牧阿佐美バレエ団

草刈民代も所属する「牧阿佐美バレエ団」を紹介!これまでの軌跡とは

草刈民代さんや、上野水香さんなど多くの有名バレエダンサーを輩出したバレエ団「牧阿佐美バレエ団」をご紹介します。歴史あるバレエ団の軌跡をぜひご覧ください!

今もなお美しく、女優としても成功されている草刈民代さんが所属していらっしゃったことでも有名なのが牧阿佐美バレエ団ですよね。今年の3月16日、17日に開催される「牧阿佐美バレエ団公演 プリンシパル・ガラ2019」にYOSHIKIさんがゲスト出演されることを最近発表し話題を集めていますが、一体どんなバレエ団なのかを、じっくりご紹介していきます。

YOSHIKIさんと牧阿佐美バレエ団が共演するのは、YOSHIKIさん作曲のAnniversary」。 ステージではYOSHIKIさんのピアノ演奏とともに、楽曲をイメージした牧阿佐美さんによるオリジナルの振り付けが披露されるそうです。「Anniversary」は、天皇陛下御即位十年の奉祝曲としてYOSHIKIさんが作曲され、1999年皇居前広場で行われた国民式典で演奏された楽曲です。平成を締めくくる今年3月に、時代の激流が表現されているのだとか!とても見たいですよね!!!

牧阿佐美バレエ団とは

日本のバレエ団。1956年に橘バレエ研究所を前身として設立。財団法人橘秋子記念財団が運営。歴代の芸術監督は牧阿佐美、三谷恭三。全国に系列のバレエ教室を擁し、草刈民代、逸見智彦などのダンサーを輩出。

牧阿佐美バレエ団は、「くるみ割り人形」をはじめとするクラシックの全幕バレエのほか、フレデリック・アシュトンの「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」、「三銃士」や「ホフマン物語」など、日本初演となった全幕作品も数多く手がけています。クラシカルではない動きに即座に対応できるのは、所属ダンサーたちが、日々鍛練し続けているからだとか!ジョージ・バランシン振付の「セレナーデ」「アポロ」「ルビー」やナチョ・ドゥアト振付の「カミング・トゥギャザー」などの著名な振付家の作品にも積極的に取り組んできていますが、このバレエ団を語る上で欠かせないのが、ローランプティさんです!草刈民代さんの「ダンシングチャップリン」を振付、ご本人も踊っていらっしゃいましたが、チャーミングで表現力と才能に溢れた彼は、牧阿佐美バレエ団のために「ノートルダム・ド・パリ」「アルルの女」「若者と死」などを振付ています。

牧阿佐美バレエ団のプロモーション映像

牧阿佐美バレエ団の軌跡

1933年:橘秋子により橘バレエ研究所設立
1956年:橘バレヱ研究所および橘秋子バレヱ団を母体として牧阿佐美バレエ団創設
1971年:牧阿佐美が総監督に(1994年まで)
1973年:アバディーン国際ユースフェスティバル(英スコットランド)に参加
1978年:海外ツアー公演(イタリア、フランス、イギリス、イスラエル、香港ユース国際ダンスフェスティバル)
1982年:パルレアック(フランス)で公演
1984年:香港ユース国際ダンスフェスティバルに参加
1985年:アバディーン国際ユースフェスティバル(英スコットランド)に参加
1990年:旧ソビエト公演(旧レニングラード、モスクワ)
1994年:三谷恭三が総監督に
2005年:バルセロナ(スペイン、ティボリ劇場)、パリ(シャンゼリゼ劇場)、ビアリッツ(フランス、ガール・デュ・ミディ劇場)で公演
2006年:スペイン(マドリード、キャップ・ローチ、サンセバスチャン、ラス・パルマス、サンタンデル)で公演。創立50年を記念し、島田雅彦の原作、三枝成彰の作曲、牧阿佐美、三谷恭三、ドミニク・ウォルシュの共同振付、そしてルイザ・スピナテッリによる美術と衣裳デザインで、新作「À Bientôt ア ビアント だから、さよならはいわないよ」を上演。

牧阿佐美バレエ団時代の草刈民代さん

1984年に19歳で牧阿佐美バレエ団の正団員となられた草刈民代さんは、入団わずか3年で「白鳥の湖」の主演をつとめ、オデット・オディールを踊られました。それ以来ずっと主要バレリーナとして活躍し、その年に全国舞踊コンクール第一部第一位、文部大臣奨励賞を受賞されたのでせ!
その後1989年に橘秋子賞を受賞。1991年にはモスクワの劇場に招かれて世界各地でバレエダンサーとして活躍されたとか。バレエダンサーとしての経歴が輝かし過ぎて、非の打ち所がありませんね。

牧阿佐美バレエ団時代の草刈民代さんです。美しいですね!そして、センターにおかずにはいられない華があります。華やかさは、主役の条件として欠かせないものですよね。

牧阿佐美バレエ団のダンサーたち

青山 季可(あおやま きか)さん

1982年9月15日に大阪府吹田市で生まれる。身長164cm。

完璧なまでの美しさですね!

日高 有梨

今、期待と注目を集めているのが、この日高 有梨さんです。バレエ雑誌「クロワゼ」の表紙を飾っていた方ですね!

まとめ

かつて、牧阿佐美バレエ団のダンサーたちは、痛々しいまでに華奢で、それでもなお美しいといわれていました。でも今は、健康的に美しいダンサーばかりな上に、若手ダンサーが増えているので、これからの牧阿佐美バレエ団が楽しみですね。

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