ホットヨガとヨガの違いをインストラクターが解説!効果や注意点についても
ホットヨガに行ってみたいけど具体的にどんなことをするのかわからないという方に向けてここではホットヨガの魅力や効果を詳しくお伝えします! ヨガとの違いも説明しているので、どちらか悩んでいる方も必見です!
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ヨガインストラクター:miwako 大学生の頃にヨガに出会い、心身や生活がより豊かに変化していくのを感じ、ヨガの奥深さに魅了されていく。現在は伝統的な教えや哲学を学びながら、ハタヨガとヴィンヤサヨガの練習を続けている。実践から得られる気付きを大切にし、その学びや恩恵を伝えている。 |
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ホットヨガは、蒸し暑い部屋の中で行うヨガです。もともとはアメリカ西海岸で流行ったものでしたが、近年では日本でも主婦やOLなどの層を中心に人気が高まっています。その人気の秘訣は何なのでしょうか?ここでは、ホットヨガに興味があるけどまだやったことがないという人向けに、ホットヨガの効果や魅力、普通のヨガとの違いなどを詳しく説明していきます!
ホットヨガとは
ホットヨガとは、高室温(36~39度)、高湿度(60~70%)の、汗をかきやすい環境で行うヨガのことです。ダイエットやデトックス、ストレス発散、むくみ解消、美肌効果など様々な効果があり、特に女性からの人気が高いです。
ホットヨガは、1970年代に日本でヨガを指導していた、インド人のビクラムチョードリー氏によって生み出されたと言われています。日本の冬はとても寒く、本国インドのような環境ではありません。そこでビクラム氏がストーブをつけて行ったところ、体が温まって柔らかくなり、関節や筋肉の痛みも感じなくなりました。ビクラム氏はこの利点を生かし、ホットヨガのスタイルを生み出しました。このスタイルがやがてアメリカ西海岸に伝わり、アメリカで人気になりました。そして2009年頃に「ホットヨガ」として日本にも伝わり、今では女性を中心に多くの層の人気を集めています。
ヨガとの違い
ホットヨガは普通のヨガと違い蒸し暑い環境の中で行います。ヨガの発祥地インドの気候に似せることでより、ポーズをとりながら、その効果をより心身に働きかけることができます。
有酸素運動効果が高い
鼻から吸い、鼻から吐くという呼吸法は普通のヨガと変わりません。しかし普段より暑い中でそれを行いながら連続的にポーズをとるので、有酸素運動の効果が高まり、脂肪が燃焼しやすくなります。ホットヨガでは約1時間のクラスで大体300~350Kcal消費することができるといわれています。これは、ジョギング30~45分に匹敵します。
汗をかく
ホットヨガでは高温多湿の環境でヨガを行うので、汗をたくさんかきます。汗をかくことでデトックスやダイエットなどに非常に効果があり、気分もすっきりします。
ポーズの強度が高くなる
普段よりも体に負荷がかかるので、同じポーズでも常温のヨガより強度が高くなります。少しの運動でたくさんカロリー消費ができるのは、ホットヨガの魅力の一つです。

