筋肉を弾いて踊るポップダンスを解説!初心者向けの練習方法やコツについて

筋肉を弾いて踊ったり、ヒットやウェーブが特徴的なダンススタイル「ポッピン」の基礎的な練習方法を紹介します。 そもそものポッピンの踊りの特徴から、基礎技、ポップダンスのルーツなど様々にお送りしていきますのでぜひチェックしてください!

ポップダンス上達のコツ

上達には「下地」や「ベース」と言われる基礎の部分が必要不可欠です。そんな基礎的な動きほど、地味で地道な練習が必要な場合が多く、結果がすぐに出ず「挫折」してしまったり、同じことの繰り返しで「飽き」がきてしまったりするのが最大の壁です!

上手くなるために練習をしているのに、その練習のせいで頓挫してしまい、上手くなるチャンスを逃してしまっては本末転倒です!
大事なのは自分のモチベーションを上げる方法を知っておく、知る機会を沢山作ることです!練習のバリエーションを増やすも良し、憧れのダンサーの動画を沢山見るのでも良し、友達と一緒に練習するのでも良し、実際にダンサーのレッスンを受けに行くも良し、イベントに足を運んで現場の空気を吸うのも良し、偉大なダンサーの話を聞きに行くも良し…。

モチベーションの高め方を知っているダンサーは沢山練習しますし、挑戦も重ね、必ず上達します!
人それぞれに合ったモチベーションの高まり方があると思うので、何かにつまづいたりしたときは、そういった部分で自分に飴を与えることも大切です!

ポップダンスの歴史

POPPINGは1960年代に始まり、1970年代のファンク音楽(主にZapp、Dayton、Dazz Band、Cameoなどアーティストがポピュラーです)に強いルーツを持つ、「筋肉を弾く(POP)」という意味を持ったダンススタイルの一つで、ヒットやウェーブのような動きが特徴です。カリフォルニア州フレズノのブーガルー・サム(Boogaloo Sam)が考案したとされ、弟のポッピンピート(Popin ‘Pete)、いとこのスキーター・ラビット(Skeeter Rabbit)へとそのダンスは受け継がれ、後にポップダンスのオリジネーター集団”エレクトリックブーガルーズ(Electric Boogaloos)”が結成されることとなります。

ポッピンのスタイルは徐々に派生していき、人間がアニメのキャラクターのように、ストップモーション化された動作や、ストロボやロボットの動きに似た動作をするアニメーション。まるで踊っている人物の骨が無くなっているかのような、緩やかで流動的な動きをしたエレクトリックブーガルーズの代表的なスタイルブーガルー等へと枝分かれしていきます。

当初はディスコやファンクといった部類の音楽で踊られることが主流だったポッピンですが、80年代以降、エレクトロミュージックやヒップホップといった音楽で踊られることも多くなりました。
現在ではさらに様々なジャンルの音楽で踊られており、その幅広さは多岐に渡り、世界各国へ広がっているダンスの一つです。

おわりに

ポップダンスの基礎についてご紹介してきました。
今回ご紹介した基礎もほんの一部で、突き詰めてしまえば基礎でも沢山の種類があります。組み合わせによって動きや技の見せ方も変わってくるので、沢山の引き出しを作っておくことがレパートリーに繋がります!

また、慣れていくにつれダイナミックな動きや、大技なんかを練習する時間も出てくるとは思いますが「どの基礎にどれくらいの時間をかけるか」というところがオリジナリティや洗練された動きへと繋がってくると思いますので、初心を忘れず、楽しむことを忘れずにスキルをどんどん磨いていって欲しいと思います!

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