飛躍的な活躍をみせるバレエダンサー清水健太のプロフィールを紹介!
高さのあるジャンプと、日本人離れしたスタイルで見るものを魅了するバレエダンサー清水健太さんについてご紹介いたします。彼の魅力から、動画までまとめてお届けしますのでぜひご覧ください。
アメリカの女性キャスターが、「英国のジョージ王子がバレエを習い、その楽しさにはまっている」というニュースに嘲笑的であったとして、大きな問題となったことがありましたが、彼女はきっと知らないのです。男性バレエダンサーたちがいかに美しく、いかに紳士的で、そして頭脳明晰なのかを。バレエを習うということは、そんな男性バレエダンサーに近づこうと努力していくということ。そこには一つも笑える部分なんてありません。渦中の女性キャスターは、多くの批判を受け謝罪したそうですが、私は、彼女のような人がいなくなるように、「バレエダンサー」と呼ばれる人々の魅力をご紹介していきたいと思います。
清水健太さんのプロフィール
生年月日:1984年 35才
出身スクール:ソウダバレエスクール
留学先:英国ロイヤル・バレエ学校
憧れのダンサー:マルセロ・ゴメス ヨハン・コボー
こちらは、清水さん憧れのマルセロ・ゴメスがドロテ・ジルベールと踊る動画。清水さんがいくつかのインタビューで述べられているように、サポートする手つきが優しく、女性ダンサーの支え方がとても上手だということがよくわかりますね。一緒に踊っている女性がとにかく心地よさそうなのも印象的です。
こっちはヨハン・コボーが、長らくパートナーとしてともに踊ってきたアリーナ・コジョカルをサポートする自身の視点から撮影した動画。サポートされる女性が、どれほどにコボーを信頼し、コボーとともに踊ることを幸福だと感じているかよくわかりますね。
清水健太さんの経歴
1994年:10歳でバレエをはじめる。ソウダバレエスクールに所属し、宗田静子や原田高博、夏山周久らに師事した。
2000年:16歳でローザンヌ国際バレエ・コンクールに出て、スカラーシップ賞とコンテンポラリー賞を受賞。
2000年~2001年:英国ロイヤル・バレエ学校に留学。在学中にバーミンガム・ロイヤル・バレエ団で『リーズの結婚』に出演。
2002年:札幌で開催されたユース・アメリカ・グランプリで1位を受賞し、ニューヨーク開催の本戦では銀賞を受賞。その年に、マイアミ・シティ・バレエ団に入団。
2004年:ソリストに昇格
2006年:プリンシパル・ソリストに昇格。『ドン・キホーテ』、『コッペリア』、『ジゼル』、『白鳥の湖』、『シンデレラ』などで王子などの主役を踊り、バランシン振付の『テーマとヴァリエーション』などでその踊りの幅を広げた。
2007年:マイアミ・シティ・バレエ団退団。その年の7月に日本のKバレエカンパニーで『ドン・キホーテ』に主演。9月にはジュニア・プリンシパルとして入団し、12月にはプリンシパルに昇格した。また、同じ年にたけしの誰でもピカソに出演し、『ラプソディ』を披露したことで、バレエファン以外の間でも名を知られるように。
清水さんが「憧れ」と述べておられたマルセロ・ゴメスやヨハン・コボーのように柔らかで優しいサポートに魅了された方は多く、この番組をきっかけに「バレエをみるようになった」という方もいたのだとか。
