エミネムの自伝映画「8 Mile」の裏話や制作秘話を20個紹介
エミネムの初主演作で、ストーリーは彼の生い立ちや気持ちが強く反映されていることからエミネムの自伝映画「8 Mile」。公開してから15年以上経ちますが、世界に大きな影響を与えたこの映画の制作秘話や裏話を紹介していきます。
実はエミネムは撮影現場で演技指導を受けていた
2002年のインタビューDave DiMartinoよりエミネムは次のように語っています。
「Curtis(監督)からバッチリ教えてもらったよ。だってさ、演技っていうゲームの中では俺は生徒だからね。目一杯勉強させてもらった。」ただできる風だけにはなりたくなかったというエミネム。何事にも全力で真剣に取り組無という信念がうかがえます。
故郷のデトロイトではエミネムはヒーロー?
実際にエミネムは、賞賛、嫉妬、などいろんな感情を持たれていたようですが、インタビューでは「地元でも世界でもそれは同じ」だと語っています。
「At the Movies」というテレビ番組(新作映画を観るべきかどうか、二択の判定を行う有名な番組)で映画評論家のロジャー・イーバートとリチャード・ローパーはともに「8 Mile」に「観るべき」の判定を下した。
有名な映画評論家荷も高く評価されていたようです。
実は「8 Mile」は今は大活躍しているアンソニー・マッキーが初の出演クレジットを受けた出演映画だった。
今となっては大スターのアンソニー・マッキーは映画の中でパパ・ドクというジミー(エミネム)の敵役を演じ、ラップ対決でボコボコにされます。
ジミーがオーディエンスをあおる際に連呼した「313」という番号はデトロイトの市外局番号である
ヒップホップにおける「レペゼン(represent)」という地元に誇りをもって地元を代表する、という価値観のもとにオーディエンスが盛り上がります。「8 Mile」は全世界のフリースタイルブームに火をつけました。
トレードマークの金髪を本来のダークグレイにして主人公を演じきった
役に入りきろうとするエミネムの熱が伝わってきますね。
幼いころエミネムは、極貧の生活でイジメにあい、自殺未遂までしていた。
主人公ジミーの設定は言わずもがなエミネムの過去の経験からきています。
さいごに
エミネムの自伝映画「8 Mile」について詳しく知ることができたでしょうか?公開当時ヒップホップやラップに興味のない人までをも虜にした、リアルで真摯なストーリー、魂に訴えかけるようなラップバトルを見ると、思わず自分らしく生きることとは何かを考えさせられてしまいます。公開から17年たった今でも良さが変わらないこの作品は、裏話を知ってから見るともっと面白く感じるはずです。