ダンス経験者が厳選!ブレイクダンスの超定番曲26選

「ブレイクダンスってどんな曲で踊ればいいの?」「どんな曲があるの?」とお悩みの方必見! 当記事では、新旧問わず、ブレイクダンスの定番曲26曲をお届けします。 これからブレイクをはじめる方、定番曲を一気に聞きたい方などなど是非参考にしてみてください!

みなさんこんにちは。
ダンスに欠かせないものといえば、やっぱり音楽ですよね。
特に、ブレイクダンス(BREAKDANCE / BREAKIN’)については、一般的にファンクやブレイクビーツ(BREAK BEATS)で踊ることが非常に多いです。
今回の記事では、「ブレイクダンスってどんな曲で踊ればいいの?」「どんな曲があるの?」という疑問を一気に解決します。
バトル用・ショーケース用・練習用と、用途別に分けましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  1. バトル向きの曲
  2. ショーケース向きの曲
  3. 練習向きの曲

バトル向きの曲

Incredible Bongo Band – Apache

ブレイクダンスをするなら誰しもが聞いたことがあるでしょう。ボーカルがなく、特徴的なボンゴのサウンドが耳に残ります。DJクールハーク(Kool Herc)によって取り上げられ、全世界へと広まったBBOYにとっての国歌のような存在。この曲を知らないBBOYはいないと言っても過言ではありません。

The Jimmy Castor Bunch – It’s Just Begun

こちらもBBOYアンセムのひとつ。吹き抜けるサックス、攻めたベースライン、そして特徴的なシャウトなど、ネタの宝庫にして鉄板。ソウル・ファンクの代表曲。多くのアーティストに影響を与えた一曲です。

Arthur Baker – Breakers Revenge

映画「ビートストリート(BEAT STREET)」の作中のダンスバトルで使用された楽曲として有名。ブレイクダンスのルーツとも言えるべき名曲は外せません。映画のシーンと楽曲の両方を是非チェックしてください!

James Brown – Give It Up Or Turn It A Loose

言わずと知れたファンクの帝王であるジェイムズ・ブラウン(James Brown・JB)の名曲のひとつ。軽快なループサウンドに乗せて響くシャウトが心地よく、原曲のままバトルで使われることも多いチューンです。

Mighty Show Stoppers – Hippy Skippy Moon Strut

THE MOON PEOPLEの同曲をリミックスしたもので、原曲よりもホーンやドラムがキレよく強調され、バトルでかかれば飛び出さないBBOYはいません。ややアップテンポ気味ですが、非常に気持ちよく踊れるナイスチューンです。

Lack Of Afro – The Outsider

先ほど紹介したHippy Skippy Moon Strutよりはスローで、BBOYにとって非常に踊りやすいテンポの一曲。ストリングス系の楽器とブラス楽器のハーモニーが心地よく、踊りやすさを保ったまま曲調が変化したりなど、多彩な一曲に仕上がっています。

Jamiroquai – Canned Heat

映画『センターステージ』の挿入歌となり爆発的なヒットとなったJamiroquaiの1曲。メロウな旋律に軽めのビートが心地よく、サビでの音ハメや間奏部分でバチっと決めると最高にCOOLです。

Jellybean – The Mexican

1970年代に発売され、爆発的なヒットとなった。現在に至るまでBBOYシーンを支えてきた曲であり、多くのアーティストによってカバーされている。カバーされたほうのThe Mexicanもバトル会場でよく耳にすることがあるかと思います。

Brian Auger, Julie Driscoll & Trinity – Let the Sunshine In

元はアメリカのミュージカル「HAIR」で使用された楽曲。こちらをアップテンポに伸びよく歌い上げたリミックス作品。歌パートを踊りこなすもあり、間奏部分の多彩な音を拾いにいくのもありです。

黛ジュン – Black Room

1968年にリリースされた「天使の誘惑」のB面収録曲。BBOYにとっては天使の誘惑よりもこっちのほうがポピュラーです。日本の歌謡曲だって立派なブレイクビーツです。

和田アキ子 – 真夏の夜の23時

タレントとして有名ですが、デビューから現在までシンガーをしており、ファンクやR&Bなど多岐に渡る曲を歌い上げている。

Alice Russell – All Over Now

2005年、イギリスのジャズ・ファンクシンガーのアリス・ラッセルの一曲。ブレイクビーツ調になる作品は珍しいが、BBOYにとってのアンセムとなりました。

Beginning Of The End – Funky Nassau

70年代にアメリカで大ヒットしたレアグルーブ。ギターのカッティングやホーンが吹き抜ける音が爽快な一曲。
メンバーはバハマ出身で、Nassauは首都の名前。

こちらは、映画「The Blues Brothers」より同曲のカバー。

MONDO GROSSO – BLZ

ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ボサノヴァ、R&Bといった要素の詰まった、情熱的に燃え上がるようなサウンドが特徴的。2000年代に爆発的に流行し、バトルでかかれば全員の血が沸騰するような盛り上がりを見せる一曲。

Lefties Soul Connection feat Flomega – Have Love Will Travel

The Sonicsが1960年代に発売した曲をリミックスしたもので、原曲に忠実な再現ではあるものの、BBOYにとって踊りやすくリミックスされています。

Q.A.S.B – Movin’ On

ソウル・ファンク・レアグルーブを通じて結成された日本人のバンド。BBOYならだれもが知っている伝説のイベント「三度の飯よりBreakin」の10th Anniversaryにも出演し生演奏でBBOYを踊らせています。

ショーケース向きの曲

Bennie Becca – Dreamer (80kidz Remix)

DJ 80kidzによるリミックスバージョンは、BodyCarnivalや九州男児といった多くのBBOYがショーケースに愛用し、また、「Battle Of The Year 2012」の公式トレイラーのOPテーマとしても使用されています。

Jamiroquai – The Kids

Jamiroquaiといえば、R&Bやアシッドジャズで有名ですが、BBOYでも踊りやすい曲もあります。一般的にはVirtual Insanityが有名ですが、B-BOYがショーをするということなら、1994年に発売されたThe Kidsがオススメです。踊りやすく、また非常にオシャレなチューンです。
「Battle Of The Year 2013」でFoundnationが使ったことでこの曲のカッコよさが再認識され、ショーケースで使われることも増えてきたようです。

DAISHI DANCE – Renovation. feat. 吉田兄弟 & 井上鑑

ピアノハウスで有名なDAISHI DANCEが、キーボード奏者/プロデューサーとして名高い井上鑑と、三味線奏者の吉田兄弟とコラボした作品。4つ打ちに合わせたピアノと三味線が交互に旋律を取り、ショーの構成や展開を豊かに想像できる一曲です。
「Battle Of The Year 2010」にてMortal CombatのKAKUのソロパートにて使用された曲としても有名。

Joey Bada$$ x Capital STEEZ – Survival Tactics

これまで紹介してきた曲とはテイストが異なり、がっつりRAPが乗ったHIPHOP。スラム街での生き方をリリックにしており、ハングリーな精神が表れているこの曲なら、ひたすら渋く、重い振付が似合いそうです。なお、この曲は「Battle Of The Year 2016」でThe Floorriorzが使用した楽曲でもあります。彼らのショーからインスパイアされるものがあるかもしれない。曲も振りも要チェック!

Phat Phunktion – Untitled (Weekend Special)

ソウル/ジャズ/フュージョンといった要素を取り込みつつも、HIPHOPなテイストを含んだファンクバンドから、BBOYにとって踊りやすい一曲をチョイス。

B’ZARO – PAID

ヨーロッパで人気となった「恋はみずいろ」という曲をHIPHOP調にリミックスした作品。B’ZARO以外にも様々なアーティストにカバーされているが、クラシックなメロディにRAPというギャップが、ショーケースをするにあたってピッタリです。

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