ポジティブパワーで人々を魅了するアーティスト「LIZZO」を紹介!
シンガーソングライター/ラッパーのLIZZOを紹介いたします。これだけは聞いておきたいLIZZOのヒット曲5曲を始め、彼女の経歴をたどりながら、アーティストLIZZOについてを解説いたします。
LIZZOの経歴
アルバムディスコグラフィ
・2013年『Lizzobangers』
・2015年『Big Grrrl Small World』
・2019年『Cuz I Love You』
EP
・2015年『Grrrl Prty X Bionik』
・2016年『Coconut Oil』
若いころ
LIZZOはミシガン州デトロイトで生まれ、10歳でテキサス州ヒューストンに移住。
14歳の時には友人たちと”Cornrow Clique”という音楽グループを結成していたそうです。
2006年高校生の頃、フルートとクラシック音楽を学び、2011年に現在の拠点であるミネソタ州ミネアポリスに移住したそうです。
キャリアのスタート
LIZZOは元々3人組の女性ラップ・R&BグループであるThe Chaliceの一人で、2012年にはこのグループでアルバム『We Are the Chalice』をリリースしています。
そして201③年にはソロデビューアルバム『Lizzobangers』をリリース。この作品の影響もあり、Time誌はLIZZOを「2014年に注目すべき14人の音楽アーティストの1人」に選んでいます。
また2014年9月には、あのビッグスターPrinceとバッキングバンド3rdEyeGirlのアルバム『Plectrumelectrum』に収録の曲「BoyTrouble」にフィーチャーされています。
音楽スタイルの確立と商業的な成功
2015年に2ndアルバム『Big Grrrl Small World』をリリース。
そして2016年にアトランティック・レコードと契約。メジャー初となるEP『Coconut Oil』をリリース。作品では身体のポジティブさや自己愛、そういった理想への道のりをテーマにしていて、叙情的にもファンの心を掴んだ一作でした。
また、収録曲であるヒット曲「Good As Hell」は映画『Barbershop』のサントラにも起用され、話題になりました。
こうしてLIZZOは徐々に「ボディポジティブと自己愛の提唱者」となり、多くのリスナーの支持を得て、
2019年には同じくアトランティック・レコードからメジャー初であり、3rdアルバム『Cuz I Love You』をリリースしました。「Juice」や「Tempo」といったヒット曲にも恵まれた本作は、ビルボードホット200で4位。プラチナ認定も受けたアルバムとなりました。
「Truth Hurts」がTikTokでブレイク
LIZZOの楽曲「Truth Hurts」は、動画投稿アプリTikTok上の、DNA検査のインターネットミーム(インターネットを通じて人から人へと、通常は模倣として拡がっていく行動・ネタ)で有名になり、2019年に再ブレイクのような形でチャートに浮上しました。
この再ヒットによってこの曲は、彼女のナンバーワンヒットソングとなり、 リアーナの2012年のヒット曲「Diamonds」以来の、ビルボードホット100のトップに立った、初の黒人ソロ女性R&Bシンガーとして歴史に名を刻んだのだそうです。
フルート演奏としても有名
彼女は幼少期からフルートをはじめ、大人になった今でもその技術に磨きをかけているのだそうです。
その腕前はGlastonbury Festival2019でも披露されています。(2:44~)
おわりに
歌手LIZZOについて紹介しました。
いじめや差別といった問題はどの時代にも人々を傷つけていますが、彼女のようなアーティストがエンターテイメントや音楽でそれをポジティブなものへと変えるパワーを発信してくれていることで、沢山のリスナーが救われているんだなと思いました。
紹介した5曲以外にも沢山の名曲がありますので、是非聴いてみて下さい!