現在78歳永遠の現役!ジャズダンス界のレジェンド名倉加代子

知る人ぞ知る名ジャズダンサー、そして振付家でもある「名倉加代子」のプロフィールを紹介します! 現在78歳にも関わらず現役で踊り続ける秘訣とは?! 常に前向きな言葉を世に送り続ける女性の鏡でもある彼女の魅力ぜひ知ってください!

名倉加代子のプロフィール

1940年、新潟生まれ。12歳で竹部玲子バレエ団に入り、クラシックバレエを始める。
1959年、福井県立藤島高等学校卒業後に上京。竹部玲子バレエ団に在籍しながらショー番組やステージに出演。
1960年、スタジオ№1ダンサーズ初代メンバーの一員となり、日本テレビ『シャボン玉ホリデー』などテレビや舞台に出演する。
1969年に渡米し、その1年後にフリーで活動。1972年、ニューヨーク/ロサンゼルスでダンストレーニングを受けながら、『ザ・ホリディ』(TBS系)のために結成されたホリディ・ガールズの一員となり、ダンサー兼振付を担当。アニーや宝塚歌劇団、NHK紅白歌合戦、日本レコード大賞など様々な舞台で振付を手がける。
1970年『名倉ジャズダンススタジオ』を主宰。現在も後進の指導にあたる。
著書に『名倉加代子のジャズダンスレッスン』(講談社)、『踊りつづけて』(佼成出版社)
NHK教育テレビ趣味百科『魅惑のジャズダンス』のテキスト(日本放送出版協会)があります。

「名倉ジャズ」の特徴

ジャズダンス界では知らない人はいない78歳の現役ダンサー/振付家です。2年に1度のカンパニー公演では演出、振付し、自ら出演されています。
「CHICAGO」などを手がけたアメリカの振付師、ボブ・フォッシーのスタイルは「フォッシースタイル」と呼ばれダンススタイルを確立されましたが、
名倉加代子さんの創り出すスタイルの場合は「名倉ジャズ」と呼ばれ、特徴はスピード感のある振付を踊るのに必要な広いスタンスとプリエの深さ、そして引き上げとツイストです。バレエがベースになりますが、上体は引き上げておいてねじる。スッとして洗練された動きの中に音楽に合った「踊りの表情」を振付で色付けていく…
他にない粋のあるダンススタイルは若い世代から上の世代まで幅広く支持されています。

「いまがいちばん早いとき」がモットー

興味があることを始めるのに「遅い」ということはないという名倉加代子さん。チャレンジする心は常に忘れず、ということですね。ご自身が経営しているダンススタジオのシニアクラスには70代よりも80代の方が身体が伸びやかになったという生徒さんからの声もあるといいます。しかし年齢を重ねるにつれて大事になってくるのが「知識」だそうです。ただがむしゃらにやる、だけではなくどこか体が衰えてきたなと感じたら、他の部分を鍛えてカバーする…「知識」と使いながら対処していくことが重要だそうです。常にご自身の身体と対話して日々を過ごしているということです。ダンスに限らずですが、チャレンジしなければ分からないことが沢山あります。年齢を気にせずまずは始めてみましょう♪

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