森山開次のプロフィール・経歴を紹介!ダンス動画5選も
2020年7月24日ついに、全公演を休止していた新国立劇場バレエ団の舞台の幕が上がります。 演目は、「竜宮 りゅうぐう」。さまざまな期待を一身に受け、「玉手箱」のようなその作品を生み出した森山開次という天才を、こちらでは詳しくご紹介して参ります。
突然のコロナ禍に、多くの舞台関係者たちが苦しみ、もがき、生き方を模索していた時に、「御伽草子」という古典文学に触れて自分の中の「世界」を深めていたダンサーがいます。
「不要不急」のものだといわれてしまうことに悲しみ、そのことに批判を強めるのではなく、だからこそできることがあるはずだと考えた振付家がいます。
それが森山開次という人です。
ミュージカルの舞台でも活躍し、近年はコンテンポラリー・ダンスを主軸に活動してきた彼は、このたびはじめて「バレエ作品」の演出・振付けを行いました。
そのために彼は、自粛期間中に自分の中の世界を広げ、着実に自身の中にあるものを研ぎ澄ましていたのです。
森山開次のプロフィール
指先やつま先、髪の一本一本にいたるまで芸術的ですね。
出身地:神奈川県
出身校:桜美林大学
血液型:A型
身長:173cm
体重:62kg
所属:オフィスルゥ所属
経歴について
1994年:桜美林大学2年生の時、音楽座ミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』を観て音楽座のオーディションを受ける。それまでダンス経験はなかったがオーディションに合格し、ダンスをはじめる
1996年:音楽座が解散
1998年:NHK教育「うたっておどろんぱ」のWD役に抜擢
1999年:ダンサーとして国内外のカンパニー公演に出演
2001年:『夕鶴』でソロ活動開始
2003年:新国立劇場で『弱法師』に出演
このように、和風を取り入れるスタイルは、森山さんの中でかなり重要な要素のようです。
2004年:新国立劇場で『OKINA』に出演
NHK『からだであそうぼ』に出演(2009年まで)
2005年:白井晃演出のミュージカル『星の王子さま』にへび 役で出演
同年に発表した『KATANA』は、ニューヨーク・タイムズ紙に「驚異のダンサーによる驚くべきダンス」と評され、森山さんの代表作となりました
2008年:『LOVE LETTERS』で坂本美雨さんと共演
2009年:ミュージカル『ダンス・オブ・ヴァンパイア』にヴァンパイアダンサーとして出演
同年、NHKの『課外授業 ようこそ先輩』に出演。
2009年:日本ユニセフ協会「世界手洗いダンス」振付・出演(毎年映像を作成し、現在も参加中)
2010年:第15回「NHKハート展」にイラストで参加
2012年:モスクワ・マールイ劇場小ホールで『石橋+Shakkyou』を上演し好評を得る
2013年:社団法人現代舞踊協会より「江口隆哉賞」を授与される
同年『曼荼羅の宇宙』で芸術選奨新人賞受賞
2014年:『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』に鼠人間の役で出演
2015年:加茂別雷神社第42回式年遷宮公式事業に出演
2017年:ミュージカル「パレード」を振付
2018年:NHK総合「すごいぞにっぽん! 古典芸能・最新形」に出演し、津村禮次郎と「HAGOROMO」を踊る
2019年:全国共同制作オペラ『ドン・ジョヴァンニ』演出・振付
2020年:新国立バレエ団「竜宮 りゅうぐう」を振付
予告を見ているだけでワクワクしますね!
森山開次のダンス作品動画一覧
LIVE BONE 2013
もはや、人間には見えない動きも森山さんならでは。滑らかすぎる四つん這い歩きに目を奪われます。
イセタンメンズ 19年春夏 コンセプトムービー
洋服を纏わずとも美しい人は、何を着ても美しいということが立証されている動画です。森山さんの個性が、個性的な洋服を着れば着るほど際立って「相乗効果」というものを実感してしまいます。なんでも似合いますがやはり「白」と「黒」が強烈に似合うと思ってしまうのは私だけではないでしょう。
ACIDMAN風追い人MV
森山開次という人のすごいところは、あまりあるほどの才能と個性を持ちながらも与えられた世界観の中にしっかりとなじみ溶け込んでしまうところ。このMVはそのことが良くわかる仕上がりとなっています。
Shaguri
指先の動きだけでももはや森山さんだということが分かるほどに、魅せ方が秀逸ですね。
広島という土地に古くから住む精霊を表現したというこちらの映像は、見ていると妙に静かな気持ちになっていきますね。
LIVE BONE 2010 #Re-Birth
あんなに神々しいのに、観る人をクスっとさせてしまうことも、森山さんにはできるんです!
まとめ
まだまだこれからのご活躍が楽しみな森山さんから、目が離せませんね!