【ダンサー × ミズノ社員】会社員でありながらROCK STEADY CREWとして活躍するBBOY 2ucci

2ucci
それも自分のマイナスではあるんですけど、「こう来たか俺の人生」とポジティブに受け止めています。
だからそれを辛いけど嫌々やってるっていう感覚はないですね。

STAFF
マイナスというよりは楽しんでる感覚ですか?

2ucci
生きてる感じがする。こう来たかどうしよう、どうしてやろうみたいな。
それもちょっとBBOY的な発想かもしれませんね。
誰でも平等に表現する自由があることが、BBOYの原点的な部分もあるし、そのカルチャーの一番いい所というか、誰でも何かの基準に基づいた上手い下手関係なく一緒にいられるんですよね。
シーンの話に戻りますが、自分が始めた時代はそういう部分を若い子が求めているから受け入れられ、広がっていったんだなと思います。なので、それを今のみんなが理解すればするほどまた新しい広がりがある可能性があると思います。
そして、そこで自分が何を得て、何をもらって、じゃあ次何を発信したいと思うかの循環です。

STAFF
なるほど。

2ucci
昔は自分がROCK STEADY CREWに入るだなんて思ってなかったです。
自然な自分の人生の中で、小さいきっかけで始めたことでも接していくと実は深くて。色んな視点で見ていったら長く長く続いてさらに色んなことが分かるし、そして新しい人生のきっかけが生まれるんだなと。

STAFF
38歳にして20年以上前に衝撃を受けたチームROCK STEADY CREWに入るというのも続けてたからこそですもんね。

2ucci
ほんとそうなんですよ。
不思議だなーって思います。
入りたくて続けてたっていう感覚ではなかったし、なんて言ったらいいか分かんないですが、今まで続けてたことが一つのカルチャーの形にちゃんとのっかってたんだなとも思えました。

STAFF
やってたことが間違ってなかった的なことも思えますね。

2ucci
そういう感覚は少しありますね。

STAFF
社会人をしながらダンスを続ける人増えてきている中、2ucciさんの意見はとても力になり、さっき言ってたように読者にもポジティブなパワーを与えてくれそうです。
本日はありがとうございました。

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