リル・ウェインのプロフィールを紹介!レコード会社との対立についても
アメリカ南部を代表する人気ラッパーリル・ウェインのプロフィールを紹介いたします! 最近まで話題になっていたキャッシュマネーレコードとのわだかまりについてや死亡説など、様々な噂に触れていきます!
キャッシュ・マネー・レコードとの対立
リルウェイン自身も所属し、リルが率いる”ヤング・マネー・エンターテイメント”の親会社でもある”キャッシュ・マネー・レコード”との対立が2014年の末頃から続いていました。
To all my fans, I want u to know that my album won't and hasn't been released bekuz Baby & Cash Money Rec. refuse to release it.
— Lil Wayne WEEZY F (@LilTunechi) 2014年12月4日
(ファンに向けにキャッシュマネーのせいでリリース出来ない旨を伝えたツイート)
この親会社のキャッシュマネーとはリルと古くからの付き合いであり、親子のような関係性だったバードマンが率いるレーベルで、アメリカ南部を代表する大手ヒップホップレーベルであり、”ユニバーサルミュージック”の傘下レーベルでもあります。
今回のこの対立はヤングマネー側がキャッシュマネーと対し、アルバムにおける契約料や未払いのお金などの支払いを求めたことがきっかけのようで、リルウェインが当時リリースを予定していた『Tha Carter V』もこの問題によってリリースが先送りになっていたようです。
2016年の9月にはこの論争によってか、引退をほのめかすツイートまでしており、精神的にもまいっていたようです。
I AM NOW DEFENSELESS AND mentally DEFEATED & I leave gracefully and thankful I luh my fanz but I'm dun
— Lil Wayne WEEZY F (@LilTunechi) 2016年9月3日
2018年5月にようやく両者が和解したと報じられ、この対立劇は幕を閉じました。同年8月25日にはリルウェインのイベント「Lil Weezyana」にてバードマンが謝罪をし、二人がハグをするシーンも収められています。
Lil Weezyanaの実際の様子
2018年9月28日にはアルバム『Tha Carter V』も無事にリリースされています。
リル・ウェイン死亡説!?
ネットで「リル・ウェイン」と検索をかけると出てくる「リル・ウェイン 死亡」という予測変換ワード。実際には彼自身のSNSもしっかりと更新されているし、亡くなっていないことは明白な訳なんですが、なぜこのようなワードが出てくるのでしょうか?その真相を探ってみました。
2008年にイギリスのメディア”BBC News”と偽った偽ウェブサイトで、「リルウェインが6発の銃撃を受けて死亡した」との誤報を流したことによって死亡説が一時的に流れました。
この報道に関してリルウェイン側は「全くの虚偽である」とすぐに否定しています。
2012年の10月、フライト中にけいれん発作を起こし病院へ緊急搬送されたとのニュースが飛び交いました。
翌年にはさらに激しいけいれん発作によってまたしても緊急搬送されたとのニュースがまた流れます。この時の状態はひどく、危篤とまで言われるほどで同じヤングマネーのニッキーミナージュも「見舞いの後ひどく取り乱していた」と病院内の人間から語られていたこともあり、深刻な状況と世間は受け止めていたようです。
ご存知の通り結果的には無事であり、近年でも度々発作は起きていて心配の声も上がってはいますが、現在も元気にしているようです。
噂される死亡説はこういった情報が錯綜したタイミングで起こっている可能性が高いと言えますね!
リル・ウェインの曲「Uproar」でダンスチャレンジ!
2018年9月にリリースされたリル・ウェインの楽曲「Uproar」は、G. Depの2001年リリースの楽曲「Special Delivery」をサンプリングした楽曲となっています。
この、G. Depの「Special Delivery」のMV内では”ハーレムシェイク”という当時大流行したダンスが踊られています。
G. Dep – “Special Delivery”
そして実際に「Uproar」のMV内でも多くのダンサーたちがシェイクダンスをはじめとするダンスを披露しています。
これに伴って、SNS上ではハッシュタグ「#UproarChallenge」でダンスチャレンジも行われるほど、人気を博しました!
おわりに
ラッパーリル・ウェインについてご紹介してきました。
リル・ウェインといえばもう大御所で敵なしといったイメージを持っていましたが、やはりスーパースターも様々な苦労・苦難を乗り越えて成長し、今の立ち位置まで上り詰めたのだなと改めて感じました。
レーベルとのモヤはしっかりと晴れたようなので、これに勢いづいて更なる活躍を期待したいですね!