体を柔らかくするにはまず下半身ストレッチ!やり方とコツを写真で解説!
身体を柔らかくしたければ、下半身のストレッチはマストです!今回は、ストレッチが苦手な人向けに写真付きで下半身ストレッチのやり方をご紹介します。 早速今日のお風呂上がりから始めてください!
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ヨガインストラクター:miwako 大学生の頃にヨガに出会い、心身や生活がより豊かに変化していくのを感じ、ヨガの奥深さに魅了されていく。現在は伝統的な教えや哲学を学びながら、ハタヨガとヴィンヤサヨガの練習を続けている。実践から得られる気付きを大切にし、その学びや恩恵を伝えている。 |
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「ストレッチ(stretch)」とは、「引き伸ばす」という意味を持ち、この動きが、あなたの身体にかなりの変化を及ぼします。「引っぱる」と考えるて無理にぎゅーぎゅー伸ばしてしまう方がいらっしゃいますが、無理に伸ばす運動は「ストレッチ」とはいいません。ゆっくりと呼吸をしながら、ご自身の身体の変化を意識してじっくり伸ばしていくのです。
なぜ下半身のストレッチが必要なのか
筋肉は定期的に伸ばさないと、正常に緩むことができなくなっていきます。筋肉は、「収縮」という動きと「弛緩(たるむ)」という動きは得意なのですが、「伸びる」という動きを自分ですることはできません。そして、縮んだりたるんだりしている筋肉は、伸ばさないとゆがんだ形で柔軟性を失ってしまうのです!
柔軟性が失われると、血の巡りが悪くなり、身体は歪んでいきます。歪みは万病のもとです。
上半身でいえば、肩回りのストレッチを行わない方は、肩こりや頭痛の症状に見舞われやすいです。では、下半身はどうでしょうか?実は下半身の筋肉や関節がストレッチされていない人は、下半身に何か症状が出るのではなく、骨盤が歪み、上半身のバランスが悪くなるのです。また巡りが悪くなるので、痩せにくい身体になってしまいます。
美容の面から考えても、健康の面から考えても、下半身のストレッチは習慣にしていきたいですね。
立って前屈ストレッチ
足のうしろを伸ばすストレッチです。足全体のうしろ側がすべて引き伸ばされるため、はじめは突っ張って痛い!と感じるかもしれませんが、痛いのは硬くなっている証拠!ゆっくり時間をかけて柔らかくしていきましょう。
1、気をつけの姿勢になったら上体を前に倒し、手を床につく。足と足の間隔は、肩幅もしくは肩幅よりもやや狭めに。
手が床につかない時は、自分ができうる最も低いところで手を下に垂らす。
2、そのままの姿勢をキープ。
3、ゆっくりと呼吸をしながら30秒。反動をつけずに、ゆるゆると深く下に沈んでいくイメージをしながら身体を下げていく。手が床についている場合は、おへそや頭をできうるかぎり膝や足に近づけていく。
4、ゆっくりともとの気をつけに戻る。
ポイント
足のうしろ面が引き伸ばされていくのを実感できるようにすること。他の部分が痛む場合はストレッチを中断して、姿勢をかえたり強度をゆるめたりしましょう。写真のように床に手がつかなくても、毎日続けていくうちに、必ず手がつけるようになります。焦らないこと!また、頭をあげる際に立ち眩みなどを起こされる方がいるので、必ずゆっくりと頭をあげてくるようにして下さい。


