s**t kingzが憧れのstarRoと対談。全国6か所公演への意気込みを語る。
5月28日(月)、NOS恵比寿にて、s**t kingz(シットキングス)によるプレス向けショーケースが行われた。結成10周年記念公演でもある新作舞台「The Library」のPVが公開されたばかりだが、その制作秘話、全国6か所公演への意気込み、音楽プロデューサーstarRoとの対談、そしてスキルフルなショーケースと盛りだくさんの内容となった。
そしてトークセッション後半はスペシャルゲストが登場。2017年グラミー賞にノミネートされた日本人として一躍話題となり、今回の新作舞台「The Library」のテーマ曲をプロデュースしたstarRoが登壇し、その仕事の完成度とはうらはらな、柔らかい雰囲気で、対談が始まった。「もともとダンスを少しやっていたので、ダンサーが喜んでくれる曲を作るのは僕にとって最高の仕事」とstarRoはコメントに、「ダンサー仲間からの反響がすごかったです。こんな感じの曲がほしいと、イメージとしてstarRoさんとDuckwrthさんの2曲を伝えたら、出来上がってきた曲がまさかの大好きなアーティストがコラボしてくれた曲で、夢のようでした。死ぬかと思いました。」と s**t kingz一同、コラボできた喜びを伝えていた。
©Takanori Tsukiji
過去の舞台では、「トイレ」「工場」「バー」「居酒屋」などのシチュエーションを無言芝居、そしてダンスで表現してきた彼らだが、次の舞台では「図書館」に挑戦する。図書館に集まる仲のいい男たちが、まじめな時間を過ごしたり、騒いだり、常に周りでトラブルが起きる4人組、その中に一人だけ”絶対に本を開こうとしない男”がおり、なぜ彼が本を開かないのか、という部分に注目してほしいと、あらすじ・見どころを紹介してくれた。。
公開されたアートワークは星野源など多くのアーティストに支持されている吉田ユニが担当、ポスターも実際に本を彼らの形に切り取り創られたデザインだという。
また、映像ディレクターは針生悠伺が担当、Nintendo スプラトゥーンのCMや稲葉浩二のMV、東京駅のプロジェクションマッピング「TOKYO STATION VISION」を担当したクリエイターだ。
最後はリーダーのshojiより、「過去に、チャップリンや、ジーンケリーが時代に名を刻んだように、21世紀には、s**t kingzがいたと言われるチームになるように頑張って行きたいと思います」と、秋の新作舞台「The Library」への意気込みを語りイベントは幕を閉じた。ダンサーの記者発表、プレス向けイベントが少しづつ増えている中、彼らなりの記者会見スタイルで楽しませてくれた。
プロモーションビデオ公開と共に、新作舞台『The Library』のチケットのオフィシャルHP先行もスタートしたが、早くも、国際フォーラムCで行われるツアーのファイナルはSOLD OUT!その他公演も続々とソールドアウトしており、舞台を見たいと思ったファンは早めにチェックしてほしい。


