まず聴いておくべきヒップホップの名曲を紹介!【年代別】
ヒップホップ初心者の方に向けて、1980年代頃から現在までの名曲をまとめて紹介します。 歴史を遡って音楽を知りたい方はぜひチェックしてください!
2000-2010年
ゴールデンエラと呼ばれる時代が終わりを告げ、まさにヒップホップの新時代が到来しようとしていた時代。
NASが「ヒップホップは死んだ」と言った一方でより商業的にシーンは大きくなり、多様化が進んだ時代とも言えるでしょう。
90年代に力を潜めていたアーティストや、新たな若手アーティストが代等し始めた年代です。
Nas, DMX, Method Man, Ja Rule- Grand Finale
Method Man, Redman – Da Rockwilder
Busta Rhymes – Break Ya Neck
Ja Rule – Between Me & You ft. Christina Milian
Missy Elliott – Get ur freak on in
Kanye West – Good Morning
Jaylib – The Heist
The Game – My Life ft. Lil Wayne
Eminem – Lose Yourself
Nas – Hip Hop Is Dead ft. will.i.am
2011年
2パック生誕40周年が祝われたこの年は、トライブ・コールド・クエストのドキュメント映画『Beats, Rhymes & Life』が公開され、世間を賑わせました。一方その頃フォーブスは 、2011年にヒップホップ・キャッシュ・キングスを出版し、ジェイ・Z(3700万ドル)、 ディディー(3500万ドル)といった業界のセレブのあり方を世間が知ることになりました。
Wiz Khalifa – Black And Yellow
Nicki Minaj – Super Bass
Dr. Dre – I Need A Doctor ft. Eminem, Skylar Grey
2012年
ビギーの死から15年、ビースティー・ボーイズの設立メンバーの一人であるアダム・ヤウクがこの年亡くなるなど、ヒップホップの時代の経過を痛烈に感じさせる出来事の裏で、NASのアルバム『Life Is Good』のリリースなど、未だ健在のレジェンドの姿も垣間見えました。
Flo Rida – Good Feeling
Jay-Z & Kanye West – Ni**as In Paris
Snoop Dogg & Wiz Khalifa – Young, Wild and Free ft. Bruno Mars
2013年
ウー・タン・クランがデビューアルバム『Enter The Wu-Tang』のリリース20周年を記念して、第六のスタジオアルバムに取り組んでいると発表したこの年は、エミネムのアルバム連続1位獲得数がザ・ビートルズ(8作品)に次いで史上2位(エミネムは7作品)となる偉業を達成。ヒップホップのシーンがもう一段階上へと上がりました。
Eminem – The Monster ft. Rihanna
Eminem – Berzerk
MACKLEMORE & RYAN LEWIS – THRIFT SHOP FEAT. WANZ
2014年
アメリカのヒップホップマガジン『XXL』が発表している「今年、活躍がもっとも期待される新人ラッパー”XXL Freshman Class”」に12名が選出され、(Chance the Rapper / August Alsina / Ty Dolla $ign / Isaiah Rashad / Lil Durk / Rich Homie Quan / Lil Bibby / Vic Mensa / arren Benton / Kevin Gates / Troy Ave / Jon Connor)近年はラッパーが歌い、シンガーがラップをする例も増え、ラップのようなメロディの楽曲も多いくシンガーとだけ区別できないアーティストも多いと囁かれていたようです。
また、ライブ・イベント〈Hot 97 Summer Jam〉に出演した50セントが、そのパフォーマンスの中で、ロイド・バンクス、トニー・イエイヨー、ヤング・バックをゲストに迎えてG-ユニットのサプライズ再結成を敢行した後、活動を再始動しました。