【初心者向け】バレエのグランフェッテを動画で解説!動きの特徴から上達のコツまで
バレエの動きの一つであるフェッテについてご紹介します。 各国の美しいバレエダンサーのフェッテ動画とともに、一体どんな動きで、どんなコツがあるのかを解説しています。
こちらは、キトリのグランフェッテばかりを集めた動画です。ザハロワのキトリも含まれていますが、黒鳥の時とは全く違うのでプロの演じ分け方というものを実感できますよ!
フェッテのコツ
グランフェッテもイタリアンフェッテも、華やかな動きに目をとられて、回転に集中してしまいますが、実は正しいポジションをしっかり通ることが一番のコツです。
美しいイタリアンフェッテですね!イタリアンフェッテは、足を横にあげるエカルテという形から一番ポジションを通って足をふりあげて身体ごと後ろを向きます。そして真後ろで自分の身体の前に足を上げる位置にもっていきます。そこから上半身だけを回転させて正面をむけることで、足だけが後ろにのこり、足を後ろでやや曲げながら上げる、アチチュードの形になるのです。なかなか身体が思ったように動かない方は、動画をよく見てイメージトレーニングをしてみて下さいね。
グランフェッテは、片足を軸足にそわせて曲げながらあげるパッセという形から自分の身体の前で足を伸ばしてあげるドゥバンという形を通り、しっかり自分の身体の横の位置で足を開くことで軸がブレることをふせぎます。2回転や3回転する時と同じで、顔もしっかりきるようにしましょう。顔を常に、同じ場所に向くように動かすことを「顔をきる」といいますが、これをしないと目が回ってしまいます。
こちらの動画を見ると、足を横にひっぱるように伸ばすことが、美しいグランフェッテをするコツだということがよくわかりますね。たくさん回る…と考えてしまうと勢いばかりを気にしてしまいがちですが、実は丁寧にポジションを取ることが大切なんですよ!
まとめ
グランフェッテやイタリアンフェッテは主役級の動きで、憧れますが、まずは、ふりあげて振り返るだけのフェッテを身につけなければいけません。ピルエットもグランバットマンもエカルテもできていなければ出来ないのがグランフェッテやイタリアンフェッテですから、日々のレッスンがそれらに結びついているんだと考えましょうね!そして、しっかりイメージトレーニングすること。今回紹介した動画をイメージトレーニングに使ってくださいね!
