グランジュッテとは?グランパドシャとの違いや美しく飛ぶコツを解説
バレエのグランジュッテについて解説いたします。グラン・ジュッテとグランパドシャとの違いや美しい飛びかたについても触れていきますのでぜひご覧ください!
前述したように、グランジュッテとグランパドシャを間違えてしまう方は意外と多いんです。
これがグランパドシャ
これがグランジュッテ
ジュッテとパドシャは間違えないし、グランジュッテとグランパドシャは違うもの…とわかっている方でも、グランジュッテをする時にグランパドシャをしてしまうんです!
脚を前後180度(を目指して)開いて飛ぶパと考えるから、グランジュッテとグランパドシャを間違えてしまうのかもしれせんね。後、グランパドシャのように足を曲げてから蹴り上げて広げる方が跳びやすいので、ついつい、グランジュッテの時にグランパドシャをしてしまうのかも。
グランジュッテの動画
ブライズメイドのグランジュッテ
こちらは、「キトリの友人 第1」とも言われるヴァリエーションで、0:38からのグランジュッテが見せ場となっています。
『ドン・キホーテ』で、愛する人との結婚が決まった主人公キトリを祝う踊りですから、ハッピーで軽やかで、なおかつ華やかでなければいけません。満面の笑みでグランジュッテを披露したいところ。
こちらの動画では、滞空時間も長く、まっすぐ爪先まで伸びた美しいグランジュッテが披露されていて、素晴らしいですね!
ペザントのグランジュッテ
『ジゼル』に登場する、村娘ペザントも、軽やかで可愛らしいグランジュッテがヴァリエーションの中に組み込まれています。音楽のリズムのせいか、とても美しいスキップをしているみたいにも見えますね。やっぱり膝や爪先が伸びていて、なおかつ滞空時間が長くて…とても美しいグランジュッテです。
グランジュッテのコツ
床で開脚できても、空中でジャンプしながら開脚するのとはコツが違います。ジャンプのリズムに合わせて脚を開ききることが大切なのですが、どうしても遅くなってしまいがち。両足を「張る」という感覚が大切ですね。空中でも股関節を安定させて脚を開き、内ももの力をしっかり使うことなどが大切です。
あと忘れがちなのがつま先!!!つま先が上をむいてしまっているとガッカリな写真を撮られてしまいますよ。しっかりつま先は伸ばしておきたいですね。
顔の向きが大切!という秘密のコツを教えてくれている動画です。確かに、先に挙げたブライズメイドもペザントも、顔がしっかりついていましたね!笑顔を外に向けて跳ぶと、楽しそうだという印象も得られやすいです。
まとめ
軽やかなグランジュッテですが、コツがつかめるまではなかなか、軽やかに見えるジャンプはできません。空中で軽やかに足を開けるようになるためには、もちろん、毎日のストレッチだって重要ですよ!
