26歳という若さでの急逝 伝説のラッパー「マック・ミラー」を紹介

ラッパー/プロデューサーのマック・ミラーを紹介します。プロフィール、ディスコグラフィ、マックミラー名曲紹介、死因について、死後のアルバムや最近リリースされたデラックス版のミックステープの紹介まで、幅広くお送りいたします。

ピッツバーグ出身。アリアナグランデとのコラボ曲などでも有名で、ラッパーとしてだけでなく、プロデューサーもその手腕を発揮した人物「マック・ミラー」。

今回はそんなマック・ミラーについてを紹介していきたいと思います!

マック・ミラーのプロフィール

マック・ミラー(Mac Miller)は、本名マルコム・ジェームズ・マコーミック(Malcolm James McCormick)。1992年1月19日生まれ(2018年9月7日没)。ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のラッパー/プロデューサーです。

2010年のミックステープ『K.I.D.S.』、2011年のミックステープ『Best Day Ever』はブレイクし、同年2011年にはデビュー・スタジオ・アルバム『Blue Slide Park』をリリース。

2013年に自身のレーベル「REMEMBER MUSIC」を設立し、2014年にメジャー・レーベルのワーナー・ブラザース・レコードと契約。

その後2016年にアルバム『The Divine Feminine』。そして2018年には、後にグラミー賞の「最優秀ラップ・アルバム賞」にノミネートされることとなるアルバム『Swimming』がリリースされました。

しかしその一か月後、薬物によって26歳という若さでこの世を去ってしまいます。アルバム『Circles』は、プロデューサーのジョン・ブリオンによって完成に至り、死後初のアルバムとしてリリース。全米チャートでは3位を記録しました。

ディスコグラフィー

ミックステープ

・2007年『But My Mackin’ Ain’t Easy』
・2008年『How High』
・2009年『The Jukebox: Prelude to Class Clown』
・2009年『The High Life』
・2010年『K.I.D.S.』
・2011年『Best Day Ever』
・2011年『I Love Life, Thank You』
・2012年『Macadelic』
・2013年『Run-On Sentences: Vol. 1』
・2013年『Stolen Youth』
・2013年『Delusional Thomas』
・2014年『Faces』
・2015年『Run-On Sentences: Vol. 2』

アルバム

・2011年『Blue Slide Park』
・2013年『Watching Movies with the Sound Off』
・2015年『GO:OD AM』
・2016年『The Divine Feminine』
・2018年『Swimming』
・2020年『Circles』

マックミラーの名曲

Self Care

2018年リリース。アルバム『Swimming』に収録。アルバムからの2枚目のシングルとしてリリースされた曲で、全米でプラチナ認定を受けた一曲。「9月に堕ちる」、「もっと下へ」といった死を予言したかのようなリリックも話題になり、ミュージックビデオも2億を超える視聴がされている有名な曲です。

Weekend (Feat. Miguel)

2016年リリース。アルバム『GO:OD AM』に収録。ロサンゼルス出身のR&BシンガーMiguelをフィーチャーしたこの曲は、週末の良さが語られた曲で、ミゲルのコーラスが良い味を出している一曲です。

Best Day Ever

2011年リリース。ミックステープ『Best Day Ever』に収録。作品の幕開け・タイトルトラックともなっている曲で、シュガーヒル・ギャングの名曲「Rapper’s Delight」を歌っている幼きマックミラーが映るMVも印象深いです。

Donald Trump

2011年リリース。ミックステープ『Best Day Ever』に収録。ミックステープ『Best Day Ever』からの唯一のシングル曲であり、曲名の如く、この曲はアメリカ元大統領ドナルド・トランプについて言及した一曲です。

My Favorite Part

2016年リリース。アルバム『The Divine Feminine』に収録。歌手のアリアナ・グランデをフィーチャーした一曲。この二人のコラボは2013年のアリアナ・グランデのシングル「The Way」、2016年のシングル「Into You」に続く、三度目のコラボ楽曲なのだそうです。

Good News

2020年リリース。アルバム『Circles』に収録。アルバムからのリード・シングルとして彼の死後にリリースされた曲で、マックミラーとジョン・ブリオンが作詞&プロデュースをした一曲です。全米ビルボード・ホット100で17位にもなった曲です。

次ページではマック・ミラーの死因についてや、死後リリースされたアルバム『Circles』についてなどをご紹介いたします。

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