ELLE

シャネルも認めるバレエ界の異端児「飯島望未」とは!?

透き通るような美しさに、鍛え上げられた長い手足が唯一無二の存在感を示す飯島望未さん。シャネルのビューティーアンバサダーにも選ばれる彼女の魅力について紹介していきます。

ハイブランドとして世界で人気を誇るシャネルの創設者「ココ・シャネル」は1913年からバレエをファッションでありアートであると考えました。そのシャネルの想いは今にも受け継がれ、パリ・オペラ座に衣装提供したりバレエダンサーをモデルに起用したりしています。そんなシャネルが認めた飯島望未さんとはいったいどんな人なのでしょうか?
今回はそんな彼女について紹介してきたいと思います。

飯島望未さんのプロフィール

生年月日:1991年8月6日(29歳)
出身地:大阪府
身長:163cm
所属:ヒューストンバレエ団プリンシパル
趣味:映画
四人兄弟

お顔が小さくて手足が長いので、170センチ以上も身長があるように見えてしまいますね!

飯島望未さんの経歴

1997年:6歳の時にソウダバレエスクールでバレエをはじめる
2005年:ユース・アメリカ・グランプリに13歳で入賞

美しいながらも、かわいらしさもある姿ですね。スタイルの良さはこのころすでにもう際立っています。

2007年:15歳の時に単身で渡米。ヒューストンバレエアカデミーで学ぶ
2008年:ヒューストンバレエ団に16歳で入団。最年少契約として話題になる
2014年:23歳でヒューストンバレエ団のソリストに
2015年:ヒューストンバレエ団退団
2016年:スイスのチューリッヒバレエ団に入団
2017年:チューリッヒバレエ団退団/「シャネル N°5 ロー」グローバルプロジェクトに参加
2018年:27歳でヒューストンバレエ団に再入団/シャネルのウォッチコレクション「コードココ」のアンバサダーに

2019年:28歳でヒューストンバレエ団のプリンシパルに昇格/シャネルのビューティーアンバサダーに

グランフロント大阪のCMに登場し、話題をさらったのもこの頃です。

飯島望未さんが「バレエ界の異端児」と呼ばれる理由

昨年ヒューストンバレエ団では、日本人として三人目のプリンシパルに昇格された飯島さんはそのはっきりとした言動と前衛的で意志を感じさせるファッションから「異端児だ」と評されることがあります。
「オフの時は全くバレエのことを考えない」と断言する姿や、「バレエ界は閉鎖的だ」とはっきり述べてしまうところを「異端児」としているのかもしれませんが、かつて同じように「異端児」や「反逆児」と呼ばれたセルゲイ・ポルーニンがそうであったように、彼女には「正統とは何なのか?」と考えさせてしまうほどに強い光を放っています。
川端康成や安部公房などに傾倒し、イラストはプロ級の腕前だと言われる彼女は、「バレエ」を通して「バレエ」以外のもしくは「バレエ」以上の何かを発信していける人なのではないでしょうか。

飯島望未さんの魅力をバレエ経験者が解説

いくつかのインタビューで「踊ることが楽しい」と思ったことはないと答えられることの多い飯島さんのバレエは浮ついたところのない、ち密に鍛えられ作り上げられた美しさを持ちます。「上手になりたい」「もっともっと新しい表現を身につけたい」と常に考えている彼女が、ヒューストンバレエ団を一時退団し、スイスのチューリッヒバレエ団に入団したのもその強い向上心があるからでした。
彼女の踊るバレエのキャラクター達には、必ず「意志」が宿ります。
オーロラ姫も金平糖の精も、彼女が踊ると、「キラキラしたハッピーなプリンセス」ではなく「自己を確立し自らの手で幸せを作り上げてきた輝く女性」に見えるのです。

そして、そんな踊り方ができる人は飯島さんしかいません。
彼女が多くのフォトグラファーやスタイリスト、デザイナーたちに求められるのも、彼女に強い「意志」を感じるからでしょう。どんなに前衛的で個性的な洋服を見に纏っても、飯島さんは飯島さんです。

不可侵の魅力が彼女を輝かせ、見る者を魅了するのです。

どの写真も、しばらく見つめてしまって、時間が経つのを忘れますね。

飯島望未さんの魅力が伝わる厳選動画

George Balanchineの作品

飯島さんのバレエを語る上で欠かすことのできない彼女の動きの魅力は、「一度止まったところから更にぐっと伸びていくところ」です。まるで時空がゆがんだかのように、美しいポーズを更に美しいものへと変えていくプロセスを、音楽から全く外れることなく、こんなにも魅力的に見せられる人はなかなかいないのです。

ジゼル

この浮遊感もまた、彼女の魅力!リフトされて(男性に持ち上げられて)いるのですが、彼女自身が浮かび上がっているように見えますね!精霊となったジゼルにふさわしい美しさと、決意に満ちた悲愴感は、見る者を一気に「ジゼル」の世界へと連れて行ってくれます。

ロミオとジュリエット

純真無垢で初めての恋に幸せを噛みしめるジュリエットは、飯島さんが踊ると、その純真な透明感を抱いたまま、どこかでこの先の悲劇を予見しているように見えます。悲劇を予見していてもなお、ロミオを愛そうという「意志」が感じられるのが、飯島さんのジュリエット…ではないでしょうか。

まとめ

多才な飯島さんは、コロナ禍においても発信を続け日々レッスンをしながら読書や映画鑑賞にいそしんでいらっしゃいました。しばらくの自粛期間も彼女にとっては「蓄える」時間だったようです。ダンサーとしてだけではなく、何かを表現することに長けている彼女の今後から目が離せませんね!

関連記事