【初心者向け】EDMのジャンル13種類を代表曲とともに解説!
最近よく聞く”EDM”という音楽ジャンル。「EDMって何?どんなジャンルなの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。 そこで今回は、EDMの有名ジャンル13種類を代表曲とともに解説します!
Tropical House(トロピカルハウス)
その名の通り、南国のようなリゾートを感じさせる曲調が特徴的な「Tropical House(トロピカルハウス)」。ウクレレやサックス、ピアノ、シンセサイザーなどを使った心地よいサウンドが魅力で、解放感があるのに不思議と癒されるジャンルです。
代表曲:Kygo, Imagine Dragons – Born To Be Yours
Tropical Houseといえば、ノルウェー出身のKygoを忘れてはいけません。無名の頃にSoundcloudやYouTubeで公開したEd Sheeran“I See Fire”のリミックスが世界的大ヒットを記録したKygoは、ストリーミング世代の先駆けともいわれています。
代表曲:Sam Feldt – Just To Feel Alive (feat. JRM) [Remix]
オランダのDJ・音楽プロデューサーであるSam Feldtは、メロディアス系から王道トロピカルまで楽曲の幅が広いことが特徴です。
TRAP(トラップ)
2011年頃から北米のクラブシーンを中心に盛り上がりを見せた「TRAP(トラップ)」。アトランタやヒューストンなどのサウスサイドのヒップホップから派生したジャンルで、強烈なベースラインや唸り上げるサイレンやシンセフレーズが特徴的です。
代表曲:Eiffel 65 – Blue (KNY Factory Remix)
イタリアのユーロダンスユニットであるEiffel 65の「Blue」。
DUBSTEP(ダブステップ)
2000年代前後にイギリスで生まれた「DUBSTEP(ダブステップ)」。そこからSkrillexがアレンジした曲を作るようになり、別名”Brostep(ブローステップ)”ともいわれています。太いベース音やリバーブのかかったドラムパターンが特徴的です。
代表曲:Skrillex – Rock n Roll (Will Take You to the Mountain)
2006年以降声帯を痛め、本格的にソロ活動を行うようになったロサンゼルス出身のSkrillex。
Bro Step(ブロステップ)
「Bro Step(ブロステップ)」はダブステップがアメリカに渡り、強めのワブルベースやグリッチ音、強くリバーブのかかったドラムなど攻撃的な印象を付け加えられて派生したジャンルです。高周波のサンプルとシンセサイザーのオシレーターを強調しており、”ギャンギャン”という攻撃的な音が特徴的です。
代表曲:SKRILLEX – Bangarang feat. Sirah
ロサンゼルス出身のSKRILLEXは、2010年代のブロステップムーブメントの象徴的存在です。
代表曲:Rusko – Woo Boost
英国リーズ出身で、ダブ・ステップの新たなスタンダードを築きあげた天才クリエーターRusko。
Twerk(トワーク)
1990年代後半から話題になった「Twerk (トワーク)」は、HIPHOPに新しい風を吹かせたジャンルです。お尻を突き出し、音楽に合わせて腰を激しく動かして踊るダンススタイルの一種でもあります。
代表曲:Diplo – Get It Right (feat. MØ)
アメリカ出身のDJ・プロデューサー・テクノミュージシャンであるDiploは2000年代後半の世界的ダンスムーヴメントにおける最重要プロデューサーの一翼として知られています。彼がこれまで携わった作品は軒並みヒット作となってきました。
代表曲:DJ Snake, Lil Jon – Turn Down for What
パリ出身のDJ Snakeは、Pitbullやレディー・ガガの楽曲をプロデュースしたことでも有名です。
Hardstyle(ハードスタイル)
その名の通り、ハードな印象が強い「Hardstyle(ハードスタイル)」。とうのも、フェスでHardstyleの楽曲がかかると観客は常にジャンプすることになるんです。BPMはおおよそ140~160の四つ打ちで、ハードコアのような重いキックに難解なシンセサイザーによるサンプリングなどが編みこまれます。
代表曲:Chain Reaction Answers (Adaro Remix)
ジャンプしたくなる気持ちが分かる動画をチョイスしました。
Deep House(ディープハウス)
ややゆっくりめのビートが陶酔感を誘う「Deep House(ディープハウス)」。派手な展開を避け、緩やかに展開していく曲構成が特徴です。
代表曲:Ferreck Dawn & Redondo – Love Too Deep (Radio Edit)
BGMにも適したジャンルです。
まとめ
EDMの細かいジャンルについて解説しました。
一度聞いただけでは、その曲がEDMのどの種類に当たるのか分からなくても仕方がありません。何度も聞いているうちに少しずつ理解できてくると思うので、まずはEDMをじゃんじゃん聞くことからスタートです!