コンテンポラリーダンスとは?ダンス経験者がわかりやすく解説

コンテンポラリーダンスについて、ダンス経験者がわかりやすく解説いたします。米津玄師や土屋太鳳、森山未來など、芸能人が取り入れているコンテンポラリーダンスの動画もまとめているのでぜひともご覧ください。

コンテンポラリーダンスは難しいものだと感じている方は多いかもしれません。「なんだかわからないもの」という印象の方も多いでしょう。でも、なんだかわからなくたって良いのです。コンテンポラリーダンスは、「わかるもの」ではなく「感じるもの」。今や最もエモーショナルかもしれないコンテンポラリーダンスをぜひあなたの目で見て、あなたの心を揺さぶってください。

コンテンポラリーダンスとは

コンテンポラリーダンスは、その語義(コンテンポラリー=現代的な)を根拠として「非古典的かつ前衛的で、時代の先端を体現している」という定義づけを行われることが多いのですが、今やその「時代の先端」にヴァリエーションがありすぎて、定義づけがとても難しいという様相を呈しています。ドイツのタンツテアターや日本の暗黒舞踏、ストリートダンス、シルクドソレイユのような現代サーカスまでもを取り入れたダンスや、各国のエスニック・ダンス、武術の型、映像やコンピューターなどの機材をつかった実験的パフォーマンスなどもコンテンポラリーダンスと呼ばれることがあり、もはや、「コンテンポラリーダンス」と名乗っていれば「コンテンポラリーダンス」なのだとしか言いようのない状況です。
ここ最近は、多くの有名バレエカンパニーもコンテンポラリー作品を上演しており、新たな作品を意欲的に作り出しています。バレエ界でも演劇界でも、そして音楽界でも注目を集めているコンテンポラリーダンスは、これからが最もおもしろいかもしれませんね。

コンテンポラリーダンスが使われているミュージックビデオ

Sia–Alive feat. Tao Tsuchiya

土屋さんのコンテンポラリーダンスは、その演技力がふんだんに発揮されていて、まるで映画を見ているようですね。

米津玄師‐LOSER

米津さんの独特の雰囲気が存分に生かされたダンスは、ジャンル分けができないまさしくコンテンポラリーダンス。音楽の雰囲気とぴったりマッチしていますね。

CeBIT 森山未來

幼少からクラシックバレエなど様々なダンス経験をしてこられた森山さんのダンスは、しなやかでエモーショナル。表情も秀逸で美しさを感じます。

ココリコ田中もコンテンポラリーダンス?

12:47からが田中さんのコンテンポラリーダンス(?)です。田中さんがLIFEで演じるタクヤ・シモムラはコンテンポラリーダンサー。感情をダンスにぶつける姿が、おもしろくも妙な迫力があって、ついつい見入ってしまいますね。

プロのコンテンポラリーダンス動画

The Metamorphosis

こちらは、英国ロイヤルバレエ団が取り組んだ意欲作「The Metamorphosis」。フランツ・カフカの「変身」を表現しているので、ストーリー展開が分かりやすく、コンテンポラリーの中では比較的見やすいものかもしれません。虫に変化したザムザの苦悩が、伸びに伸びたつま先や足の指一本一本にまで表現されていて、きっと目が離せなくなってしまうはず。バレエダンサーの身体能力があますことなく生かされています。

Conner Scott’s Contemporary Duet

ストーリー性も舞台装置も何もないコンテンポラリーダンスは、かえって、人の肉体がいかに雄弁かを思い知らせてくれます。静かで穏やかな音楽の中で時に激しく、時に穏やかに動く身体と何かが見えているかのような表情。見入っているうちに終わってしまうので、6分弱がとても短く感じられます。

Remind you

リハーサル風景にすら感動できるのがコンテンポラリーダンスの魅力。華美な衣装やメイク、舞台装置がないからこそ、自分で勝手に様々なストーリーを想像できてしまい、舞台のむこうに全く別のものが見えてくるのです。彼女の視線の先に何が見えているのか、イメージしてしまいませんか?コンテンポラリーダンスとは、見る人の想像力を強く刺激するものだということを痛感させてくれる動画です。

音楽と人の身体が一体化するさまを目撃できるこちらのコンテンポラリーダンスも、ストーリーはありません。そして、ストーリーなんて気にならないほどに滑らかで、音楽と動きを単純に楽しむという見方も、コンテンポラリーダンスにはあるのだということを教えてくれます。

Noism 15th season digest

「わからない」ということを楽しむ教養が求められるNoismの作品は、見る者にも心地よい緊張感を強いるしびれるほどカッコイイ作品ばかり。

こちらではあまり奇抜なものはご紹介していませんが、以下の記事では、あっと驚くもの、驚くけれど心を奪われてしまうものをご紹介しています。でも、何をもって「奇抜」とするかはあなたの心が決めること。ご覧になって決めてみてください。

まとめ

ダンスというのは、カテゴリーや誰かの批評に影響されてみるものではありません。あなたの心がどう感じるかが一番大切。そして、感じることに理由なんて必要ないのです。さまざまなコンテンポラリーダンスをご覧になって、あなたの心が反応するものを見つけてください。一番おススメなのは、生の舞台を観に行ってみること。ダンサーの息遣いを感じると、見えるものがまた変わってきますよ!

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