ヨガインストラクターのなり方は?資格の取り方から種類まで
今や習い事の定番とも言えるヨガは、趣味で始めたことをきっかけでヨガインストラクターを目指す方が増加しています。 今回はそんなヨガインストラクターの資格の取り方や種類を初心者向けに解説いたします。
![]() |
ヨガインストラクター:miwako 大学生の頃にヨガに出会い、心身や生活がより豊かに変化していくのを感じ、ヨガの奥深さに魅了されていく。現在は伝統的な教えや哲学を学びながら、ハタヨガとヴィンヤサヨガの練習を続けている。実践から得られる気付きを大切にし、その学びや恩恵を伝えている。 |
|---|
ヘルシー志向がどんどん強まっていく日本では、「ヨガブーム」ではなく、「ヨガ」のある暮らしが当たり前になると言われています。需要はかなり多く、これからヨガインストラクターを目指す方も増えています。
そこで今回は、ヨガインストラクターになるための資格の種類や方法をご説明いたします。
ヨガインストラクターの資格とは?
日本国内ではヨガインストラクターになる上で、そもそもは国家資格はありません。そのため、技術と指導力さえあれば誰でもヨガを教えることはできるのです。
資格取得の方法とは
民間の資格を取得するには2種類の方法があります。
1.認定校・養成スクールに通う
呼吸や心にも働きかけていくメソッドなので、見よう見まねで教えられるものではなく、しっかりとした理解に基づいていなければなりません。
教える側が適切に教えなければ、生徒が身体を痛めてしまう可能性もあります。
様々なアプローチや解剖学的な発想が「ヨガ」の中にも取り入れられている今、養成スクールや、養成講座でしっかりと学んだり実技の指導方法を取得しておいたほうがよいです。
ヨガインストラクターの養成学校と、スポーツジムやフィットネスクラブでのヨガレッスンの一番大きな違いは、学校は「ヨガの指導方法を教える」のに対し、レッスンでは「ヨガの効果や楽しみを教える」ということです。ヨガ関連のいくつかの団体が主催する養成学校や養成コースでは、最短数日から簡単なアシスタント程度の資格を取得することもできます。
2.通信講座で学ぶ
ヨガインストラクターになるために通信講座で勉強することもできます。通信講座の場合、自宅で学ぶことができるので、なんらかの理由で家にいなくてはならない人にとってはとても便利な勉強方法と言えるでしょう。ただし、実践的なことが学べない不安はあるので、通信教育で学びながらヨガスクールで直接指導を受けた方がいいのではないでしょうか。
資格の種類
ヨガのインストラクター資格はすべて民間資格になりますが、個人や団体が主催する養成学校に通ってコースを最後まで履修すれば、資格を取得することができます。こちらでは代表的なヨガの資格を4つご紹介します。
国際資格 全米ヨガアライアンス
全米ヨガアライアンス(RYT・Registered Yoga Teache)は、国際的なヨガのライセンスで、1990年ごろ設立された、世界最大規模のヨガの団体「全米ヨガアライアンス協会」が発行しています。「国際ライセンス」と言える、世界規模で認知された資格です。他には「全米ヨガアライアンス マタニティヨガインストラクター(PRYT)」や「全米ヨガアライアンス キッズヨガインストラクター(RCYT)」があります。
全米ヨガアライアンスは、アーサナ(ヨガのポーズ)の練習だけでなく、実践や指導の技術・哲学などヨガインストラクターに必要なスキルを学ぶための時間数を決めています。
基本は 200時間と 500時間で、RYT200 は「200 時間のカリキュラム修了の全米ヨガアライアンス認定インストラクター」という意味になります。その後さらに300 時間のカリキュラムを修了すればRYT500という認定を受けることができます。
公式サイト

