平成最後の遊び箱!最高のナンバーとワクワク企画で盛り上がる”遊び箱 vol.5″レポート
平成最後の遊び箱は、過去最高のクオリティーとワクワク感でダンスエンタメをお届け!
株式会社 遊が主催する発表会型ダンスイベント”遊び箱 vol.5~Last Heisei~”が、3月9日10日に浅草公会堂で開催された。
本イベントは、コレオグラファー(振付師)を、ゲスト・ピック・チャレンジの3つに分けることを特徴とし、他の発表会にはない演出で楽しんでもらうことをモットーにしているダンスナンバーイベントだ。
今回は”Last Heisei”をテーマに、若手からベテランまで幅広いキャリアと年代のコレオグラファーが、ダンスナンバーを出展。
ハイレベルなダンスナンバーからサプライズ抽選会まで、終始ワクワクが止まらない遊び箱らしい公演で、来場した観客から大きな歓声が送られていた。
主催が「今まで一番全体のレベルが高かったかもしれない」と口にするほど、素晴らしいダンスナンバーが繰り広げられた公演の模様をレポート!
みんな平成を生きてきた! それぞれの生き方が反映されたダンスナンバーたち
平成最後ということで、平成の始まりから終わりまでを振り返る映像で始まったオープニング。
美空ひばりの『川の流れのように』から米津玄師『LEMON』まで、各年の名曲PVが流れると会場からは、「懐かしい!」と言った声がちらほら聞こえてくる。
そんな共感を会場全体で共有しながら、選抜メンバーとコレオグラファー達によるオープニングショーケースがスタート!
一般的な発表会型イベントにおいて、イントラナンバーと呼ばれるものは、ナンバーを出展するコレオグラファー達によるパフォーマンスが主流であるが、遊び箱は、各ダンスナンバーから選抜ダンサーを出し、コレオグラファーと一緒にショーケースに出るというスタイルをとっている。
プロダンサーであるコレオグラファーと一緒に踊れる経験を今後に活かしてほしいう主催者側の願いが込められたショーケースだ。
ラグジュアリーなスーツ衣装で、スタイリッシュかつ若干のギャングさが入ったダンスは、パワフルかつおしゃれで、会場から大歓声が送られる。
興奮冷めやらぬなか、公演は第1部のダンスナンバーからスタート。
ayum!、yukapi、瑚↔︎SANGO、原周石 from MKMDC、によるJAZZ系のダンスナンバーは、J-POPを使用していることもあり、観ている側が感情移入しやすいパフォーマンスになっていたのが印象的。
yutoナンバーとMAOナンバーは、ビートルズやCosmo Sheldrakeといった洋楽を使用したダンスナンバーを披露。
平成って名曲がたくさんあったなぁと思わせつつ、同じダンスでもコレオグラファーによって、こんなにも振付や世界観に違いが出るのかと感心させられた。
また、MIKI ISHIZAKAの”CHICAGOFOOTWORK”やUSUSHIの”アイドル”と言った、めずらしいダンスジャンルのナンバーもあり、遊び箱の幅広さを感じさせる。
1部のラストは、今回からゲストコレオグラファーに昇格したHIROKIDのHIPHOPナンバーで会場を盛り上げた。

