バレエ教室

【初心者向け】バレエタイツの選び方や種類をバレエ経験者が解説!

バレエのピンクタイツにはバレエを美しく見せる効果があります。今回はそんなバレエタイツの選び方から種類、オススメ商品までまとめてご紹介します!

バレエをはじめた方にとって、ちょっとハードルが高いのがバレエの時に履くピンクタイツ、通称「ピンタイ」。
レッスン時は上にレギンスを履いたり黒いタイツを履いても許可して下さるお教室が多いですが、発表会などでお衣装を着るとなると、どうしても「ピンタイ」は避けられません。どうしてバレエはピンクタイツを履くのでしょう。

バレエタイツとは

いわゆる女性が防寒やおしゃれのために履くタイツとはまた別物で、基本的に肌を美しく見せ舞台上ではえさせる効果をもっているのがバレエタイツです。コンテンポラリーダンスやモダンバレエは履かなくてよい場合もありますが、クラシックバレエは舞台に立つ際は必ず履くものと決まっています。

肌にかなり近く、柔らかで薄い生地が素材となっており筋肉の動きがしっかり確認できるというメリットもあります。
また、ピンクだからこそポワントやバレエシューズとの色なじみが良いのだとか。
「ピンク」と考えると抵抗があるかもしれませんが「肌をはえさせる肌色に近いピンク」と考えると取り入れやすいかもしれませんね。また、メーカーによっては「ピンク」にもかなり多くのヴァリエーションを持たせているのでご自身の肌になじむものや、抵抗なく履けそうなものを選んでみましょう。

バレエタイツの種類

フータータイプ

どこにも穴の開いていない、足全体を覆うタイプのバレエタイツを「フータータイツ」と呼びます。お子様や、ポワントを履かない方はこちらのタイツがおススメです。もっともスタンダードなバレエタイツだといえるでしょう。

コンバーチブルタイプ

タイツの足裏部分に穴が開いているのが、コンバーチブルタイプのタイツです。
写真をよくご覧ください。足の裏部分に丸く穴があいていますね。
ポワントを履く方は足の指にポワントパッドなどを装着してからポワントを履くので一度裸足になってしまえる方がいいのですが、いちいちタイツを脱ぐわけにはいきません。つま先にマメや血マメができていると、絆創膏やテーピングでのケアが必要にもんるので、そんなとき、この穴あきタイツなら裏に空いた穴から足を出してポワントパッドなどを装着して、また穴の中から足を入れてしまえばいいのです。基本的にはポワントを履く方向けのタイツにですが、お教室によっては穴から足先を出して、指先の動きを確認する場合に着用することもあります。

7分丈、5分丈

丈がやや短くなっているタイプのタイツなら、素足でシューズを履くことができるため、シューズ内で足裏の感覚をつかめると好んで履くダンサーが多いようです。ポワントを履くときもタイツの着脱の心配はいりません。靴の中で足が滑らないというメリットもありますが、ちょっと匂いが心配になりますね。

バレエタイツの選び方

海外では、レオタードの上にタイツを履いて足を長く見せる上の写真のようなスタイルをとるダンサーがたくさんいます。タイツに抵抗を持つのではなく、レオタードに合わせてカラーを選んでみたり最近流行中の「サポートタイプ」や「疲れを和らげる磁気治療タイプ」なんかを選んでみてもよいでしょう。
すぐに一つに決めてしまわず、いろいろ試してみることがおススメです。
上記でご説明したように、丈や形状はお教室の指定や自分がどのシューズを履くかなどが決め手となります。
どうしてもピンクは履けないという方のために黒タイツもあるので、そちらを選んでもいいかもしれませんね。

おすすめのバレエタイツ10選

チャコット ベロネーゼタイツ


THE定番のバレエタイツ。日本のバレエ用品メーカーとして知らない人のいないチャコット製品は、縫製がかなり丁寧で高品質なため、週3回レッスンする方が一年間履きつづけても破れずキレイでまだまだ使える状態だったという話を聞いたことがあります。そう考えるとかなりコスパの良い製品ですね!

サンシャ バレエタイツ


かなりベーシックな穴あきタイツ。マイクロファイバーを使用しているので肌触りが良くて履き心地にはまる人もいます。

ミニヨン 着圧タイツ


オーディション経験者が考案した着圧効果のあるバレエタイツ。足が細く見えるだけでなく、足が疲れにくいという効果も得られます。

グリシコ タイツ


ロシアのバレエ教室で愛用されている本格派バレエタイツは、脚の筋肉がしっかり見えて美しいだけでなく、滑らかでストレッチ性が高いのでかなり動きやすいです。

BodyWrappers ボディラッパーズ バレエタイツ


ボストンバレエスクールのオフィシャルタイツとなっているこちらは、カラー展開が豊富なこととややゆとりのあるつくりとなっており、ピッタリ張り付く感じが苦手な方におススメです。

Capezio カペジオ ウルトラソフト・トランシジョン・タイツ


カペジオの独自技術によって透け感が少なくやや厚みのある仕上がりとなっているこちらのタイツなら、海外ダンサーたちのようにレオタードの上に履いてもあまり抵抗を感じないという方が多いです。さらっとしてなめらかな肌ざわりながら、着圧効果もあります。

チャコット ダンステクノロジータイツ

新機能繊維[IOCA-C21(R)]を採用したこちらのハイテクタイツは、可動域・バランス感覚の向上、ウォームアップ効果など、もっと使える身体を目指すレッスンをサポートするタイツ。効果を実感する方がかなり多く、リピーターが後を絶たないのだとか。

シルビア ドライクールタイツ

暑いからピンクでなくてもタイツを履きたくない!という方におススメなのがこちらのハイテクタイツ。冷感接触素材でできている上に速乾性があるので、汗をかいても不快感なくレッスンを続けられます。

ファイテン バレエタイツ

こちらもハイテクタイツ!筋肉疲労を和らげるテーピングなどで有名なファイテンが開発したアクアチタンタイツは、着用アクアチタンの効果で疲れにくくなったり、筋肉がリラックスするので関節の可動域が広くなるんですって!

ドゥッシュドゥッスゥ テラクォーツタイツ

「テラヘルツ波」が発生する人工鉱石を加工したハイテクバレエタイツであるこちらは、波長の大きいヘラテルツ派が筋肉の深くまで届いて振動させるので、足が疲れにくく冷えにくいという効果を得られます。関節の可動域が上がった方もいらっしゃるようですよ。

まとめ

お気に入りのタイツが見つかりましたか?人によって感じ方は違うと思うので、いろいろ履き比べてみてくださいね。

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