筋トレと組み合わせて行おう!効果が上がる腹筋ストレッチ方法
腹筋のストレッチは筋トレと一緒に行うと効果的です。 ここでは、ヨガインストラクターが腹筋の構造についてや正しい腹筋ストレッチ方法を解説いたします。 やり方がわからない方は是非チェックしてくださいね!
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ヨガインストラクター:miwako 大学生の頃にヨガに出会い、心身や生活がより豊かに変化していくのを感じ、ヨガの奥深さに魅了されていく。現在は伝統的な教えや哲学を学びながら、ハタヨガとヴィンヤサヨガの練習を続けている。実践から得られる気付きを大切にし、その学びや恩恵を伝えている。 |
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美しくくびれたウエストは、全人類の憧れ!でも、くびれや引き締めを作るためには腹筋をしなければいけなくて、そしてその腹筋は辛い…と考えている方は多いはず。そんな方に朗報です!実はストレッチするだけでもお腹には刺激が与えられて、くびれていくんです。それに、ストレッチは腹筋ほど辛くなくてむしろ気持ちいいんですよ。ぜひ挑戦してみてください。
お腹周りの筋肉の名称
身体と脳は繋がっているので、お腹周りの筋肉名や位置を知ってしっかり意識しながらストレッチするほうが効果があるといわれています。そこで、ストレッチをはじめる前にまず、お腹周りの筋肉の名前をおおまかにとらえておきましょう。
お腹のまわりの筋肉は大きく3つに分けることができます。一つひとつ確認してみましょう。
腹直筋(ふくちょくきん)
身体を曲げたり伸ばしたりする筋肉です。身体のバランスをキープしたり臓器を正しい位置で保ってその働きを助けるなどの役割もあります。
腹斜筋(ふくしゃきん)
腰を丸めたり身体をひねるときに使う筋肉です。外腹斜筋と内腹斜筋の2つから成り、体幹を回したり横に傾けたりする動きの他、骨盤や内臓を支えたり、体幹を支えたりする役割も持っています。
腹横筋(ふくおうきん)
腹横筋は1番深層の筋肉です。
腹圧をコントロールする呼吸筋の一種で、息を吐くときに働きます。
他の腹筋群とともに、腹式呼吸、くしゃみ、姿勢維持、排便、分娩などを行うときに欠かせないものです。くしゃみをしたときに痛む場所だと考えるとわかりやすいかもしれませんね。
こうしてみるとお腹まわりの筋肉は日常的に使うものばかり!その中でも筋は、重力に対して一定の姿勢を保つために使われる筋肉であるため、ただ立っているだけでも緊張を強いられています。そして、あなたの姿勢によってゆがんだりたるんだり…。それを解消して、ゆがみなく美しいお腹になるために、上のイラストをイメージしながらしっかりストレッチしていきましょうね!
腹直筋ストレッチ
1、正座の姿勢になったら上体を前に倒し、上を向きます。左右の手の間隔は、肩幅もしくは肩幅よりもやや広めに。
2、手の平と膝下を床につけたまま腕に力を入れてゆっくりと上体を浮かせ、写真右のようにお腹全体を伸ばすように弓形の体勢に。
3、そのまま骨盤を床につけて30秒間キープ。
4、手の平と膝下を床につけたまま、ゆっくりと(1)の状態に戻る。これを3回繰り返す。
ポイント
ゆっくり呼吸することと、しっかりお腹を伸ばすことの2つ。腰や肩がつらい人は、手から肘下を床につけたまま行ってみてください


