Pファンクという概念を知らしめたファンクバンド「ファンカデリック」を紹介

伝説のファンクバンド、ファンカデリックを紹介いたします。これまでのファンカデリックの歩みを時系列で追いながら、その時々のヒット曲を交えてファンカデリックのプロフィールや経歴をお送りしていきます。

最高傑作『One Nation Under a Groove』のリリースと栄光

1978年には、彼らの最高傑作と呼ばれるアルバム『One Nation Under a Groove』がリリースされます。このアルバムは商業的に最も成功したアルバムでもあり、同時に批判も多かったアルバムと話題性のあった作品と言われています。

多くの音楽誌やメディアの、高評価アルバムリストにリストインしており、ファンカデリック最大のヒットシングルと呼ばれる「One Nation Under a Groove」もこのアルバムに収録されています。

また、エディ・ヘイゼルの秀逸なギター・ソロが収録される「Maggot Brain」もアルバムのリードシングルの一つでした。

R&Bチャートでは6週間もの間トップに立ち続けたこのアルバムは、ファンカデリックとして初のプラチナディスクを獲得した作品でもありました。

さらに1979年にはアルバム『Uncle Jam Wants You』がゴールド認定。名曲「(Not Just) Knee Deep」もチャート1位を獲得しています。

解散とその後

80年代に入るとファンカデリック名義ではアルバム『Connections & Disconnections』や『The Electric Spanking of War Babies』がリリース。

『Connections&Disconnections』はファンカデリックの元メンバーで、オリジナル・パラメンツのファジー・ハスキンズ、カルヴィン・サイモンらが、ジョージの関与が無きところで録音したものとされていて、この頃に権利の問題や、その他の問題によってファンカデリックは一度解散しています。

そんな中でも『Connections & Disconnections』収録の一曲「You’ll Like it Too」は、N.W.Aの曲「Straight Outta Compton」や、Eric B. & Rakimの曲「I Know You Got Soul」など、80年代を代表するヒップホップアーティストのサンプリングソースとして人気を博した後世に残る一曲ともなっています。

また、『The Electric Spanking of War Babies』はダブルディスクの予定のアルバムだったそうですが、ワーナー・ブラザーズの事情でシングルアルバムに。ジョージクリントンのソロアルバム『Computer Games』に収録された大ヒット曲「Atomic Dog」はここに収録される予定だったのだとか。

80年代の半ばにレコーディングされた、当時のファンカデリックのラストアルバムとされた『By Way of the Drum』はレコード会社に却下されたことによってリリースされず、後に2007年にリイシューとしてリリースされました。

ファンカデリックとしては、その後2008年の未発表音源が収録されたコンピレーション『Toys』のリリース。そして2014年の『First Ya Gotta Shake the Gate』が近年のリリース作品となっています。

おわりに

ファンカデリックについてお送りしました。ディスコグラフィも紹介しましたが、数多くの作品がリリースされていますし、数えきれないほどの名曲で溢れていると思います。ご紹介した楽曲はほんの一握りなので、是非ほかにも沢山のファンカデリックやパーラメントの楽曲に触れていって欲しいと思います!

参考

AllMusic Funkadelic Bio
Wikipedia Funkadelic History
TOWER RECORDS ONLINE ハマ・オカモトの自由時間 【第13回】――ファンカデリック
Mikiki 【ハマ・オカモトの自由時間 ~2nd Season~】第11回 ファンカデリック 『Uncle Jam Wants You』 ジョージ・クリントンとの邂逅を経て思うこと

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