というか、TATSUKIの成長ぶりに本当に驚いてます。

TATSUKI
いやいやいや（笑）。それと、自分はダンスを教えるのが凄く好きなので、そうやって生計を立てて行けたらと思ってます。そういう、教えとかチームとかのしっかりした母体があって、それを代表してバトルとかに出るとまた少し違うのかなって。

インタビュアー
素晴らしい。素晴らしくしっかりしてます！

TATSUKI
例えばメジャーな活動でテレビに出たり、舞台に出たり、そういうのにも凄く興味はあるんですが、やっぱり最初にストリートダンス界でストリートダンサーに認められたいですね。そうやったら説得力が増すなって思います。

インタビュアー
いやー、本当に大人になりましたねー…そう考えると僕らの世代はラッキーだったんですよ。ストリートダンス界にあまりそういう垣根（エンタメ系、アングラ系）がなく、全部一緒に同じイベントに出て同じ目線で楽しんでいた時代なので。
「エンタメ系がストリートに認められない」じゃなく、それもストリートから生まれた「日本のストリートダンス」という印象だったような気がします。まあ、当時ももちろん色々な意見はあったのですが。どうですか？師匠？

凛々人
ううんんんんなあああああああああああ！！！！！！

ひとりでできるもん
カスですね。
※こちらの発言について、後日ご本人からこのような補足がありました。
（今はたつきとは生きている世界が違うから自分から言えることは特にないんですけど、本当に凄く頑張っていると思うし頼もしいと思います。大人になったなという感心もそうですけど、時が経った今でも人懐っこく接してくれる彼が僕は好きですよ。だからお互いのやることを応援していきたいです。たつきはこっちの世界も小さい頃に見てるのでそういう意味では経験値が上だと思うので、ダンスを踊る人として僕が担えない部分を担えると思ってます。）

TATSUKI
あ、ありがとうございます。

インタビュアー
いやー、なんか、色々な物がこもってるいいお話ですね。じゃあ、TATSUKIは高校卒業したらそのチームとしての活動もしていくわけですね。
今日は本当にありがとうございました。なんか、TATSUKIが大人になったことを確認する会、そしてひとりでできるもんさんの息子君を世に出す為の会でしたね。
もともとのインタビューの企画とは少し違くなってしまったのですが、いいお話が聞けて良かったです。
ではTATSUKI君、最後に何かありますか？

TATSUKI
俺はBeat Soldierはある意味嫌われ者だと思って活動してます。集団で若造がバトルモードに入ってるって、やっぱり見栄えが悪いじゃないですか（笑）。ありがたいことに少し結果は出ているので尚更、例えば楽屋とか掃除して帰ったり、先輩に挨拶だったり…。目立てば目立つほど言われやすくなりますよね。俺は本当にダンスが好きで今ダンスのことしか考えてないので。だからダンスだけ上手ければ良いって訳じゃないし、そういうことにしっかり気づいていけるダンサーになりたいですね。

インタビュアー
わ、私ボーゼンとしております。自分の高校三年生の時とあまりに違いすぎて…。あ、ありがとうございます。ではできるもんさん、最後に一言。

ひとりでできるもん
俺も（たつきと一緒）。

インタビュアー
お後がよろしいようで…ありがとうございました！

当時の映像はこちら！（3:00から踊りだす二人です）

現在のTATSUKIのダンスはこちら！（画面右がTATSUKI)