ケンドリック・ラマーのプロフィールと絶対外せない名曲20選を紹介

全米を震撼させるリリシストラッパー、「ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)」の名曲20選をお届けします! 初めての方も、メッセージ性の強い彼の音楽に虜になること間違いなしです!

Swimming Pools (Drank)

『Good Kid M.a.a.D City』の9曲目に位置する楽曲です!
一言で表すと”同調圧力”といったような意味が込められた歌で、「お前もワルになろうぜ」という圧力に時には屈してしまう人間の弱い部分を謳った曲でもあります。

Compton feat. Dr. Dre

そして『Good Kid M.a.a.D City』のフィナーレを飾る一曲。
ケンドリックラマーの生まれたコンプトンをレペゼンした一曲です!

These Walls

『To Pimp A Butterfly』からの一曲です。このアルバムでは最後のシングルカットとなった曲で、友人を殺したやつの彼女を寝取るという復讐の曲です。

The Blacker the Berry

こちらも『To Pimp A Butterfly』の一曲。セカンドシングルとしてリリースされた曲です。
「偽善者としての自分に立ち向かい、自尊心を育む」といった内容の楽曲です。

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『To Pimp A Butterfly』の先行シングルとしてリリース。
The Isley Brothersの「That Lady」をサンプリングした曲です。

A.D.H.D

ファーストアルバム『Section.80』からの一曲です。
ケンドリックラマーと同世代の若者たちの世代を描写した曲であり、メッセージ性が強い楽曲です。

Hiii Power

こちらも『Section.80』の名曲です。
黒人としての人種のことを歌った曲ですが、「単なる人種問題の説教じみた歌ではなくもっと広い意味でのポジティブな曲だ」と本人は語っています。

【Ft】SZA – Doves In The Wind

人気シンガーSZAとの共演作で、SZAのアルバム『CTRL』に収録されています。
カンフーノリの強いミュージックビデオは見所満載です!

【Ft】Anderson .Paak – TINTS

LAのミュージシャン・音楽プロデューサーであるアンダーソンパークの楽曲に客演参加。
「TINTS=隠す」というニュアンスを持った題名のこの曲は、人々の社会での葛藤を描いた楽曲になっています。

【Ft】Nipsey Hussle – Dedication

ラッパーのニプシーハッスルとの共演作です。
尚、ニプシーハッスルは3月31日にロサンゼルスの自身運営のアパレル・ショップ「The Marathon Clothing」付近で銃撃され亡くなったそうです。ご冥福をお祈りいたします。

おわりに

ケンドリック・ラマーの曲をご紹介してきました。
彼の楽曲はアルバム単位で時系列構成がなされていたり、アルバムを一貫して工夫が施されていたりと、一曲一曲で紹介するに仕切れない部分が沢山ありました。また、音作りの面もさることながら、注目すべきはそのメッセージ性の強い“リリック”で、自分の英語の出来なさに悔し涙が出そうです…。
社会的な問題や人種の問題を歌った楽曲もあるので、日本人として解釈が難しいものもあるとは思いますが、アメリカのカルチャーを知る上でも彼の音楽はまるごと聞き倒す必要がありそうです!

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