若くして来世へ旅立ったラッパー「Juice WRLD」を紹介!

ラッパーJuice WRLDのプロフィールを紹介いたします。経歴、名曲紹介、Juice WRLDのラップスタイルについて、死因について、全米連続1位を成し遂げた死後のアルバム『Legends Never Die』についてなど、幅広くご紹介していきます。

死因について

Juice WRLDの突然の死は、鎮痛剤である、コデインとオキシコドンの偶発的な過剰摂取が原因であったことを、クック郡検視官事務所が明らかにしました。

これについてはクック郡検視官事務所の公式ツイッター上でも「死亡は事故である」と断定するツイートを発表しています。

さらにシカゴ警察は、プライベートジェットを利用していたJuice WRLDが「12月8日にミッドウェイ国際空港に到着した直後に発作を起こした」と発表し、直後に地元の病院へ搬送され、数時間後に亡くなったと報告しているそうです。

捜査官はプライベートジェットの持ち物に禁制品が紛れ込んでいるかを捜査・確認のため空港に待機していたそうです。

AP通信の報道では、

ラッパーがオキシコドン(鎮痛剤であるオピオイド)とコデインを体内に摂取していたという発表は、飛行機を捜索するために空港にいた連邦捜査官が、彼が痙攣状態に陥った後、オピオイド解毒剤ナルカンをパフォーマーに投与したという当初の報道に続くものである。Coroner: Juice WRLD died of accidental drug overdose

と報じていて、「オキシコドンとコデインを体内に摂取していたこと」、「痙攣が起きた後に解毒剤であるオピオイドを投与したこと」は報じられているものの、死因薬物の過剰摂取に至った経緯などはいまいち明らかになっていないのが現状のようです。

死後のリリース作品『Legends Never Die』

彼の死後の作品にして、3枚目のアルバムとなった作品が『Legends Never Die』です。

本作は、2020年7月10日にGrade A ProductionsとInterscope Recordsを通じてリリースされました。

The Weeknd、Trippie Redd、Marshmello、Polo G、The Kid Laroi、Halseyなどのゲストアーティストも参加したこの作品は、米ビルボード・ホット200のトップへと君臨し、2019年の2ndアルバム『Death Race for Love』に続く2作品連続での全米1位となりました。また、イギリスやカナダ、オーストラリアやヨーロッパ各国でもチャート1位を記録しています。

また亡くなった翌月である1月の22日には、家族からのメッセージもTwitterにアップされています。

私たちの心の底から私たちは、Juiceのためにあなたの無制限の崇拝と愛のためにあなた方の一人一人に感謝したいと思います、あなた方はJuiceにとって全世界を意味し、彼の音楽を聴いて、彼のビデオを見て、彼についてのあなた方の話を共有することによって、あなた方は永遠に彼の記憶を生き続けています。私たちは、Juiceの才能、精神、ファンへの愛を称えるために、未発表の音楽や彼が情熱を持って開発していたプロジェクトを共有することを計画しています。シカゴでの公開トリビュートが予定されていますが、詳細は近日中に発表される予定です。XXL

この後に『Legends Never Die』はリリースされましたが、Juice WRLDの楽曲は生前に2000曲は収録されていたとの情報も出回っているため、今後もなにかしらの形でリリースが発表されるかもしれません。

おわりに

Juice WRLDについてご紹介してきました。若いラッパーの死の知らせは悲しいものがあります。

しかし、彼が過去に残した功績は変わるものではないですし、ある側面では彼の叙事詩的なリリックで誰かを救っていた可能性もあると思うので、歴史に名が刻まれ続けて欲しいラッパーだと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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