アース・ウィンド・アンド・ファイアーの名曲20選を紹介!

70年代、80年代を代表する音楽でもお馴染み、アメリカのバンド、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの名曲を20曲ご紹介していきたいと思います。

アース・ウィンド・アンド・ファイアーのプロフィール

アース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire)は、アメリカのバンドで、R&B、ソウル、ファンク、ジャズ、ディスコ、ポップス、ロック、ダンス、ラテン、アフロポップなど、様々な音楽ジャンルをまたぐグループです。

アメリカの有料テレビネットワークVH1は「史上最高のバンドの1つ」と称し、ローリング・ストーン誌は彼らを「 革新的で、正確でありながらも官能的で、計算されていながらも電気を流す」、「ブラック・ポップのサウンドを変えた」と褒めちぎる程の実力・才能を持っています。

メンバーはこれまでに多数おり、入れ替えなどによって違いがあります。創始者であるモーリス・ホワイトは故人となっていて、現在はモーリスの弟であるヴァーディン・ホワイトや、フィリップ・ベイリー、ラルフ・ジョンソン他、長年のメンバーを始めとする複数人のメンバー構成で活動を続けています。

アース・ウィンド・アンド・ファイアーの経歴

アルバムディスコグラフィ

・1971年 『Earth, Wind & Fire』
・1971年 『The Need of Love』
・1972年 『Last Days and Time』
・1973年 『Head to the Sky』
・1974年 『Open Our Eyes』
・1975年 『That’s the Way of the World』
・1976年 『Spirit』
・1977年 『All ‘n All』
・1979年 『I Am』
・1980年 『Faces』
・1981年 『Raise!』
・1983年 『Powerlight』
・1983年 『Electric Universe』
・1987年 『Touch the World』
・1990年 『Heritage』
・1993年 『Millennium』
・1997年 『In the Name of Love』
・2003年 『The Promise』
・2005年 『Illumination』
・2013年 『Now, Then & Forever』
・2014年 『Holiday』

結成と初期の活動

メンフィス出身のモーリス・ホワイトが、1969年にシカゴで”ソルティ・ペッパーズ”というグループを結成しました。後にこのグループを「アース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire)」と改名し、71年にワーナーブラザーズと契約し、アルバム『Earth, Wind & Fire』や『The Need of Love』をリリース。

その後モーリスは、弟のヴァーディン以外のメンバーを一新し、『Last Days and Time』をリリースしました。

初期のヒット曲

74年頃には「Mighty Mighty」や、「Kalimba Story」などのにヒットを出し、75年以降には「Shining Star」、「Reasons」など、70年代を代表する名曲を量産しています。

さらに80年代初頭には、AW&F史上でも一番と言っていいほどの有名ヒット曲「September」や、「Boogie Wonderland」などの名曲も生まれています。

83年には一度活動休止になり、87年に5人組として再結成し、その後90年にはアルバム『Heritage』のリリース。93年にはグラミー賞にノミネートされた「Sunday Morning」や「Spend The Night」を含むアルバム 『Millennium』をリリースするなどの活動を行っています。

2000年代以降の活動

グループは2003年に『The Promise』をリリース。2005年リリースの『Illumination』ではスムースジャズの巨匠ケニーGとのコラボレーションを披露。グラミー賞のベストR&Bアルバム部門にノミネートされる活躍をしています。

その後時間は空きますが、2013年に5年ぶりのアルバム『Now, Then & Forever』をリリース。2016年には創始者であるモーリス・ホワイトがパーキンソン病の影響で、74歳で亡くなっています。

2019年には日本のアーティスト、Little Glee Monsterとのコラボをするなど、近年も音楽活動・ライブ活動は行われています。

7度のグラミー賞受賞

アース・ウィンド・アンド・ファイアーは、これまでに楽曲として6曲。アルバムとして1作品がグラミー賞を受賞しています。

受賞歴

・1975年「Shining Star」Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocals
・1978年「All ‘N All」Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocals
「Runnin’」Best R&B Instrumental Performance
・1979年「Boogie Wonderland」Best R&B Instrumental Performance
「After the Love Has Gone」Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocals
・1982年「Wanna Be With You」Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocals
・2016年『Earth, Wind & Fire』Grammy Lifetime Achievement Award

これら以外にノミネートを合わせると膨大な数の作品があり、音楽界に大きな遺産を残しているバンドだということが分かります。

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