「僕らの国は、踊る国なんじゃないかな」 EXILE ÜSAインタビューvol.3
——身体の動きから心にアプローチする瞬間があったのですね。——-
ええ。自分もテンションが上がらなくて、なにもする気が起きないときでも、とりあえず一回、動いて音楽をかけて踊ってみるんです。そうするとだんだんやる気が起きてくるんですよ。だからこれは、日常生活でも使えるような普遍的な感覚だと思います。そして子供たちと向き合っていると、もう本当に学ぶことだらけなんです。「子供って、全員天才だな」と思いますし、そして自分の頭は大人になるにつれて、どんどん固くなっているんだなと感じます。
たとえば子供たちに「ワクワク」とか「シェイク」とか言葉を書いたプレートを出して、そのイメージで踊ってもらうというゲームがあるんですが、みんな、なにかしら自分の中で生まれたイメージに沿って踊ってくれるんですよ。「よくそんなことを思いついたね!」と驚くような発想がポンポン出てくる。本当に勉強になりますし、彼らと一緒にいると、再び子供時代を生きているような感覚にさせてくれます。
だから僕自身、なるべく「こうでなくてはいけない」という教え方はしないように心がけています。「こういうやり方もあるけど、そこは自由に考えてみて」と。やはり自分で考えるということは大事ですよね。一つの型としてやってみて、そこから自分なりに崩していくことが重要といいますか。
たとえば空手には型がありますが、みんなが型通りの戦い方をするだけではおかしなことになるし、勝負にならない。みんな、自分の身体に合わせて工夫するわけですし、ダンスにもそれぞれの身体に合った踊り方は絶対あると思う。100人いたら100通りの踊りがあると思います。
1 2

